作品一覧

  • 産業プロデュースで未来を創る
    5.0
    1巻2,200円 (税込)
    「未来」設計がビジネスチャンスを切り拓く 社会課題から読み解く事業創造のポイント 「社会課題を解決するソリューション提供が大きなビジネスになる」。多くの企業が、そのことに気づき始めています。ただ、社会課題の解決と言っても、どの課題を解決するか、どのように解決すればよいか、見つけることは簡単ではありません。 実際に検討してみても、「社会課題から検討しているつもりが、いつのまにか自社の強みから考える思考方法に戻っていた」「慈善事業なら出てくるが、ビジネスにはなりそうにない」「ビジネスアイデアはできたけれど自社のポジションがなかった」といった結果になってしまうケースが少なくありません。 ポイントは、ある社会課題を解決する「妄想」から、それをビジネスとして展開していく「構想」に落とし込んでいくこと。これが「産業プロデュース」の考え方です。 社会課題の解決策となるコンセプトを作る主役は、あくまでも企業です。社会課題に対峙し、どこまでもビジネスの発想で課題を切り取って解決策を考え抜くこと。そこに、産業プロデュースの本質があります。もちろん、政府による政策が必要な場合はあります。ただ、“企業が主体となって政府をパートナーとして巻き込む”というスタイルの方が、よりサステナブル(持続可能)で、よりインパクトの強い社会設計につながります。 本書の目的は、この産業プロデュースのプロセスを紹介、解説することです。数千億円クラスの大きなビジネス創造をいくつも手掛けてきたドリームインキュベータが、これから実際に手掛けていこうと考えているビジネスを例に挙げながら、妄想を切り出すコツを指南します。

ユーザーレビュー

  • 産業プロデュースで未来を創る

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    社会課題をうまく切り取って、自社が提供できる価値として定義できれば、いくらでもビジネスは立ち上がる。しかも、社会課題が大きければ大きいほど、そこから生まれるビジネスも大きくなる。
    そう考えると、課題先進国と言われる日本は、何と素晴らしいビジネス機会に恵まれた国なのかとすら思えてくる。
    とはいえ、社会課題の解決は、実践するとなると実に難しい。社会課題の解決を掲げて事業創造の検討を始めてみたものの、あまりの難しさに挫折してしまったという企業も数多い。
    社会課題の検討という行為が難しい理由はいくつかある。
    まず、「自社の属する業界を超えて考えることが必然となること」。これだけでも何かの業界に属する立

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    2025年08月15日
  • 産業プロデュースで未来を創る

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ドリームインキュベーター三宅氏の新産業プロデュース第三弾

    ・事業創造ができない要因はWHAT不足とHOW不足。
     HOWは社会課題から構想を描き、自社の戦略をたてる。じつげんのために仲間づくりし、ルールをつくって、実行していくべきというもの
    ・社会課題の本質は何か。
    ☆産業プロデュース 切り口を決める・深掘りする・妄想する
    ・テーマを洗い出す(さまざまな観点から社会課題設定)
     →優先順位を考える(課題大きさ、顕在化の時間軸)
     →自社ビジネス設計(付加価値、ポジショニング設計)
     息切れしてしまうことが大半
    ・社会課題を切り取るコツは経済均衡点の変え方につながる
     境界線を動かす ハードル

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    2022年06月05日

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