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ユーザーレビュー

  • 知ってるつもり 無知の科学

    Posted by ブクログ

    ずっと抱えていた違和感に名前がついたという感覚だった。
    人は一人では多くを理解できない。知識は個人の頭の中ではなく、コミュニティに分散している。「分かっているつもり」が蔓延すると、知識は止まり、人は黙る。

    活力は気合や根性から生まれるものではない。知が流れ、質問でき、失敗を共有できる場があって、はじめて自然に湧いてくるものだ。そんな気づきも得た。

    無知や錯覚は悪ではない。問題は、それを一人で抱え込むことだと思う。

    賢い個人を目指すより、知が流れる場を支えることの大切さを教えてくれた一冊だった。

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    2026年01月17日
  • 知ってるつもり 無知の科学

    Posted by ブクログ

    トイレについて知っているかと聞かれたら、僕は“知ってる”と答える。
    では、トイレが流れる仕組みは?と聞かれたら、答えは一変“知らない”。
    他にも、トイレの作られ方は?歴史は?、、、全く知らない
    せいぜいトイレなんて見たことがあって、使ったことがあるくらいなもの。
    毎日使ってるから勝手に知り尽くした気になってるが、ほとんど何も知らない。

    トイレの部分を身の回りの別のものに置き換えて考えると、ほとんどのことについて無知の部分が圧倒的に多いと気付かされる。
    それなのに僕らは物事を“知ってる”と過大評価して思い込んでしまう、その理由を本書は解説してくれる。
    中でも以下の説明は個人的に面白かった。

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    2025年11月06日
  • 知ってるつもり 無知の科学

    Posted by ブクログ

    あなたは自転車を知っていますか?では、自転車がどういう仕組みで動いているのかを知っていますか?おそらく1つ目はYES、2つ目はNOと答える人が多いだろう。この本はこのように「人間は思っているより無知である」ことに目を向けさせてくれる。知識は保有していると思いがちだが、実は「知識のコミュニティ」から得ていることもある。他人との話から得た知識などだ。それを自分の知識だと思い込み、錯覚する。人間の賢さの定義が変化する、今年読んで一番良かった本だった。

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    2025年10月28日
  • 知ってるつもり 無知の科学

    Posted by ブクログ

    これはとても面白かった!
    自分が知らないということを自覚しているつもりはあったけど、全然自覚できてなかった。
    人間は1人の脳ではとても記憶出来ないような膨大な情報を処理して発展してきた。人間はコミュニティの生き物として生きてきて、知ってるつもりになっちゃうくらいに無自覚に無知なことがむしろ強みである。
    科学の本だけどエモさを感じた。

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    2025年10月18日
  • 知ってるつもり 無知の科学

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    人間は外部に知識をアウトソーシングして生活している(自分がいる空間を把握しているつもりでも、ライトの形ひとつ見直さないと思い出せない)。知識不足を漫然と自信でカバーしている。専門分野が違うもの同士で協力して初めて人間の能力を超えた推論能力を獲得する。人間は直感と熟慮の二つを行ったり来たりしているが、日常生活の大半は直感で処理するために誤謬が生じることが多い。人間は表層的にしかものを知らないが、それでも十分生きていけるのは知識のさまざまな部分の責任をコミュニティ全体に割り振るような認知的分業が存在するからだ。「知らないと言うことを知らない」を知ることが大切で、そのためには自分が知っていると思って

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    2025年10月14日

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