彭丹の作品一覧
「彭丹」の「いにしえの恋歌 ──和歌と漢詩の世界」「中国と 茶碗と 日本と」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
「彭丹」の「いにしえの恋歌 ──和歌と漢詩の世界」「中国と 茶碗と 日本と」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
良く「辺境効果」などと言うが要するに文化の中心から離れて外界との接触が少ないとそこには古くから伝わった文化が変化することなく保存されているというもの。これがまさしく日本文化に見られるというのが本書、中国は四川省出身の文化人類学者である彭丹さんの見立てだ。
中国で既に千年も前の古文書に現れるだけとなった「お屠蘇」が日本に根付いているのにビックリしたり、とうの昔に廃れた中国古代の上巳節が由来だという桃の節句が未だにあることに驚いたりもする。その彼女が日本文化を更に知ろうと飛び込んだのが侘・さびの世界の茶の湯だが、そこで目にしたのが国宝とされる中国製陶磁器の数々だ。日本の国宝なのにどうして中国の陶
Posted by ブクログ
中国人筆者による日本と中国の歴史。
これは興味深い。今まで読んだことがない。
筆者のことはよく知らないが親日の方なのだろうか。日本の歴史や天皇についてかなり敬意を払った書かれ方だった。(なお、日中間で歴史認識が異なるだろう問題は本書で扱ってない)
正直、読み始めて最初の一行目で「令和天皇」と出てきてどうしようかと思った。少し読み進めて筆者が外国人なことに気付いた。これは編集者の見落としか。それ以外で私が分かる範囲でおかしなところは見当たらなかった。
卑弥呼の使者が謁見した魏の明帝。このときの魏側の事情を詳しく知ったのははじめてかもしれない。
魯迅の『阿Q正伝』について「清」は中国語で「q