自ら「日本一意識の低い自己啓発本作家」を名乗る借金玉さんによる生涯を抱えながら生きていくためのライフハック本。
著者の言うサバイバルとは「よりラクな、より快適な、より優雅な」生活のこと。
障害者がこの世界でサバイバルするために ①やる理由 ②わかりやすいイラスト ③具体的なやり方やグッズ が書いて
...続きを読むある。
概念的な「こうすれば」はあちこちで言われていたり書かれていたりしますが、それを現状に落とし込むのが心理的にも物理的にも難しい。だからこそ、この本に書かれた具体的で現実的な工夫の数々は本当に役に立つ。
「おわりに」にも書いてあるように、この本には「あなたが幸せに生きていほしい」という気持ちが感じられる。この世界でも生きていけるかもと信じられてほっとする。
『「正しいハックを実践して正しい人生を生きるぞ!」みたいな気持ちには、絶対なって欲しくありません。』
この言葉に借金玉さんの気持ちが込められていて沁みました。
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▪スタートコストを下げる
▪エブリデイボックス
▪週1回、他人にタスクを管理してもらう
▪眠れない夜の強制終了ー五感を遮断
ホットアイマスク、心地よい音楽が流れるイヤホン、お香
▪チェックを怠ってはいけないものが常に視界に入るような机の配置
▪デュアルモニタ(タブ切り替えをしなくて済む)
▪仕事前の儀式(サボりたい気持ちを儀式で溶かす)
▪在宅ワーク用の最強メモ帳はでかいホワイトボード
「一元化」「常時一覧化」「省エネ(請求書などを張るだけで済む)」