OSSに関しては始めての本であり、はっきりしないままOSSのソフトウエアを
使っていたので大変参考になった。使っている言語のライブラリを選定するとき
まずライセンスを見るようになったし、明記されていないライブラリは最初から
除外するようになった。またコミニティの大きさ、活発さも見るようになった。
O
...続きを読むSSの正しい使い方の啓蒙でありOSSコミニティへの参加慫慂を目的とした本である。
1章 オープンソースソフトウェアの基本
「OSSは使っただけで自社のソースコードを公開しなければならない」という誤解
「OSSは無料で無条件で使用できるソフトウェアという誤解」がある。
この2つの誤解をなくすことが大事
OSSなしでソフトウェアを構築してことは事実上困難であり、正しく使っていくことが
必須条件となる。
2章 ソフトウェアライセンスの基本
OSSの使い方の基本
3章 寛容型ライセンスと互恵型ライセンス
ライセンスごとの条件の違いについて説明
4章 寛容型ライセンス TOPPERS,MIT,BSDとApache
有名なライセンスごとに説明
5章 互恵型ライセンス GPL/LGPL共通
6章 誤解されやすいLGPL
7章 GPL/LGPLバージョン3とAGPLバージョン3
8章 GPL違反を考える
GPL関連のライセンスについて説明
9章 OSSと構成管理
OSSの正しい使い方、製品リリース公開直前になってあわてない
製品つくりについて説明
10章 OSSライセンスと知的財産権
特に特許権について説明
11章 ソフトウェアのサプライチェーン問題
OSSの中に別のOSSが依存関係で入っている問題に対する対策
12章 製品出荷・ソフトウェアリリース時の実務
省略
13章 OSSと社内体制
OSSと付き合っていくときの求められる社内体制
14章 新しい技術層の登場
OSSとの付き合い方
15章 独自技術のOSS開発
16章 イノベーションとOSS
省略