作品一覧

  • AIと日本の雇用

    AIと日本の雇用

    ビジネス・実用

    4.5
    1巻1,980円 (税込)
    ●AI(人工知能)、の普及、ロボット化による雇用破壊が注目の的です。オックスフォード大学研究者の「労働人口の47%は代替される」という分析結果が衝撃をもたらし、世界中で雇用の未来に対する懸念が一気に高まりました。だが、それが本当なのか? 本書は、世界にも例がない、企業への広範な調査、先行しているドイツの調査研究などを通じて、AI、ロボット、IoTによる雇用へのインパクトを明らかにします。結論は、喧伝されている見方とはかなり違うものです。 <雇用減の極端なインパクトはない> 大部分の職は自動化されても人間がこなす部分が大きい。 <雇用は全体として増え、働き方が変わる。雇用の二極化が進む> IT関連、データサイエンス分野では雇用が増加、製造・物流などでは雇用が減少。中間層が大きな影響を受ける。 <自動化に前向きな日本企業。ルーティン職は自動化> 雇用は専門職・技術職で増加、事務職では減少する。 日本では悲惨な雇用の喪失は起きない可能性があるが、問題は、データサイエンティストなどの専門職の人材不足であり、高スキル人材の育成です。拡がる所得格差を縮小するための所得再配分の強化が必要になることを明らかにします。 ●本書の特色:ドイツはじめ世界の先進的な研究をもとに、日本企業へのヒアリング、中堅・中小企業も含め1万社へのアンケート調査に基づき、バランスがとれ、なおかつリアルな展望を描き出します。
  • 高く売れるものだけ作るドイツ人、いいものを安く売ってしまう日本人

    高く売れるものだけ作るドイツ人、いいものを安く売ってしまう日本人

    ビジネス・実用

    3.8
    1巻990円 (税込)
    ドイツにも抜かれ、名目GDPが世界第4位に転落した日本。日本もドイツもものづくりの国で、約99%が中小企業であるのも同じだが、日本の製造業の生産性はドイツの3分の2。なぜか? ドイツの優れた中小企業の実状に、日本再生のヒントを探る。

ユーザーレビュー

  • 高く売れるものだけ作るドイツ人、いいものを安く売ってしまう日本人

    Posted by ブクログ

    薄利多売路線の日本と、高付加価値路線のドイツとの比較を通して、日本の経済低迷の原因と、経済を成長軌道に乗せるためにやるべきことを探るという内容。

    ドイツの中小企業は2000年代以降大企業をしのぐペースで成長。
    特に従業員50~249人規模の企業において雇用の伸びが大きいようで、中小企業がドイツの経済を支えているという現状のようです。
    その要因として、「人の欲しがるものを作って高く売る」という高付加価値化・差別化・高価格路線の追求が強みであり、高い値付けをしてでも価値のある製品を作り出し海外市場に打って出る、というのがドイツに見られる特徴だとか。
    一方で、日本はいいものを作るが単価を下げてたくさん売る、という薄利多売路線が見られ、加えて海外に積極的に打って出ない傾向もあるようです。
    こういったことが積み重なり、一人当たりの労働生産性において、日本はドイツの約3分の2しかないという厳しい現実が導き出されます。

    あと、やけに印象に残ったのは、日本企業は「従業員に支払う賃金を下げ、能力開発投資額を下げ、非正規雇用を増やす、という3点セットで…従業員を冷たく扱って」おり、「企業の最大の財産は人である、という概念が希薄と言ってよい」ということと、「人件費を将来の投資ではなく固定費と捉え、その固定費を削減した人が評価されて出世してきたという話もよく聞く」という点です。
    これはまさに失われた30年の悲しいなれの果てか。
    OECD諸国の能力試験(PISA)の国際比較を見ると、日本の若者はトップクラスの優秀さを誇るのに、企業に就職して集団で働き始めたとたんに、そのパフォーマンスが大きく低下する、というのも悲しい現実のようです。

    収益を上げるため・成長のために、付加価値を上げて稼ごうとするのか、それともコストダウンで利益を稼ぐ構造を維持し続けるのか。
    日本経済の将来を考える上で示唆に富む一冊でした。

    0
    2026年05月26日
  • 高く売れるものだけ作るドイツ人、いいものを安く売ってしまう日本人

    Posted by ブクログ

    ■「グローバルビジネスの隠れたチャンピオン企業」の著者、ハーマン・サイモン氏の2012年の講演を要約したもの。
     日本の中小企業は海外に目を向けず、むしろオペレーション面や効率性に気を取られている。企業文化、リーダーシップのスタイル、言語に関しては、依然としてかなり日本中心である。非常にリスク回避的であり、この姿勢が組織が新しいことを習得することを大きく妨げている。それに比して、ドイツの隠れたチャンピオン企業は、より多くの外国人を雇用し、責任を持たせている。
     日本の中小企業の多くは、隠れたグローバル・チャンピオン企業になるだけの能力と技術力を持ち合わせている。しかしながら、ドイツのそれのように、精力的、迅速に国際化を進めていないため、潜在力を十分に活かせていない。日本は自己抑制によってグローバリゼーションの進展につながる多くのチャンスを逃している。ドイツの隠れたチャンピオン企業は、日本の中小企業者、若くて野心的な起業家が同じような戦略を追求する上で、ロールモデルとなりうる。
    ■日本の中小企業のマイナス点
    ・系列の中で受ける圧力
    ・外国市場の知識・経験の不足
    ・リスクを取るリーダーシップの欠如
    ・グローバル化への熱意のなさ
    ・企業の戦略と組織が国内市場に極度に適応してしまったガラパゴス化

    0
    2025年10月18日
  • AIと日本の雇用

    Posted by ブクログ

    AIに代替されるのは10%ぐらいの労働らしい。そしてむしろAIに代替されることで技術が高度化し格差を産むらしい。

    0
    2021年12月20日
  • 高く売れるものだけ作るドイツ人、いいものを安く売ってしまう日本人

    Posted by ブクログ

    日本のモノづくりの復活は、もう間に合わないかもしれない。けど、新たな領域へのチャレンジで復活させたい。

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    2026年02月25日
  • 高く売れるものだけ作るドイツ人、いいものを安く売ってしまう日本人

    Posted by ブクログ

    ドイツの強さの理由がわかったような気がする。
    仕組み、システムがきちんと整備され、そこを起点にやるべきことをやっているような感じがする。
    統合され、足並みが揃っている印象。
    クリアな体制が、仕事の目的をはっきりさせて進ませているのかもしれない。自分自身とは大きくかけ離れ話であるが、クリアに整い、目的をはっきりさせながら進めることなどは自分自身の生活にも役立ちそう。

    0
    2025年11月08日

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