作品一覧

  • シャクシャインの戦い【HOPPAライブラリー】
    3.7
    1巻2,750円 (税込)
    1969年6月、幕府を揺るがす〈アイヌの一斉蜂起〉が始まった。 本書はその近世最大の民族戦争〈シャクシャインの戦い〉の全貌に迫る一冊。 具体的な史料すべてに目を通しアイヌ伝承などにもあたり、実際の事件のあった現場に赴き、各地の博物館でも調べ、写真を撮り、実地検分をして、この戦いの事実を可能な限り再現しようとしたものである。
  • だれも「おかしい」と言わない小学校〈超管理教育〉の実態
    -
    1巻1,980円 (税込)
    安倍政権下での“上意下達”の〈超管理教育〉の危うさを訴えるとともに〈学び〉の本質をさまざまな角度から掘り下げた、教師・保護者必読の書。 「これおかしくないですか?」 ●職員会議が、管理職からの指示をパソコンで伝える場となっている。 ●ほとんどの小学校教諭が「英語」を教える免許を持っていないのに、英語の授業をさせられている。 ●授業時間が詰まり過ぎていて、子どもたちは給食を15分で食べなければならない。 ●教員の仕事量は年々増え続けているのに、「働き方改革」で「残業するな」と管理職から言われる。そのために教員はみな家に仕事を持ち帰っている。 ……他。

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ユーザーレビュー

  • シャクシャインの戦い【HOPPAライブラリー】

    Posted by ブクログ

    「私たちは、シャクシャインの戦いの事実を知ることで、現代に対する歴史認識を磨き、先住権にまで目を広げることが求められているのである」

    2023年の神保町ブックフェスティバルにおいて寿郎社の売り場はひときわ異彩を放っていた。ラインナップの純北海道的な個性ももちろん、寿郎社の方の熱意に撃たれて2冊を購入したうちの一冊が本書。

    手に入れて確かな満足がある一冊でした。神保町でのセールストーク「シャクシャインの戦いだけに絞って書かれた本は、いまこの一冊しかない」。なるほどその通り。内容的にもこの戦いを多方面から分析する手法は重厚であり、大きな東アジア的地理関係の中で意味を見出そうとする、射程の広さも

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    2023年11月19日
  • シャクシャインの戦い【HOPPAライブラリー】

    Posted by ブクログ

    平山裕人 シャクシャイン の戦い

    シャクシャインの戦いの経緯と影響について論じた本。シャクシャインの戦いは 自由交易権をめぐるアイヌと松前藩の戦い。


    著者は シャクシャインの戦いを、先住民族と国家の戦いとして見ている。松前藩に与えられた黒印状が 国家の権威であり、侵略戦争の大義名分となったという論調


    異民族を保護しているという国家の上から目線が、ゴールドラッシュの利権と絡んで 侵略国家化している。近代における資本主義の兆候を示しているように読める。そのためには、アイヌ民族の根絶を言葉にしたり、アイヌの風習を悪用して 騙し討ちするのは、気分が悪くなる




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    2023年02月17日
  • シャクシャインの戦い【HOPPAライブラリー】

    Posted by ブクログ

    シャクシャインというアイヌの首長が幕府(松前藩)に対して反乱を起こした、とうことぐらいしか認識してなかったが、そもそも侵略したのが和人であって、商場交易というのも松前藩が勝手に設定し、アイヌから自由な交易の権利を一方的に奪い、しかも物々交換の比率も和人の言うがまま。シャクシャインの戦いは奪われたものを取り返す為の戦いだったんですね。

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    2017年11月26日

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