作品一覧

  • 野性の力を取り戻せ
    4.3
    1巻1,485円 (税込)
    ~経営者、起業家、イノベーターは、  なぜ今、山伏修行をするのか?~ NHK総合テレビ「祈りの山のふもとで ~出羽三山 羽黒山伏の日々~」(2021年1月3日)で紹介 山伏歴50年・羽黒山伏最高位「既修松聖(まつひじり)」 星野文紘  × キャリアコンサルタント、女山伏 渡辺清乃 思考・論理の限界は、“感じる知性”で超えていく! 身体性、直感、感性、精神性(スピリチュアリティ)、つながり…… 「山の思想」が人、社会の可能性を開く 私たちは今、かつてないほどまでに 「先の見えない時代」 を生きています。 では、そのような時代を生きる私たちにとって、 「次なる時代」 の手がかりは、どこにあるのでしょうか? ――そのひとつのヒントとなるのが、 日本の伝統的な「修験道」「山伏」です。 「修験道」とは、自然の中に身を置き、 身体を用いた「行」に取り組み、 そこで自ら感じたことを考えていく哲学のこと。 本書の著者の一人である羽黒山伏・星野文紘氏のもとには、 多くの経営者、起業家、新進気鋭の専門家、イノベーターなど、 最前線のビジネスパーソンたちが 「山伏修行」 を経験するために訪れています。 なぜ、経営者、起業家、イノベーターたちは、今、山伏修行をするのでしょうか? テクノロジーによって失われた身体性を取り戻し、 理性・言語を超えた先の 「感じる知性」 を活かして生きるヒントがある ――山伏修行の経験を通してそう確信し、 自らもキャリアコンサルタント、そして羽黒山伏としての活動する 渡辺清乃氏を案内人として、 「山の思想」を仕事、人生に活かすヒントを紐解くのが本書の目的です。 行き過ぎた効率化、経済合理性の弊害が至るところに現れてきている現代。 このまま、効率化、経済合理性を突き詰める道を歩むのか、 それとも、別の可能性をひらき、より人間が人間らしく生きる道を歩むのか―― 自然の中に身を置き、「行」を続けてきた山伏の「経験」「言葉」から 「次なる時代を切り開くヒント」を感じ取る。 そんな旅のプロセスを、ともに進んでいきましょう。 【目次】 はじまりの物語 ・キャリアコンサルタント、山伏になる ・「野性」の力を取り戻す その1 山伏とはなにか その2 「うけたもう」 その3 山伏修行は、一度死んで生まれ変わる場 その4 修行では、名前はいらない。ただ自然と溶け合うのみ その5 山伏修行は、山中の荒行であり「祈り」の行である 終章 「山伏」をアップデートせよ
  • 感じるままに生きなさい
    3.0
    1巻1,320円 (税込)
    内田樹氏推薦! 「星野さんは「山のような人」である。山は何も話さないけれど、もし口があったら、星野さんみたいに話すんだと思う。めっちゃ面白い本です。」 ●修験道とは「大自然のなかに身をおいて、感じたことを考える哲学」まず感じること。それから考える。 ●たとえ三日間でも、山に入って自然のなかで修行していると、薄れていた野性が呼び起され、体が勝手に目覚めてくる。それがあのいきいき感だ。 ●「うけたもう」羽黒修験だけにある言葉だ。すべてを受け入れる。そこには信頼があるんだろうね。われわれは何をいわれても「うけたもう」なんだよ。 ●重要なんだよ、気になるということが。気になるって、頭がさせるわけじゃない。魂がさせるわけだから。気になることをどんどんやれば、魂がよろこぶ。 ●決断は頭ではできない。決断は魂だ。 ●魂のまにまに、感じたことをやりなさい。頭で止めないこと。感じたことをどうしてやるかは、考えてやりなさい。魂のまにまにを大事にして。そうするとうまくいく。 ――出羽三山の山伏のシンプルなことばが伝える日本古来の自然な生き方と、感性・野性を取り戻すヒント!「魂のまにまに」生きると、すべてはうまくいく!

ユーザーレビュー

  • 野性の力を取り戻せ

    Posted by ブクログ

    野生の力を取り戻せ。
    読んでいて、どんどん元気になる。
    計画に縛られず、直感、感性を大事にしつつ、現場と体験に価値を置く自分の元々の感覚に後押しを貰えた。この感覚、大事にして良いようだ。
    そして、セルフコンパッション瞑想から入って、禅に出会い体幹トレーニングをする中で研ぎ澄ましてきている身体性や、
    うつ病のリワークで学んだ、キャリアや心と体と頭というリソースの関係などとも、感じることや山伏修行がもたらすものに繋がることがあることを学ぶ。

    されど、考えるのではなく、体験して感じることが始まりなのだから、やはり修行しに行こうと思う。山が好きで、森林や生物を保護したくて、外で遊べたらと思っている、

    0
    2024年05月19日
  • 野性の力を取り戻せ

    Posted by ブクログ

    考える知性ではなく感じる知性。
    感じたものをもとに動いてみる必要。
    巻き込もうとしたらそれは自分都合。
    感じたままに祈りで仕事をすれば自ずと流れは出来上がる。

    0
    2021年05月31日
  • 野性の力を取り戻せ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     筆者のお二人のトークライブを聴いてから読書したのだが、本を読むというよりもトークライブを聴く感じになったのが驚きの体験であった。無料トークライブを主催した主催者は慧眼があったと思う。
     この本には様々なことが書かれているがそこから得るのは知識ではなく「感じる」ことの重要性である。トークライブでも思ったのだが、先達から発せられる言葉は「金言」ばかりで圧倒される。難しい言葉は全く使われていないがそれこそ腹落ちする。
     たまたま同じタイミングでソニーコンピュータサイエンス研究所副所長である暦本純一氏の「妄想する頭 思考する手 想像を超えるアイデアのつくり方」を読んでいるのだが身体感覚と素直に向き合

    0
    2021年08月24日
  • 感じるままに生きなさい

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    以前から気になっていた、星野文紘さんの著書。今年は年齢的にも大きな区切りを迎えるので、ぜひ出羽三山で修験道を体験したい。

    ・考えるのではなく感じること。言葉ではなく、自然に身を置き感じること
    ・魂を元気にさせる・強くさせる(そういった場所がその人にとってのパワースポット)
    ・「頑張る、受ける、混ざる」:滝行でも頑張るうちは本物ではない。滝のエネルギーを受けて、混ざる…この感覚が大切
    ・祈る。どこででも祈れる。祈ると見えないものが現れてくる
    ・"大自然と先祖に対する感謝"が日本人の宗教観
    ・「魂のまにまにを大事にする」

    0
    2019年10月14日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!