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「小林千草」の「伊達政宗、最期の日々」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「小林千草」の「伊達政宗、最期の日々」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
政宗の小姓としてすぐ近くに仕えた者が、その臨終に際した実際に本人が見てきたものを記録した覚え書きを元に、原文を訳して解説が書かれたもの。
70歳という、当時ではかなり長生きをし、かつて覇を競った仲間がすべていなくなり、平和な治世となった中で、『遅れてきた戦国武将』と言われた伊達政宗が、自らの死期を悟り、どのように終活の日々を送り、どのように看取られていったかが克明に書かれている。
主君(家光)に最期の挨拶をし、嫡男と伊達家と家臣たちの安堵を確認し、最期は戦国武将らしく愛刀を抱えて最期を迎える。正室が同じ屋敷内にいるのに「あなたにはみっともない姿を見せたくないから」といって奥さんは臨終に立ち
Posted by ブクログ
伊達政宗本は何冊も読んできたが、臨終間際のことはあまり知らなかった。「江戸の藩邸にて、胃がんで亡くなった。将軍家光も見舞いに来た。」というくらい。
伊達政宗に仕えた小姓・木村宇右衛門可親が、政宗の言行を記録した『木村宇右衛門覚書』(仙台市博物館所蔵)。がん性腹膜炎で腹回りが石のように硬くなり、また膨れ上がっている様子など、小姓ならではの記述が大変貴重。
【『木村宇右衛門覚書』には、政宗の十七回忌のことが記されており、それが執り行なわれた慶安五年(1652)頃の成立と推定されています。】
という文書とのこと。
文語が一見難読ではあるが、解説もあるので意味はつかめる。日葡辞書を使い、当時の言