作品一覧

  • アップルと月の光とテイラーの選択
    3.0
    1巻1,782円 (税込)
    「心に神様がいる」少女が紡ぐ壮大な物語!  父親を交通事故で亡くした15歳の少女テイラー。その死はスキャンダラスに報じられ、母親は精神バランスを崩してしまう。心に壁を作ったテイラーは母と二人で孤独に暮らしていたが、ある日強盗に襲われ危篤状態に。病室に現れた精霊ジョイに導かれ、彼女は二つの人生を生きどちらかを選択することを迫られる。ひとつは意識を戻し後遺症を抱えて生きる人生。もうひとつは別人に転生し地球最後の日を見届ける人生。それぞれの人生で様々な出会いと学びを得たテイラーの選択とは?そして父の死の真実とは? 生命と宇宙、神と人間、愛と孤独……審査員に「心に神様のいる人」と言わしめた、「12歳の文学賞」大賞受賞者。恐るべき16歳が紡ぐ、「文学」の枠を遙かに超え、読む者の魂を激しく揺さぶる壮大な物語。

ユーザーレビュー

  • アップルと月の光とテイラーの選択

    Posted by ブクログ

    説明的な箇所も多く、読みにくく時間がかかった。かなり宗教的。読み終えて、作者紹介を見ると2002年生まれ。現在19歳。なんてことだ。翻訳は本国で出版されてからある程度経たないと紹介されない。一体これを書いたのは何歳なんだ……ミドルティーンにあるまじき知識量。その部分に+★ひとつ。

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    2021年12月28日
  • アップルと月の光とテイラーの選択

    Posted by ブクログ

    ミステリー風かと思いきや、哲学とファンタジーの世界に連れていかれた。
    中盤ではやや冗長な印象も受けましたが、
    知識量と教養の広さ・深さに、「これで16歳!?」と驚きを禁じえませんでした。

    生と死、科学と哲学、そういったことを考えるきっかけとして、
    広く読まれる価値のある良書だと思います。
    ティーンエイジャーより、むしろ20~30代向きかも。

    0
    2019年04月14日
  • アップルと月の光とテイラーの選択

    Posted by ブクログ

    母親の心が闇につかまっているとき、子どもはなんとか支えようとしてくれる。でも本当はそんなの無理に決まってる。そんな出来事なら、子どもの心だって闇にのみこまれそうなはずなんだから。でもどうしていいのかわからないから、表情だけは、今までの自分と同じ態度をとり続けるしかなかったりする。知っていることを身にまとっていれば、心の中をさらさずにすむから。他人にも、自分自身にも。
     主人公と同じ気持ちを抱えた子に、そっとすすめたい。だから表紙が綺麗なのは助かる。周りの子にさとられずにすすめやすいから。ただ後半まで読み通せるかどうかは、好みが分かれるところだと思う。宗教的な考え方や哲学的な考え方も随分と出てく

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    2019年04月02日

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