乃村波緒の作品一覧 「乃村波緒」の「きみが逝くのをここで待ってる ~札駅西口、カラオケあまや~」「ナヅルとハルヒヤ 花は煙る、鳥は鳴かない」ほか、ユーザーレビューをお届けします! 作者をフォローする フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
作品一覧 1~2件目 / 2件<<<1・・・・・・・・・>>> 価格安い順 新着順 人気順 評価高い順 価格安い順 価格高い順 きみが逝くのをここで待ってる ~札駅西口、カラオケあまや~ 3.0 小説 / 国内小説 1巻583円 (税込) 新歓コンパで行ったカラオケ店には、生首が転がっていた。「お客様、もしかして視えてます?」話しかけてきた店長・花宮からここで働くよう誘われた和仁。この店は、この世にとどまっている霊を集めて、あの世に送り出す場所らしい。花宮も「視える」人間のはずだが、常に和仁の傍にいる土色の男の霊については詮索してこない。ここで働くことにした和仁だが…? 試し読み フォロー ナヅルとハルヒヤ 花は煙る、鳥は鳴かない 4.5 小説 / 国内小説 1巻583円 (税込) 毒がなければ生きていけないと言った「先生」についていったナヅル。彼はなぜ、いま帰ってきたのか――。生まれ育ったマキヨノで、仕事も、愛する女性も得たハルヒヤ。懐かしい友人、ナヅルとの再会を喜んだものの、彼が「花煙師」になったと知る。ナヅルがいない間に、マキヨノでは花煙師の出入り禁止が決まったのだ。複雑な思いでナヅルと接するハルヒヤだったが…。 試し読み フォロー 1~2件目 / 2件<<<1・・・・・・・・・>>> 乃村波緒の詳細検索へ
ユーザーレビュー 一覧 >> ナヅルとハルヒヤ 花は煙る、鳥は鳴かない 小説 / 国内小説 4.5 (2) カート 試し読み Posted by ブクログ 「どこにだって、弾かれる人はいる。 多くの人が幸せに暮らす陰で、そうはなれない人がいる。生きるに生きられず、死ぬに死にきれず、呼吸をしている人がいる。」 [花煙草]を現実に置き換えると、大麻とか薬物系のタバコなんでしょう。終始、切なく悲しい物語です。 0 2023年01月19日 ナヅルとハルヒヤ 花は煙る、鳥は鳴かない 小説 / 国内小説 4.5 (2) カート 試し読み Posted by ブクログ 花煙草を、吸ってみたい。それがないと息ができなくならない程度に、香りを楽しみたい。そのくらいで踏みとどまれたらいい。でも、それがなければ生きていけない気持ちも、わかるなぁ。 じわりと切ない、けれど各々がいろんな意味で捨てて、そして自分の道を選べた覚悟を決めた姿は愛おしい。 0 2019年04月09日 きみが逝くのをここで待ってる ~札駅西口、カラオケあまや~ 小説 / 国内小説 3.0 (1) カート 試し読み Posted by ブクログ 他の人に見えないものが見える。理解されないのは辛いと思うから、このカラオケ店で働くことになったのは、和仁にとって良いことだったんだろうな。と思う。中々自分から相談できない不器用な和仁だけど、花宮をはじめとした同僚たちが心配してくれるのも大きいし。見えるけど意志疎通のできない幽霊も怖いけれど、人間も怖い。そんなことも思ってしまう本だった。優しい人もたくさんいたのは救いだったけれど。 0 2020年09月26日