山田孝雄の作品一覧
「山田孝雄」の「君が代の歴史」「国語の本質」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「山田孝雄」の「君が代の歴史」「国語の本質」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
古代における君が代の変遷も面白かったが、明治期における国歌制定の舞台裏の話も面白かった。
⑴
①
我か君は千代にましませ
さゝれ石のいはほとなりて苔のむすまて
②
我か君は千代にましませ
さゝれ石のいはほとなりて苔むすまてに
* (p.44)
⑵
我か君は千代に八千代に
さゝれ石のいはほとなりて苔のむすまて
* 仁和(光孝天皇)元年(885)より前までに⑵の形で流行。(p.62)
⑶
君か代は千代に八千代に
さゝれ石のいはほとなりて苔のむすまて
* 鎌倉初頭以前にワカキミハ→キミカヨハと変化。(p.19)
* 千代ニマシマセ→千代ニ八千代ニの変化があって始めて我カ君ハ→君カ代ハの
Posted by ブクログ
古今和歌集を読んでいて、日本の国歌は古今和歌集が元だったことを知り、あの一首がどのように国歌となっていったか歴史を知りたく読んでみた。
結局のところ、読み人知らずの「我が君は千代にましませさされ石の巌となりて苔のむすまで」という和歌が祝賀の歌として一般庶民にも広く親しまれていくうちになんともなしに国歌となった、という話であった。
本書の出版は2019年なので最近の研究かと思いきや、元は1958年出版の本だった。通りで文体が堅い…。
内容としては、古今和歌集の時代から「我が君は〜」の歌がどのような形で後世に伝わり、今のような旋律をつけられ、国歌となったのかということを豊富な歴史的文献から丁寧
Posted by ブクログ
国語学者であり、国学者として戦前に思想的影響力をもった著者が、戦後の「君が代」をめぐる誤解を正そうとして執筆した著作です。
著者は、戦後の「君が代」論争を、「かような軽薄な言論は或は今の時勢の風潮かも知らぬが苦々しい極みである」と一蹴し、「君が代」の来歴を文献学的に精査し、そのほんとうの意味を明らかにしようと努めています。
本書では、「君が代」の由来を『古今和歌集』に詠み人知らずの歌として収められた歌にまでさかのぼり、さらにその後の歴史のなかで、この国の人びとがさまざまな場面でこの歌に親しんできたことを、多くの傍証を引きながら明らかにしています。また、この歌の意味についても、それが「一般の