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  • 天才数学者、ラスベガスとウォール街を制す(下)―――偶然を支配した男のギャンブルと投資の戦略

    Posted by ブクログ

    「マーケットは効率的だ,それを出し抜く隙はない」
    「賭博場では参加者は胴元に必ず負けるようになっている」

    定説に対して,本当か?と疑問を抱き,
    考える力という己の武器を駆使して相手に正面から(相手の土俵,つまり相手のルールに従った上で)相手を打ち破る.
    そして,この資本主義社会において間違いなく成功と言われる経済的自由を掴みとる.

    惚れ惚れする,ナシームニコラスタレブに並ぶ自分の中のヒーロー.

    リターンを追い求めるためにリスクはとるもの,その上で以下にそのリスクを最小化するか.筆者は卓越した思考力で数理ファイナンスを当時誰よりも先駆けたことで市場から途方もないお金を取っていった.
    ルールに沿った上で皆を出し抜くには,自分しか持っていない重要な情報をいち早く掴んでポジションを取るか,公開されている情報で誰も到達していない洞察を得るしかない.
    それをつかめない以上(地震と根拠を持ってそれが説明できないのであれば)偶然を除き,平均に勝つことはできない.
    株式市場であれば,アクティブ運用をするということはそういうこと
    インデックス運用を支持することと、市場公立仮説を信じることはまた別。自分をはじめとして、市場や投資対象に無知であるが故に効率的に見えるのかもしれない。
    (非合理的な投資家と、その非合理性をとって裁定取引により利鞘を稼ぎ、それにより商品価格も適正になる。この時、市場には最低取引が可能な非効率的な状態があり非合理的な投資家と非合理的な価格が確実に存在している )

    ・新車は買った瞬間、車庫を出た途端に価値が何割か下がる
    ・年次で貸借対照表を作って、資産推移を振り返る
    ・P164の市場観はnote。


    自分がやっているマーケットへの参加方法(個別株投資,投資信託購入)は真似事にすらなっていない,危険な火遊び.
    売買のテクニックや銘柄選びではなく,リスク管理方法から見つめ直した方がいいかもしれない...
    2020/02/25,ちょうど米国株は大幅な調整が入っている様子...)

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    2020年02月25日
  • 天才数学者、ラスベガスとウォール街を制す(上)―――偶然を支配した男のギャンブルと投資の戦略

    Posted by ブクログ

    数理的な手法で,不確実性とリスクテイクに立ち向かい,勝利をつかんだ男の物語.
    ↓
    持ち前の能力(”考える力”)と知的好奇心で,現実の難題に立ち向かい,資本主義ゲームの上がりにまで至った人,

    己の知力と試行錯誤,そしてリスクテイクを積み重ねて資本主義世界での勝利(お金を稼ぐ)を成し遂げたことには素直に憧れる.

    ・前例,慣例に抑圧されない⇨ブラックジャックには勝てない.

    ・法的であることと、倫理的であることはちがう。

    ・何かを為すには武器が不可欠。武器なくしての大成は物言わぬ死体が背後に積み上がったラッキーでしかない。ソープは数学力(というか知的好奇心ととことんエネルギーを注げる情熱,能力)
    ⇨自分は...? 目先の金をどう増やすか悩み,運ゲーで消費するのではなく今は刃を研ぐとき.


    オッカムの剃刀:何かの説明に設ける仮定は,シンプルな方が良い.

    下巻も楽しみだ.

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    2020年02月11日
  • 天才数学者、ラスベガスとウォール街を制す(上)―――偶然を支配した男のギャンブルと投資の戦略

    Posted by ブクログ

     これが世にいうGIFTEDというものなのだろう。生まれた家庭はあまり裕福ではなかったようだが、高い知的な能力と、それを存分に必要とする膨大な知的な好奇心を指針として、エドワード・ソープは大成功を収めていく。

     ギャンブルにせよ、株式市場のデリバティブにせよ、過去の例を踏まえたうえで自身の頭で考えきり今まで人が到達しえなかったアプローチへと辿り着く。そのプロセスが行われるのは自分が他から抜きんでた能力を持ち、誰よりもうまくやれるという自信が根底にあるからだろう。

    誰しもがこれほどの能力と運に恵まれて生まれるわけではないが、自信と能力を指針として人生を切り拓いていく生き方にはぜひ近づきたい。

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    2019年09月03日
  • 天才数学者、ラスベガスとウォール街を制す(上)―――偶然を支配した男のギャンブルと投資の戦略

    Posted by ブクログ

    シャノンやブラックとショールズなど教科書に登場する人物が、ノンフィクション小説の登場人物なのが面白い。シャノンの電子部品にあふれた当時の作業場はぜひ見てみたい。奥様が非常に素晴らしく、そして才女であり、また夫婦仲がとても良いのがよく伝わる。
    翻訳本特有の読みにくさは確かにあるが、ストーリーの面白さがそれを補って余りある。下巻も楽しみだ。

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    2025年07月19日
  • 天才数学者、ラスベガスとウォール街を制す(下)―――偶然を支配した男のギャンブルと投資の戦略

    Posted by ブクログ

    下巻は自分の能力(勿論、優れた人物との出会いという縁もあるが)で、富をつかんだが、当局から難癖によりヘッジファンドを畳まざるを得なかったことから始まっているが、検事がジュリアーニ元ニューヨーク市長だったのが、興味深い。元トランプ側近として訴追されているが、当時のエピソードから首肯させられた。そういった経緯からエスタブリッシュメントに批判的な件が大きな割合を占めるが、後半では一般の投資家へのアドバイスも述べられている。特に目新しいことはないが、この人が書くと説得力が違う。

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    2024年06月15日

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