毎日新聞校閲グループの作品一覧

「毎日新聞校閲グループ」の「校閲記者の目」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 校閲記者の目 あらゆるミスを見逃さないプロの技術
    3.5
    1巻1,300円 (税込)
    「人は誰でも間違える」を大前提に、ミスが出たときの受け止め方、対処の仕方といった仕事への取り組み姿勢をはじめ、極力ミスをなくし、言葉のセンスを磨くためのコツを具体的に紹介。さらに、誤字・脱字など間違い事例としてゲラ写真を100点以上掲載。毎日新聞校閲グループの「間違いを見逃さないノウハウ」を、他の業種、業界で働く人たちにも活用してもらえるよう、余すところなく伝える。 第1章では、間違いを盛り込んだダミー記事を用いて「間違い探しテスト」を掲載。丁寧に解説しながら、校閲記者の仕事内容を紹介する。第2章~第7章は、具体的な誤用例や誤植例を示しながら、日本語表現のあれこれをひもとく。さらに、言葉と格闘する毎日新聞校閲グループならではの視点や、事例に関するエピソードなども盛り込む。単なる誤植集にとどまらず、新聞制作を支える「言葉の番人」ともいうべき校閲の仕事の醍醐味が堪能できる一冊。 ※こちらの作品は過去に他出版社より配信していた内容と同様となります。重複購入にはお気を付けください
  • 校閲記者の目 あらゆるミスを見逃さないプロの技術

    Posted by ブクログ

    この本は校閲に関心ある人が読みものとして一気に読む、または校閲、校正をする人が作業する前に、注意点をおさらいする意味で読む、どちらの使い方もできると思う。
    校閲だけでなく、現代の日本語の有り体がわかる、読んでいてためになる本。日本語学習者にも参考になるのでは。
    毎日新聞校閲グループのブログもそうなのだが、「知識のない奴らに教えてやっている」的な、上から目線な視点に立つことはなく、かといって卑屈過ぎることのない、中立的なスタンスで書かれていることに好感をおぼえる。

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    2017年10月05日
  • 校閲記者の目 あらゆるミスを見逃さないプロの技術

    Posted by ブクログ

    毎日新聞での校閲ルール、という前提で新聞記事の校閲に関する実例や苦労が語られている。

    「間違いがいくつあるかわからない間違い探し」というフレーズが印象的。限られた時間の中で膨大な記事の中から、「ないかもしれない」誤りを見つけて修正する大変な作業。固有名詞や数字などはその知識がないと誤りかどうかも判断できない。

    改めて日本語の複雑さにも気づかされる。てにをは、漢字、それに時代と共に変化する言葉の意味など。修正の拠り所となる国語辞典でさえも誤植をすることがあるらしい。

    本書の最後では、やはりというかAIについての言及もあった。膨大な手作業に有効なパートナーにも、仕事を奪う強敵にもなりうる。し

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    2023年07月16日
  • 校閲記者の目 あらゆるミスを見逃さないプロの技術

    Posted by ブクログ

    一ヶ所見落としても0点。この仕事がいかに厳しいかが分かった。

    素人がすぐに分かることなど当たり前で、それ以上の能力が必要。

    私は重要な文書をチェックする時、頭がオーバーヒートして、おでこや耳などが痛くなる。重要であればあるほどその傾向が強い。私に強迫性障害的な所があることを考えると、この仕事は向いていないと思う。

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    2023年06月24日
  • 校閲記者の目 あらゆるミスを見逃さないプロの技術

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    特に執筆の勉強をしないまま、コラムや書籍の文章を書く業務も手掛けているため、参考のために読んでみました。

    漢字を使うか、ひらがなを使うか。
    漢数字と算用数字の使い方の違い。

    文章を書きながら迷う点が多々あります。判断基準がよく分かり勉強になりました。

    文字1字でも、大切にしたいと改めて感じます。

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    2018年05月07日
  • 校閲記者の目 あらゆるミスを見逃さないプロの技術

    Posted by ブクログ

    なんと日本語は豊かなことばなのかと気付かされ、同時に難しいということも再認識。
    舟を編むでもそうだったが、ここまで日本語の一つ一つにこだわって、いる人たちがこんなところにいたのか、と。
    最近のネットニュースはよく誤字と思われる箇所を見つける。校閲がないがしろにされているのだろうか。
    尚更新聞の凄さが分かった。

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    2017年12月09日

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