中澤晶子のレビュー一覧

  • あしたは晴れた空の下で ぼくたちのチェルノブイリ
    この本は『ブタのお腹に手を入れるシーン』が教科書にあった事が印象的で調べてタイトルを見つけた。
    ネットで調べると、教科書掲載の時期は短かい。その短期間に出会えてよかった。ブタの『お腹』だと思っていたけど、読み直すと『背中』でした。細部の記憶は曖昧。

    副題に『ぼくたちのチェルノブイリ』とあるように、...続きを読む
  • ワタシゴト 14歳のひろしま
    広島へ修学旅行に行く中学生5人の物語

    それぞれが今悩みを抱えてる中
    広島の原爆資料館を見学し思うことが書かれて
    自分と同い年くらいの子が経験したことなどを知っていく

    それぞれの章で
    お弁当
    ワンピース


    ごめんなさい
    について、書かれてる

    児童書で読みやすいが大人も読んでいいと思う。
  • あなたがいたところ ワタシゴト 14歳のひろしま・2
    広島の原爆ドームに行ったことがないのですが、この本を通して行きたいと思いました。
    児童書なだけあって、読みやすいし説明もあり分かりやすいです。

    この本を読んで、広島にはまだ聞いたこともない戦争の跡があることを知りました。
  • ワタシゴト 14歳のひろしま
    1985年から2019年までに、原爆資料館(広島平和記念資料館)を見学した、修学旅行生は、およそ1352万人だそうです。

    その1352万人という、莫大な数の、かつての中学生たちは、その時、どのような思いを抱いたのでしょうか?

    本書で描かれるのは、修学旅行を通して、多感な中学生それぞれが感じた、「...続きを読む
  • ワタシゴト 14歳のひろしま
    ズシッと何か重たい物が心に残りました。
    今を生きる10代が、修学旅行で遭遇した過去の現実をどう受け止めるか。被曝で亡くなった人の出来なかった日常を想像すると・・・。

    読んだ若い世代に何か伝わる事を願いたい。
  • あなたがいたところ ワタシゴト 14歳のひろしま・2
    広島の平和記念公園を見学した生徒が自分と関わりの深い物と記念館にあった物とをオーバーラップさせ、当時を想う前著の次巻。この本では、生徒や先生がその場所に立つ事で想いを馳せている。

    1章はあまり長くなく、読みやすいので両方読みたい。小学校中学年でもよめそうだが、歴史を知ってから読んだ方が良いかと思い...続きを読む
  • ワタシゴト 14歳のひろしま
    広島平和記念資料館に展示されている様々な物。その1つ1つに焦点をあてた短編集の作りになっている。中学生の事前学習で調べたことと自分の体験やこだわりの物がオーバーラップして自分ごとと捉え、被災者を想う物語。次巻の「あなたがいたところ」は、場所に焦点をあて、同じように自分ごととして捉える物語となっている...続きを読む
  • ジグソーステーション
    小学生の頃読んで面白かった本。大人になった今でも不思議な世界観が印象に残っています。
    東京駅構内を散策したくなります。
  • あなたがいたところ ワタシゴト 14歳のひろしま・2
    児童文学から戦争を知るのもいいなあと思いました。私は、原爆ドームしか見たことがなく、この本を読んで、他にも被曝建物があることを知りました。

    高校の修学旅行で、初めて原爆ドームを見た衝撃は今でも忘れることはありません。
    筆者の後書きにもありますが、「場の持つ力」というのは本当にすごいです。

    作者の...続きを読む
  • あしたは晴れた空の下で ぼくたちのチェルノブイリ
    まさに、チェルノブイリと同じことが(それ以上のことが)
    日本でおこってしまった。

    この本は、3.11の震災後に再版されたもの。

    チェルノブイリ事故の放射線物質漏れは3日で止まったけれど
    日本は今も、出続けている。

    見て見ないふりをして
    勉強もせず、メディアや行政や国を信じ、
    与えられるだけの情...続きを読む
  • 3+6の夏 ひろしま、あの子はだあれ
    うーん。題材の扱い方はそう悪くないと思うんだけど、文章が良くない。
    視点がめちゃくちゃフラフラするから、誰が何をやって、何をしゃべって、どう思ってるのか、とてもわかりにくい。感覚で文を書いているのではないかな。
    こういう文は児童文学には向かないと思うのは私だけかしら。
  • あしたは晴れた空の下で ぼくたちのチェルノブイリ
    チェルノブイリ原発事故の影響を、ドイツ在住の日本人一家の目を通して描く。昨年のフクシマ原発の放射能漏れを受けて新たに発行された。
  • あしたは晴れた空の下で ぼくたちのチェルノブイリ
     「豊かさ」「便利さ」が当たり前の日常生活。事故が起きると、
    人はあーでもないこーでもないと騒ぎ立てる。
     そして記憶が薄れ、いつしか忘れる。
     福島原発事故は、その繰り返しであってはいけない。どこかで区切りをつけないと大変ことになる「警告」ではなかろうか?
     せめて記憶に留める努力をしようと思った...続きを読む