配信予定・最新刊

作品一覧

  • 茶屋占い師がらん堂
    続巻入荷
    3.6
    1~5巻770~792円 (税込)
    最福神社門前の茶屋「たまや」を切り盛りする母を手伝いながら、明るく元気に暮らしていた娘・すず。母娘で営む茶屋は、丁寧に作られた甘味と季節の蕎麦がうまいと客の評判も上々だ。ところが一年前の春、隅田川沿いの桜を見物に行って以来、すずはどんな医者も原因がわからぬ不調に苦しむようになった。最後の望みをかけ評判の医者の元へ向かう道すがら、具合が悪くなったすずは、宇之助と名乗る謎の占い師に助けられて……。口福を満たす甘味や蕎麦とぴたりと当たる占いが明日への幸せを呼ぶ、時代小説の新シリーズ開幕!
  • まんぷく旅籠 朝日屋 ぴりりと山椒の七夕そうめん
    3.8
    1巻792円 (税込)
    暑い時には甘酒に生姜、鰻に山椒、そうめんにも山椒 大川で土左衛門が上がった――。「朝日屋」の主人・怜治を、火盗改時代の同僚である秋津が訪ねてくる。亡骸となった武士の懐から、抜け荷に関わり捕縛された唐物屋「広田屋」の屋号が入った手拭いが出てきたという。「広田屋」の主は、抜け荷の詮議中に火盗改・柿崎詩門の兄の名を口にしていた。目付の新倉も出張ってくるなど、一挙に「朝日屋」周辺がきな臭くなる中、女料理人ちはるの行く末にも変化が……。 文庫書き下ろし 【目次】 第一話 この先の道 第二話 追 憶 第三話 踊る阿呆鳥 第四話 出立の朝
  • 味ごよみ、花だより
    完結
    4.2
    全3巻748~880円 (税込)
    小石川御薬園同心の岡田弥一郎は、同輩の佐々木六郎太に誘われ上野の小料理屋にやってきた。そこで弥一郎は、思わぬ人物に再会する。数日前、彼は、女性のお供を連れた老爺が道端で苦しんでいたのを助け、小料理屋まで運んだのだった。その時の女性が、目の前にいる時枝だった──。優しさを秘めながらも、言葉にできない弥一郎と、自らの苦境に耐え続ける時枝。二人の再会は偶然か、それとも運命なのか。書き下ろし時代長篇。
  • 「はなの味ごよみ」シリーズ【全10冊合本版】
    -
    1巻6,666円 (税込)
    鎌倉で畑の手伝いをして暮らす「はな」。器量よしで働きものの彼女の元に、良太と名乗る男が転がり込んできた。なんでも旅で掏摸にあったらしい。だが良太の料理は味わったことのないほど絶品だった──。次第に心を通わせる二人だったが、良太は突然姿を消してしまう。はなは、僅かな手掛かりをもとに、良太を探しに江戸に旅立つが……。二人の恋の行方を描く、感動のグルメ時代小説、全10巻。収録作品『はなの味ごよみ』『はなの味ごよみ 願かけ鍋 』『はなの味ごよみ にぎり雛』『はなの味ごよみ 夢見酒』『はなの味ごよみ 七夕そうめん』『はなの味ごよみ 心ちぎり』『はなの味ごよみ 勇気ひとつ』『はなの味ごよみ 涙の雪見汁』『はなの味ごよみ 蛍の約束』『はなの味ごよみ 花笑み結び』 ※本商品は1冊に全巻を収録した合本形式での配信となります。あらかじめご了承ください。
  • まんぷく旅籠 朝日屋 もちもち蒸しあわびの祝い膳
    4.0
    1巻792円 (税込)
    蒸し煮は吉、抜け荷は凶―― 朝日屋の仲居おふさの祖父が、店を訪れる。「抜け荷(密輸)」の嫌疑がかかる唐物屋の隠居を同行し、怜治と話をして帰っていった。数日後、目付の新倉がやってきて、怜治の元同僚である火盗改・柿崎詩門の最近の様子を、朝日屋の面々に聞いて回る。くだんの「抜け荷」に、詩門の兄が関わっているかもしれないというのだが……。 文庫書き下ろし 第一話 あわびの両思い 第二話 異 変 第三話 新 風 第四話 朝 茶
  • 朝日文庫時代小説アンソロジー 母ごころ
    -
    1巻880円 (税込)
    絵師の千鶴は、駿河屋惣兵衛の依頼で妾お仙の亡くなった母の似絵を描くことに。目の前にいない人を描くのは初めてで、千鶴はお仙に母のことを尋ねるが……(永井紗耶子「母の顔」)。第一線の女性作家らが「母」をテーマに織りなす珠玉の6編。文庫オリジナル。
  • まんぷく旅籠 朝日屋 とろとろ白玉の三宝づくし
    4.0
    1巻770円 (税込)
    朝日屋に、加賀の若き料理人一平がやってきた。かつての修行仲間矢太郎の弟子だと聞いた慎介は一平を歓迎するが、連日、江戸で芸者遊びできる店に通っているのを知ったちはるは不審を募らせる――(第二話「過去」)。久馬がまたぞろ悪事を始め、火盗改や権八郎一味も動き出し……出汁も香るが事件も匂う待望のシリーズ第五巻!文庫書き下ろし 目次 第一話 命の潮 第二話 過去 第三話 天職 第四話 朝影
  • まんぷく旅籠 朝日屋 あつあつ鴨南蛮そばと桜餅
    3.7
    1巻770円 (税込)
    朝日屋の主・怜治の元同僚、火盗改同心の柿崎詩門が盗賊に斬られたらしい。安否を確かめにいった怜治だったが、本人に会うことはできなかった。そんな折、大坂の呉服屋の老番頭・孫兵衛が、長逗留したいと朝日屋を訪ねてきたが……(第一話 新旧)。美味しさと痛快さが胸を満たす――心の活力源を一服どうぞ。文庫書き下ろし 第一話 新旧 第二話 年始のさざ波 第三話 継ぐもの 第四話 朝桜
  • まんぷく旅籠 朝日屋 しみしみがんもとお犬道中
    3.8
    1巻770円 (税込)
    朝日屋の店先に現れたのは、お伊勢参り中の……犬!? 居合わせた客に「親切にしてやらなきゃ、罰が当たる」と言われ、おかげ犬の獅子丸の面倒を見ることになったが――(第三話 おかげ参り)。新たな仲居おふさも迎え、今日も珍客万来の朝日屋。そんなある日、下足番の綾人は気になる人影を目撃する。文庫書き下ろし。 目次 第一話 早咲きの梅 第二話 新しい仲間 第三話 おかげ参り 第四話 雨の朝
  • はなの味ごよみ
    完結
    3.3
    全10巻704~748円 (税込)
    鎌倉で畑の手伝いをして暮らす「はな」。器量よしで働きものの彼女の元に、良太と名乗る男が転がり込んできた。なんでも旅で掏摸にあったらしい。だが良太の料理は味わったことのないほど絶品だった──。
  • まんぷく旅籠 朝日屋 なんきん餡と三角卵焼き
    3.4
    1巻770円 (税込)
    「てめえに売る魚なんかねえ! とっとと帰れ!」日本橋魚河岸で怒声を浴びた慎介とちはる。振り向くと仲買人の鉄太が仁王立ちしていた。うまい料理とおもてなしで客足を取り戻した旅籠「朝日屋」に対し、鉄太は拭えぬ怒りを抱えていた――(第一話「まことの味」)挫折の味を知る人が笑顔を取り戻す朝日屋、今日も開店! 文庫書き下ろし 目次 第一話 まことの味 第二話 幸せの膳 第三話 小さな日輪 第四話 一陽来復の朝
  • まんぷく旅籠 朝日屋 ぱりとろ秋の包み揚げ
    3.3
    1巻770円 (税込)
    お江戸日本橋に、ちょっとワケありな旅籠が誕生!? 料理屋「夕凪亭」の娘ちはるは、雇われ人の裏切りで両親と店を失い、長屋でひとり借金苦に喘いでいた。そこに元火付盗賊改の工藤怜治が現れ、借金を清算してしまうと、日本橋室町に新しくできた旅籠「朝日屋」を手伝うようちはるに迫るが、ちはるには素直に頷けない事情があり……。 お腹も心も満たされる「朝日屋」の物語、ここに開店! ●主要登場人物● ちはる――17歳。いまはなき料理屋「夕凪亭」の一人娘 工藤怜治――28歳。朝日屋の主。元は腕利きの火付盗賊改で熱血漢 慎介――54歳。朝日屋の料理人頭。朝日屋の前身である料理屋「福籠屋」の主で、料理の腕前はピカイチだったが…… たまお――31歳。水茶屋の茶汲み女。外見はおっとりしているが、客あしらいがうまい。過去に悲惨な事件を経験している 綾人――16歳。乙姫一座の女形。かつての奉公先で事件に遭い、怜治に救われた過去を持つ 慈照――27歳。眉目秀麗な「天龍寺」の住職。幼い頃からちはるに目をかけている。甘党 柿崎詩門――24歳。火付盗賊改で、怜治の元同僚。怜治と違い、品のいい優男だが有能
  • 将軍家御鏡役 鷹の剣
    -
    1巻693円 (税込)
    「兄である家重が立派な次の将軍となれるよう、助けよ」──まさに青天の霹靂であった。旅芸人・竹野鷹清は、目の前に現れた大男に突如、こう命ぜられる。大男の正体は、八代将軍・徳川吉宗。この現将軍に実の父である、と告げられたのだ。自由に生きたいと願う鷹清であったが、実の兄で次代将軍となるはずの家重と会って信念が揺らぐ……。実は家重、病弱であることを理由に弟の宗武に九代将軍の座を狙われ、隙あらば刺客も向けられていた。鷹清はそんな兄を守ろうと固く決意する。かくして将軍家に御鏡役が誕生。家重の影武者となって敵をかく乱する、新たな役職を拝命した鷹清は、我流・鷹の剣を操り乱舞する!果たして、正当なる徳川の血を守れるのか。期待の新シリーズ、開幕!!

ユーザーレビュー

  • まんぷく旅籠 朝日屋 ぴりりと山椒の七夕そうめん

    Posted by ブクログ

    久馬を捕まえれば終わる話ではなくなってきた かなり壮大な 日常の美味しいごご飯の合間に入れるとか凄い技術力 全くもって面白いし修行に出るとか生活も進化しているし。ロールプレイングゲームのような登場人物たちが増えていく さりげなく 旅籠の旅人もだし ちょうど開催されていない祭りを見に来て代わりに酔ったちはるの踊りが見れて1番の土産話に にしても柿崎はきな臭い

    1
    2025年09月06日
  • 茶屋占い師がらん堂

    Posted by ブクログ

    ライトで読みやすい時代小説。
    占い師によってスカッとする結末ばかり!楽しい本だった。
    お鈴も良い子でお母さんも優しい。
    最後の側が美味しそうすぎて、この茶屋に行きたい!

    0
    2025年08月04日
  • まんぷく旅籠 朝日屋 もちもち蒸しあわびの祝い膳

    Posted by ブクログ

    朝日屋読むと毎回人間万事塞翁が馬を思いつく。あのまま乗っ取られないでいたら親方に会えないし怜治にも女中三人衆にも 誰にも会えず ただ父親の味を再現してただろうな。6作目で三人衆のレベルアップがわかりやすい、まあその分ちはるとおふさのバチバチが無くなってらぁ、しかし怜治がいるのに生臭い事件ないねぇ、まあだからこれ好きなんだが。まあ詩門の一件すげえ気になるってこと

    0
    2025年02月16日
  • まんぷく旅籠 朝日屋 あつあつ鴨南蛮そばと桜餅

    Posted by ブクログ

    朝日屋。料理と旅籠とてんこ盛りの、片方だけでも作れるのに、どんな風に物語が進むのかと思いつつはや4巻ですか。大酒飲みのちはるがやって来て一年経たないしだいぶ内容が濃い。今回は大阪商人の孫兵衛がとてもいい働き振りでした、肝心の場面に悉く出てきて大車輪の活躍する 引退なんかもってのほかで、若旦那登場という非常に良い流れ 最後の太吉の話におしのの話に 問題解決している おしのの私なんかがの口癖と下を向くのをやめること。太吉の本音とお母さんの新しい旦那さんに嫌われたらどうしたらいいかと 時間をかけて持って行く所

    0
    2024年02月02日
  • まんぷく旅籠 朝日屋 しみしみがんもとお犬道中

    Posted by ブクログ

    3冊目。がんも蒲鉾竹輪はんぺんの様に染みてる物語ってこと。色々出て来るから最後は柿崎が怪我をして次回はそういうことです、怜治の出番かね。8人に増えたし2人だけだった朝日屋の客も増えて、人の良さそうな長吉郎も良いアクセント、蒲鉾作りの伝蔵との繋がりがあるのがホッとするよ。安定のじしょうもちらっと出て来るし、見捨てないね。おしのの出番が少ないけど、おふさ16歳に8人になったし、広がるね。お伊勢道中も土橋さんで読んだが、本当にあったんだね、3章もとても楽しくなりました。たぶん江戸に戻ってくる話を読める筈

    0
    2024年02月02日

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