作品一覧

  • 教養としての政治学入門
    4.3
    1巻1,100円 (税込)
    政治学をこれから学ぼうとする読者や、社会人として最低限知っておくべき教養として政治学を身につけたいという読者に向けて、最先端の研究者が最新の論点を提示。いま政治学で何が問題になっているのか、なぜそれが争点なのかを、政治史・政治理論・国際政治・福祉政治・行政学・地方自治などの専門研究者が、「日本と世界」「歴史と思想」「比較と地域」の3部構成、12のテーマで幅広く、わかりやすく論じる。学問の面白さ、大切さを伝える、初学者から学べる現代政治学案内。

ユーザーレビュー

  • 教養としての政治学入門

    Posted by ブクログ

     本書は、まさに「教養としての」政治学といった趣である。
     政治学と一口に言っても、カバーする分野が広くどこから学んでいいか分からない、あるいは分厚すぎる専門書を前に呆然とすることが多かったのだが、本書においては、12名の教授陣がそれぞれの受け持ちの分野を2、30ページほどで解説をしてくれる。元々、成蹊大学に入学した学生に対して行われるオムニバス形式の講義が元になっているようであるが、それを極一部であっても追体験することができるのは非常にありがたい。
     各分野の終わりには、参考になる書籍まで書き加えてくれているので、興味のある分野はさらに深掘りすることができるのも魅力である。
     分野により執筆

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    2025年06月06日
  • 教養としての政治学入門

    Posted by ブクログ

    オムニバス形式で10章ほど
    ロシアソ連の戦時の民衆の動向が興味深かった。戦時中の方がいきいきとしてたなんて考えられない。
    特に筆者の意見とかはなく、これから学ぼうとしている人に、色々な角度からの政治学を見れるという観点からおすすめ

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    2021年11月15日
  • 教養としての政治学入門

    Posted by ブクログ

    政治学に関係する12のテーマについてそれぞれの研究者が読みやすく、コンパクトに紹介している。
    政治学を深掘りするというよりは、あまり学んだことがなく、またそれに関心のある人がより興味を持ち、次の書物を手に取れるようにと導いてくれる一冊。

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    2020年07月19日
  • 教養としての政治学入門

    Posted by ブクログ

    政治学の中の各分野ごとに、その専門の大学研究者によって書かれた本であるので、馴染みがない分野の話では初めて聞く単語も多く少々難しかったです。
    本当に一から政治学の勉強を始めるならもう少し簡単なものを読んだ後に、この本を読んだ方がいいと思います。
    ただ、各章は独立していますし、馴染みのない分野でも著者によっては読みやすかったので、興味がある章や読みやすい章だけまずは読んでみるのもいいと思います。
    私としては、アメリカの政治は最近特に興味があるので、新しい知見も得られて良かったです。

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    2020年03月15日
  • 教養としての政治学入門

    Posted by ブクログ

    政治学入門というより、最新の政治学の研究テーマで面白そうなものを集めたというような。というわけで取り上げられた内容はどれも面白い。
    日本の議院内閣制ということでガングホーフの類別、公務員制度、権限と財源から見た地方自治、現代における戦争と暴力、官僚制の思想史、日本の敗戦と民主主義、戦後の日本外交、ロシアにおける大祖国戦争の受け止め方、生活保障システム、政治不信と分極化、ドイツ政治の変貌、中国政治の12テーマ。

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    2019年05月03日

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