ジャスティン・O・シュミットの作品一覧

「ジャスティン・O・シュミット」の「蜂と蟻に刺されてみた」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 蜂と蟻に刺されてみた 「痛さ」からわかった毒針昆虫のヒミツ
    4.3
    ちまたを騒がせるヒアリ、夏の風物詩スズメバチとアシナガバチ、刺されたら最も痛いサシハリアリ……お馴染みの面々から、外国の恐ろしいハチ・アリまで実際に刺されたシュミット博士。 その痛みを毒液や生態と関連させるというユニークな手法で、刺されると一番痛い昆虫、痛みの原因となる物質、ハチ・アリ類の防衛戦略と社会性の発達……素朴なギモンから深遠な進化の歴史まで、ハチとアリの知られざる一面を明かしていきます。

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ユーザーレビュー

  • 蜂と蟻に刺されてみた 「痛さ」からわかった毒針昆虫のヒミツ

    Posted by ブクログ

    著者のジャスティン・シュミットは、2015年にイグ・ノーベル賞を受賞。授賞理由は、苦痛に耐えての虫刺されの痛みの尺度の作成。まさに体を張った研究。本書の原著は、タイムリーにも、受賞直後の刊行。
    子ども向けの授業では、ミツバチが何匹も飛び回っている広口瓶に手を入れてみせる。刺されると思いきや、大丈夫。実は中にいるのはオス。オスは刺さない。進化的には、ハチの産卵管の先端が刺針に変化した。つまり、刺針をもつのはメス。
    刺針や毒液がどう進化したか、防御のためにどう刺針を使うか、どんな毒虫の擬態をするか(ベイツ型とミューラー型)が、体験談も交え、かなり詳しく解説されている。トリビアも満載。
    巻末には、毒

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    2025年06月06日
  • 蜂と蟻に刺されてみた 「痛さ」からわかった毒針昆虫のヒミツ

    Posted by ブクログ

    毒展で紹介されていたのをきっかけに購入。
    作者はイグノーベル受賞者。自分で噛まれて、痛さをレベル分けするという発想がイグノーベル賞にぴったり。
    本の内容は非常に勉強になる。

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    2024年05月24日
  • 蜂と蟻に刺されてみた 「痛さ」からわかった毒針昆虫のヒミツ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    長かったけどおもしろかった。
    体のどこを刺されたら痛いかの実験で、腕だったり、舌だったり、局部だったり想像するだけで痛い。
    ハチやアリの種類で刺された時にどのくらい痛いかの番付表が最後についている。ワインやウイスキーのような評価(コメント)でユーモアが効いてて良き。

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    2022年12月08日
  • 蜂と蟻に刺されてみた 「痛さ」からわかった毒針昆虫のヒミツ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    蟻と蜂が刺針をどのような目的で発達させてきたかを、その生態、社会生活を営むのか、単独性なのか、餌との関係なのか、捕食者との関係などに触れながら記述していく。

    社会性の高い種ほど、その失うモノ(蜜や幼虫など)が大きいため、外敵に対する刺針とその毒を発達させ、単独性の昆虫は餌を麻痺させる目的で発達させているようだ。特にオオベッコウバチがタランチュラを麻痺させ、巣に運び、卵を産み付ける。孵った幼虫がタランチュラの血や筋肉、脂肪、消化器系などを食べられ、最後まで動いていた心臓を食べられて死ぬという。この部分を読んだ時は、タランチュラが少しだけ愛おしく感じた。

    他にもヒアリが拡大した理由に人間とその

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    2018年08月26日
  • 蜂と蟻に刺されてみた 「痛さ」からわかった毒針昆虫のヒミツ

    Posted by ブクログ

    昆虫刺されの痛さを1−4スケールで示し、イグノーベル賞を取った著者の渾身の一作。
    蜂と蟻がどうやって毒針を持つに至ったか。もともとは産卵管が発達して刺す機能を持ったので、メスしか刺せない!どういう蜂や蟻が刺すのかというと、失うものが大きい種類。高度な社会性を持つ場合、コロニーを大型哺乳類から守るには自らを犠牲にしてでも捕食者をすから遠ざけなくてはならない。そのため、ミツバチは毒針を自切し毒液を捕食者に対して全部注入する。またありバチは社会性はないが、メスは翅もなく長生きであるため捕食されるリスクも高い。そのため、硬い体、柔軟な針、痛い毒液を備える。痛さ最高に君臨するサシハリアリは、主に植物性の

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    2018年08月18日

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