配信予定・最新刊

作品一覧

  • イエス・キリストは実在したのか?
    4.3
    1巻1,119円 (税込)
    米国で一大センセーションを呼んだ衝撃の書 イエスは平和と愛を唱えた救世主ではなく、剣をとることも辞さない革命家だった――。〈ナザレのイエス〉の弟子たちが遺した文献、史料から、聖書には何が創作され、何が史実から落とされていったかを細密に分析。キリスト教がいかにして世界宗教へと飛躍したかを明らかにし、全米を震撼させた衝撃のベストセラー。解説・若松英輔
  • 人類はなぜ〈神〉を生み出したのか?
    3.7
    1巻2,400円 (税込)
    4万年前、人類は洞窟の奥に祭壇と壁画を残した。 サピエンスと〈神〉の歴史は、そこからはじまる。 「宗教を知れば世界が見える。宗教を知る一つの方法になるこの書は、知的興奮に満ちています」池上彰(解説より) 人類と〈神〉との出会いから数万年。 われわれの知る〈神〉はいかにして生まれたのか。 カリスマ宗教学者が、認知科学、考古学、歴史学の最新知見を総動員して、サピエンスと〈神〉の歴史をあざやかに紐解いてみせる。 太古のサピエンスが洞窟の奥深くに残した壁画。それが宗教の始まりだった。そこには描かれているのは獣と人間を結合させた架空の動物。エジプトの神々も動物の頭部を持つなど多様な姿を持つ抽象的な存在だった。それはなぜ今あるような〈神〉になったのか。 ネアンデルタールの祭壇、初期サピエンスの壁画、メソポタミアでの文字の発明。エジプトとギリシャの神々を経て、ユダヤ教、イスラム教、そしてキリスト教へ――。 〈神〉の姿はサピエンスの歴史とともに変化する、人類の政治や社会の写し絵でもあった! 全米に衝撃をもたらし、日本でも話題となった前作『イエス・キリストは実在したのか?』で、「人間としてのイエス」の実像を鮮やかに描き出したレザー・アスランが、膨大な文献資料の分析から、ついにキリスト教以前のユダヤ教やイスラム教までも取り込み、〈神〉のサピエンス史を解明する。
  • オスマン帝国の崩壊:中東における第一次世界大戦
    NEW
    -
    1巻3,564円 (税込)
    中東近現代史の必読書 欧州側の史料のみならずトルコ語、アラビア語の文献を渉猟し、斯界の権威が中東混迷の遠因となった大戦と戦後処理の過程を描いた大作。 【目次】 用語の適用について はじめに 第1章 革命と三つの戦争 一九〇八-一九一三 第2章 「大戦」前の平和 第3章 世界規模の動員令 第4章 一斉射撃始まる バスラ アデン エジプト 東地中海   第5章 ジハード開始 オスマン帝国領コーカサスとシナイ半島での戦い 第6章 ダーダネルス海峡襲撃 第7章 アルメニア人の虐殺 第8章 ガリポリ半島でのオスマン帝国の勝利 第9章 メソポタミア侵攻 第10章 クートの攻囲 第11章 アラブの反乱 第12章 負け戦 バグダード シナイ半島 エルサレムの陥落 第13章 次々と結ばれた休戦協定 終章 オスマン帝国の終焉 謝辞 訳者あとがき 解説 オスマン帝国はなぜ崩壊したのか(今井宏平) 写真クレジット 参考文献 原注

ユーザーレビュー

  • イエス・キリストは実在したのか?

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    聖書において、救世主(キリスト)イエスとして描かれている人物を歴史的な知見から改めて見てみる本作。
    そこで描かれているナザレのイエスは、地上における「神の国」の樹立を目指して、弟子たち軍団を集めながらガリラヤ全土を歩き回り、社会の大変革を企図していてた熱烈な革命家であり、エルサレムの神殿の司祭階級の権威に楯突く魅力ある伝道者でありローマの占領に反抗して敗北した急進的なユダヤ人ナショナリストである。
    こんな熱意の溢れる彼だからこそ、弟子たちは彼を信じ、彼の跡を継いだり彼の権威の上に行こうとしたりせずに、救世主として描いたのだろう。
    最終章らへんのパウロの暗躍などは読んでいてとっても納得できるとこ

    0
    2022年06月20日
  • 人類はなぜ〈神〉を生み出したのか?

    Posted by ブクログ

    神の人格化と人間の神格化は同じコインの裏表、冷酷ないやハウウェイと優しく慈悲深いイエス、

    地上の人間の支配の性質が変われば、天界の神々の支配もまた、それに合うように変化した。現世政治の神格化が起こった。
    ユダヤ人の間に一神教を導入したのは、換言すれば、バビロニア人の手によるイスラエルの悲惨な敗北を合理化するためだった。これが私たちの知っているユダヤ教の誕生である。バビロン補修以降台頭した神は人間的な感情と長所、善と悪を余すところなく発揮する永遠にして不可分の神。わずか500年後には、自分たち自身をキリスト者と呼び世の終わりを憂うユダヤ人の新興宗派によって、それは覆されることになる。

    0
    2021年03月05日
  • 人類はなぜ〈神〉を生み出したのか?

    Posted by ブクログ

    歴史学、考古学等の最新の知見から(神〉とは何なのかに迫る本書。〈神〉という概念が誕生した1万年以上前に遡り、認知科学のHADDや「心の理論」から、神とは人間の脳が生み出した「副産物」であると著者アスランは述べる。自身ムスリムであるアスランがそう述べるところに凄みがある。そして、人格化された神の系譜を、時系列に沿って丁寧に洗い出していく中で、神のあり方が人間の現実世界と合わせ鏡のようになっていることが明らかになっていく。
    微妙な邦題から宗教的な匂いを嗅ぎつけて敬遠してしまうのはもったいない。本書の半分以上を占める膨大な注釈と参考文献リストからも分かるように、知的興奮に満ちた科学読物である。べらぼ

    0
    2020年06月14日
  • イエス・キリストは実在したのか?

    Posted by ブクログ

    邦題が『イエスは実在したのか?』ではなく、『イエス・キリストは実在したのか?』であるのは一つの肝である。実のところ、歴史学的にも考古学的にも、イエスが実在の人物であることはほぼ定説となっている。本書は、新約聖書および同時代の史料を徹底的に読み込み、新約聖書の矛盾を洗い出すことで、歴史上の人物であるナザレのイエスの素顔に迫るものだ。宗教的には聖典をそのまま受け入れることが正しい姿勢だろう。しかし、ムスリムでもある著者アスランは、歴史家としてイエスと向き合う。宗教と歴史、2つの視点で見ると、同じものを見ているにも関わらず、異なる視界が広がる。その様はエキサイティングで、スリリングである。
    本書はま

    0
    2020年03月04日
  • イエス・キリストは実在したのか?

    Posted by ブクログ

    「キリスト」としてのイエスではなく、歴史上の人物としての「ナザレのイエス」の人物像に迫っています。
    律法学者や哲学者ではなく、占領するローマ帝国や祭司階級に対抗する熱血革命家だったようで、意外な印象を受けました。
    イエスを取り巻く、弟ヤコブやパウロ等の歴史的事実にも言及されていて、「キリスト教」の成り立ちについても理解できました。
    敬虔なキリスト者からは反発がありそうですが、摩訶不思議なキリスト教の教義がなぜこうなっているのか、少し分かった気がしました。

    0
    2018年08月12日

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