雁部那由多の作品一覧

「雁部那由多」の「16歳の語り部」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 16歳の語り部
    4.4
    2016年3月11日、「東日本大震災」から5年。津波で甚大な被害を受けた宮城県東松島市に、3人の高校生がいる。彼らは、あの日を「ただのつらかった過去」にせず、「学び」に変えるために立ち上がった若き震災の語り部だ。彼らはこの5年間、何を思い、何に迷い、歩んできたのか。本書はあの日、まだ小学5年生だった子どもたちが歩んできた3.11の記録であり、彼らが見据える未来を書き留めた「希望の書」である。

ユーザーレビュー

  • 16歳の語り部

    Posted by ブクログ

     あの日を語ることは未来を語ることなのだ
    と、この本には書かれていました。
     今日は珍しくノンフィクションを読んでみました。東日本大震災の16歳の語り部三人の実体験でした。この本を読むと改めてすごいことがあったんだなと感じました。当たり前のようにあったものが突然なくなるなんて考えられません。人は失って初めてその大切さに気づくという言葉を何処かで聞いたことがあるのですがまさにそのとおりだと思いました。震災のことを忘れないでいたいと思いました。

    0
    2024年09月07日
  • 16歳の語り部

    Posted by ブクログ

    東日本大震災で被災した子どもたちの語り部が3つ掲載されています。ニュースなどメディアの放送では分かり得ない、あの時の様子、そして震災をどう受け止めて日々を過ごしたのか。
    震災から5年経ち、16歳になった彼らの口から紡がれる言葉一つ一つに込められた想いが響きました。

    0
    2024年04月07日
  • 16歳の語り部

    Posted by ブクログ

    小学校に講演会に来てくださった佐藤先生のお話にあったこの一冊。
    これまで、震災に関する話や防災について積極的に手に取ったことはなかったのだけど、子供が小学生になり改めて自分の家族を守るには…という視点で自分から知っていくことを始めたいと思った。
    彼らが語ってくれたことをしっかりと受け止め刻み、これからの行動に繋げたい。
    毎日ただいまを言えるように。

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    2024年02月11日
  • 16歳の語り部

    Posted by ブクログ

    当時16歳の高校生が体験した震災を自分たちの言葉で語っている。
    年齢もほとんど変わらないからこそ、同世代の彼らの語りが胸に突き刺さる。
    自分だったらどう震災を受け止められるのか、もしかしたら10年経った今も受け止められないのかもしれない。
    未災地を生きている者だからこそ、いつ起きてもおかしくない震災について考えることが必要だと感じた。

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    2021年03月13日
  • 16歳の語り部

    Posted by ブクログ

    生きること、命を継ぎ背負っていくこと。誰かの言葉や想い、生きたかった人生、聞けなかったただいま。震災以降の体験をそれぞれの視点でありのままで語る言葉の引力に打ちのめされる。

    0
    2021年01月22日

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