長沖充の作品一覧
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Posted by ブクログ
この本も、ゆたこちさんの本棚で紹介されていた
本です(ありがとうございます)
前半は、実在する建築やかつて実在したミステリアスな建築、後半はミステリに登場した建築という
構成となっている。
前半、実在している建物「鹿鳴館」は若き建築家
コンドルの失敗作と言われ、黒川紀章の建築した
「中銀カプセルタワービル」は、もし、カプセルが取り外して移動させられたなら、密室ミステリーも可能ではないのかという考察(中銀カプセルタワービル内観図が興味深い)
後半は、横溝正史の『悪魔が来たりて笛を吹く』の
椿元子爵邸や、ディスクーン・カーの『髑髏城』、
髑髏の形をした古城(なんだそれ) この小説は、
あの江戸川乱歩先生や作家、北村薫氏からこけおろされている作品らしいが、却って興味を持ってしまう。他に、エラリー・クイーンの『Yの悲劇』の
「ハッター邸」や、アガサ・クリスティの『ねじれた家』のレオニデス邸などの紹介と考察がされている。
他にも、篠田真由美作『翡翠の城』、小栗虫太郎作
『黒死館殺人事件』中井英夫桜井『虚無への供物』
氷沼邸が紹介されているが、未読なので機会があったら読んでみたい。
黒川紀章氏の建築した「中銀カプセルタワービル」、2022年に老朽化で解体されてしまっているが、
こんなとんでもなく面白い建築に、一回宿泊して
みたかった。