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  • 新聞社崩壊(新潮新書)
    3.8
    十年で読者が四分の一減り、売上はマイナス六千億円。新聞業界の地盤沈下が止まらない――。限界を迎えつつあるビジネスモデルを、元朝日新聞販売局の部長が徹底分析。独自データを駆使した全国四十三紙の経営評価から、生き残る新聞社と消えてゆく新聞社の姿がはっきりと見えてくる。「なぜ新聞代は高いのか」「“押し紙”というタブー」「スクープで部数は伸びない」など、記者が知らない新聞販売の窮状と未来をレポート。

ユーザーレビュー

  • 新聞社崩壊(新潮新書)

    Posted by ブクログ


    新聞社はいらないと言われ、特に高齢者層の購読が現状維持になっている中、押し紙裁判に関する事項など、新聞社が抱える問題を網羅的に理解できました。

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    2024年07月30日
  • 新聞社崩壊(新潮新書)

    Posted by ブクログ

    新聞業界の研究のために、タイトル買いで読んでみた書籍。購読者が減少の一途を辿り、デジタルシフトも進まない現状を憂いつつも、最後に生き残りのための方策を示している。
    著者が元朝日新聞の販売局社員という事で、厳しい論調が目立つものの、最後には情熱を感じた。

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    2020年03月15日
  • 新聞社崩壊(新潮新書)

    Posted by ブクログ

    私がその最末端にいる新聞業界は、言わずと知れた斜陽産業です。
    斜陽どころか、陽は既に沈み切ったという説もあります。
    まず部数の減少が止まりません。
    それは体力のある全国紙も同様です。
    濃淡はあります。
    本書によれば、朝日と読売、日経は勝ち組、反対に毎日、産経は負け組です。
    でも、朝日、読売、日経も安閑としてはいられません。
    何と言っても、2025年には今より新聞購読者がさらに3割も減るのです(今や50代の半分以上が新聞を読まない時代です)。
    その時、新聞業界には焼け野原よろしく荒涼たる風景が広がっていることでしょう。
    いずれにしろ戦後、旗艦メディアとして躍進の原動力となった今の新聞のビジネスモ

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    2018年03月16日
  • 新聞社崩壊(新潮新書)

    Posted by ブクログ

    トランプ大統領登場によってフェイクニュースという言葉が取り上げられてジャーナリズムの危機が叫ばれたり、GAFAというプラットフォーマーの圧倒的存在感にただただ立ち尽くしたり、そもそも朝日も産経も、そして讀賣も基本の取材でやらかしてしまう昨今ヤバさが際立ってきた日本の新聞社たち。でも、それは昨日今日の問題ではなくて、もうだいぶ前から「お前はもう死んでいる」状態だよ、と指摘する本です。ものすごいざっくりとした計算ですが、新聞発行というビジネスモデルが破綻していることを証明しようとしています。元・朝日新聞で販売を担当したいた人のぶっちゃけ話に、つい「またかよ…」「辞める前になんとかすりゃいいのに…」

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    2018年02月24日
  • 新聞社崩壊(新潮新書)

    Posted by ブクログ

    新聞業界の斜陽化についてインサイダーの視点から語った一冊。

    インターネットの影響についての記述は少なかったものの、インサイダーならではの情報があり勉強にはなった。

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    2019年05月15日

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