作品一覧

  • ワタシゴト 14歳のひろしま

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    朝日小学生新聞で知った本です。

    戦争が終わった日から約80年経ちました。
    たった80年。
    戦争のない、平和な時代に産まれてきたことは奇跡としか言いようがないですね。
    その時代に生きていた人も、日常の中に楽しみや期待、幸せ、大笑いするようなこと、当たり前のように思えますが、あったんだろなあと考えたら胸が苦しくなりました。
    ある日突然、この平和で、当たり前の日常がなくなったら?
    隣にいるはずの大切な人がいなくなったら?

    わたしたちは人生に“もっともっと!”と求めすぎたり人と比べて落ち込んだり。
    勝手に頑張りすぎたり悩みすぎたり。
    本当は生きているだけで大したものなのに。
    生きているだけでありが

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    2024年09月08日
  • ワタシゴト 14歳のひろしま

    Posted by ブクログ

    2024/08/21
    六年の教科書教材と同じ筆者の作品なので手に取る。
    中学生が、被曝について学び、資料館で実物をみるといった過程をさまざまな中学生の目線から読んでいく。
    大切に作られた弁当が、誰かのために作られた服が、それを喜んだ相手がいたことを、想像してほしい。覚えていてほしい。そういったメッセージがこめられている。

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    2024年08月21日
  • あなたがいたところ ワタシゴト 14歳のひろしま・2

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    また新しい気づきを私に示してくれた一冊。
    広島市内には仕事で何度か訪れてはいるけれど、この本と出会って街並みを見る目が確実に変わったと思う。

    前作は被爆した街に遺った「モノ」、すなわち遺品を通してその時に確かに生きていた方達と、今時の中学生(と書くといかにも説教臭いかもだけど)が心の交流を経て何かを感じ取ることで気持ちに変化が訪れる、という内容であった。

    続編であるこの『2』は「トコロ」、場所に遺る人々の意志や願いを生徒だけでなく教師も受け取る描写があり、子ども・大人関係なく気づきを得るという話4篇が収められている。

    個人的には前作よりもシビアというか、優しい語り口ながら鋭く『ひろしま』

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    2024年08月11日
  • ワタシゴト 14歳のひろしま

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    やっと読みましたよ!

    これはブク友のたださんのレビューを拝見してからずっと読まなければ、と思いつつ中々書店で見かけなくて、注文すれば良かっただけなんだけど、運命の出会いを求めるあまり手に入れるまでにえらい時間が掛かってしまった色々思い入れがある一作。しかも買えたのは広島市内の書店で。うれしい。

    「この五つの物語の主人公は、あなたかもしれない。」というオビの落合恵子先生のコメントや、タイトル『ワタシゴト』に込められた意味「物語の題名『ワタシゴト』は、「記憶を手渡すこと=渡し事」と「他人のことではない、私のこと=私事」を意味する、作者の造語です。」(p126 付記より)にある通り、この本に収め

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    2024年07月11日
  • あしたは晴れた空の下で ぼくたちのチェルノブイリ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    この本は『ブタのお腹に手を入れるシーン』が教科書にあった事が印象的で調べてタイトルを見つけた。
    ネットで調べると、教科書掲載の時期は短かい。その短期間に出会えてよかった。ブタの『お腹』だと思っていたけど、読み直すと『背中』でした。細部の記憶は曖昧。

    副題に『ぼくたちのチェルノブイリ』とあるように、中身はチェルノブイリ原発事故の話。教科書に掲載されてたシーンにそんなのあったかなと思ったけど、掲載シーンは事故がまだ起きていないシーンでした。

    あらすじ
    ドイツに住む日本人『トオル』(日本で言えば小学六年生)が主人公。
    物語は、ママが旅行に行くところから始まる。残されたパパの料理の腕は期待外れでト

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    2024年03月10日

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