作品一覧

  • オンリー・チャイルド
    3.9
    1巻523円 (税込)
    アーサーとリディア。二人が出会わなければ、こんなことには・・・。1953年、アーサーはこの世に生を受けた。母親からの虐待を受けながら育ったアーサーは、狡猾な悪ガキへと成長していった。大人になってからも、アーサーは邪悪な感情を秘めたままだった。その後、内気な女性リディアと知り合い、彼女は不安を残しつつもアーサーと結婚。だが、彼は変態セックスを強要したり、しだいに凶暴な性格を表していく。抑圧された日常の中、彼女は一人息子ロバートに愛情を注ぐが、ロバートもまた奇妙な動作や習癖を見せ始める―――。

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  • ロード・キル
    3.1
    1巻471円 (税込)
    ウェインは密かな殺人願望を持っていた。一見するとごく普通の男性ウェインには昆虫や小動物などを殺し続けた過去があった。加えて隣人達の「犬のふんを掃除しない」といった些細な出来事を手帳に記し、「有罪」として復讐の機会を狙っていた。ある日、彼は恋人スーザンと散歩中、不意に彼女の首を絞めた。驚いたスーザンは咄嗟に逃走。だが、その時ウェインは偶然にも殺人現場を目撃。この日を境にして彼の心は次第に解き放たれてゆく。病めるアメリカをオフ・ビート感覚で描き切る超異常心理スリラー。

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ユーザーレビュー

  • オンリー・チャイルド

    Posted by ブクログ

    子どもの頃に親から虐待を受けた人は、大人になると我が子にも同じことをしてしまうのだろうか?
    また、その受けた虐待が異常な性格を作り上げてしまうのだろうか?


    母親からの虐待を受けながら育ったアーサーは、暴力、異常な言動や性的行為にとり憑かれた男に成長する
    そのような衝動を抑えきれない人間だが、それを巧みに操作する冷静さと頭脳を持ち合わせている
    イッちゃってるのに頭がいい厄介な野郎だ!


    そんなイッちゃってる野郎の表面的な人柄の魅力に惹かれて結婚したリディア
    アーサーの異常な言動や変態プレイの強要に疑いを抱きつつも、拒否することでアーサーが息子のロバートに悪い影響を与えたらと思うと不安で仕方

    0
    2024年04月15日
  • オンリー・チャイルド

    Posted by ブクログ

    イライラした。
    父親に凄いイライラした。

    悪い事が起きて、
    良い事が起きて、
    もっと悪い事が起きて、
    みたいな作品

    ちょっと気を抜くと、突き落とされる

    0
    2010年02月11日
  • オンリー・チャイルド

    Posted by ブクログ

    子供は、無力ながら愛する親を守るため(だけ)に必死で生きている。日本でもどんどん深刻になっている(昔からそうなのかも。最近表面化するようになっただけで)虐待事件を見るにつけ、この話を思い出します。子供は親を守りたい。愛するものを力の限り守ってるんだと思います。

    0
    2009年10月04日
  • オンリー・チャイルド

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    久々のケッチャム作品。

    相変わらず胸糞悪い。

    なのに手にしてしまう。

    ナゼか?

    私が頭の狂ったサイコパス、シリアルキラー物が好きだからであり、本作がケッチャム作品だから。

    以前読み終えた同じくジャック・ケッチャム著「隣の家の少女」を彷彿させられました。






    説明
    内容(「BOOK」データベースより)
    アーサーとリディア。二人が出会わなければ、こんなことには…。1953年、アーサーはこの世に生を受けた。母親からの虐待を受けながら育ったアーサーは、狡猾な悪ガキへと成長していった。大人になってからも、アーサーは邪悪な感情を秘めたままだった。その後、内気な女性リディアと知り合い、彼女

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    2023年02月14日
  • オンリー・チャイルド

    Posted by ブクログ

    生理的嫌悪感を容赦無く抉ってくる。

    怖いのは、これは小説だが、世の中には
    これに近い狂気が存在する事だ。そして、
    自分が持つ正義感が通用しない絶望感。
    どれを取っても、後味の悪さを残すのである。

    期間を置いて、二度目を読んだ。
    久しぶりにケッチャムの描く不快感を味わいたかったからだ。期待通りではあったが、駆け足の読書。闇が連鎖する。

    0
    2015年08月05日

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