作品一覧

  • 世にもふしぎな化け猫騒動
    5.0
    1巻836円 (税込)
    「寺の猫がしゃべった話」「猫に生まれ変わった父親の話」「『源氏物語』の猫の夢」「招き猫の起源の話」ほか、古代から江戸期まで、様々な作品に描かれてきた化け猫のお話を現代語訳で読む。
  • 天狗にさらわれた少年 抄訳仙境異聞
    3.8
    1巻968円 (税込)
    江戸時代の国学者・平田篤胤が出会った寅吉少年は、「天狗の国に行った」と語る。天狗界の生き物、文字、乗り物、まじない……驚くほど詳細な、異界の文化とは? やさしい現代語訳で江戸の大騒動が蘇る!
  • 怪異を歩く
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 心霊スポットやタクシーの幽霊など、怪異が現れる場所や空間、それらと移動することとの関係性を明らかにする。人が空間を移動する、土地から土地へと旅する、その際に立ち現れる怪異を私たちはどう受け止めてきたのか。また、近代の都市化とともに強く意識されるようになった故郷や地方に深く関わる怪異とは何か。 評論家・東雅夫へのインタビューを筆頭に、怪談、『鬼太郎』、妖怪採集、イタコ、名古屋のオカルト、心霊スポット、幽霊タクシーなどの怪異を掘り起こし、恐怖と快楽の間を縦横に歩き尽くすシリーズ第1巻。 シリーズ概要 幽霊、妖怪、心霊現象……時代や場所を超えて人々を惑わし、恐怖を与え、崇められ、ときには消費・快楽の対象にもなる「現実にはありえない現象」を「怪異」と定めて、怪異から時代や地域特有の文化的感性を照らし出すシリーズ全3巻。

ユーザーレビュー

  • 天狗にさらわれた少年 抄訳仙境異聞

    購入済み

    読みやすいです。

    平田篤胤の仙境異聞は、
    岩波文庫、八幡書店から出ており、山雅房から解説が出ています。
    電子書籍で、アウトラインがつかめ、読みやすいので、面白いです。
    ここから、岩波文庫でも読んでみると、面白くなると思います。ありがとうございます。

    #タメになる

    0
    2021年05月20日
  • 世にもふしぎな化け猫騒動

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    あちこちからちょっとずつおいしいところを。猫の食事の仕方みたい。狸と猫の異同から、なぜか古代のある時期猫が出てこないこと、江戸の猫どもまで。楽しかったし、ちゃんと怖い。

    0
    2020年08月24日
  • 世にもふしぎな化け猫騒動

    Posted by ブクログ

    日本文学に登場する化け猫の表現を、時代を追って原典の抄訳をもとに紹介・解説したアンソロジー。化け猫のイメージの変遷や原型などが分かって非常におもしろい。耳袋や甲子夜話など、原点の随筆集が気になる。

    0
    2020年07月31日
  • 天狗にさらわれた少年 抄訳仙境異聞

    Posted by ブクログ

    江戸時代に天狗にさらわれた少年、寅吉との問答録
    太陽フレアについての話をしたと思えば、民間宗教や知識を踏まえた回答をするといった虚言癖と片付けるにはあまりに博識でリアルな寅吉の話は興味深い
    かと思えば神様は「人間はお願いするだけだからいいよな」と言っている等クスリとする話も!

    0
    2024年05月21日
  • 天狗にさらわれた少年 抄訳仙境異聞

    Posted by ブクログ

    仙境の世界と現世を行き来するという「寅吉」の話。
    元々、寅吉に聞いた話を平田篤胤(ひらたあつたね)が書き留めたものなので、
    全てがフィクションではないというところが面白いところ。

    寅吉は今でいう霊能者のようなことも言っていて、
    昔と常識は違えど、そういう人に対する周りの反応は今とさほど変わりがないんだなぁと、読んでいて思った。

    0
    2019年04月11日

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