谷川毅の作品一覧
「谷川毅」の「聊斎本紀」「硬きこと水のごとし」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「谷川毅」の「聊斎本紀」「硬きこと水のごとし」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
著者の閻連科(えん•れんか)は1958年、河南省出身。人民解放軍に身を置いた後、80年代から小説を執筆している。これまでに数冊が中国国内では発禁処分となっており、本作も本国では出版されていない。台湾と日本だけで出ているという状況だ。
内容は清朝第4代皇帝•康熙帝(こうきてい1654〜1722)を主人公とした、完全に架空の“幻想小説”だ。
晩年をむかえた皇帝は夢占い師の言葉や蒲松齢(ほしょうれい1640〜1715)の書く怪異譚『聊斎志異』(りょうさいしい)の物語世界に惹かれていく。やがて物語に出てくる“歓楽国”にどうしても行きたくなった皇帝は、多数の伴を連れて巡行の旅に出るが…。
本作は『聊
Posted by ブクログ
山深い農村が千年に一度の日照りに襲われ村人たちが村を捨てて逃げていく中、73歳の「先じい」は目の見えない犬1匹と共に一本だけ芽を出したトウモロコシを守るためにたった1人村に残り、日照りや飢餓、ネズミやオオカミと戦っていき、最後には‥
ただおじいさんと犬が日々生き抜いていく、それだけのストーリーなのに、胸に響き、圧倒的に引き込まれ、いっきに読み終えてしまいました。
帯のコメントで
「洗練の正反対にある生き方がもたらす感動は、地球サイズ、いや宇宙レベルといっていいほど大きいし、深い」
とあるのですが、まさにその通りの深い深い感動がありました。
著者は、中国河南省の貧しい農村で生まれ、飢えと孤独
Posted by ブクログ
文化大革命とは、中国で1966年から、およそ10年も続いた革命運動である。正確には「無産階級文化大革命」といい、旧来の思想、文化、風俗、習慣を打破することで、新しいそれを打ち立てようとした社会運動であった。ただ、その実態は、産業改革「大躍進政策」に行き詰まって失脚した毛沢東の、名誉回復を狙った政治的な宣伝、プロパガンダであった。氏は自らの失敗を、旧来の思想、文化、風俗、習慣に責任転嫁したのである。つまり、文化大革命とは、先進的な階級闘争などではなく、ただの内向的な権力闘争であった。しかし、一度火のついた革命は、氏の手の内を離れて、中国全土、そして世界全体に広がった。数えきれないほどの文化財、宗