カフェじゃなく、いわゆる純喫茶と呼ばれるようなレトロなスタイルの喫茶店の看板メニューが、ちょっとしたコラムとレシピ、作り方が載っている本。
こだわりの食材ではなく出来合いの缶詰が使われていたり、
有名お菓子がぶっ刺さっていたり。
映えとは無縁のレシピのはずなのに、映えるレシピよりずっと映える不思議
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老若男女問わず誰もが懐かしいと思う味だろう。
クリームソーダもありきたりな食材でできるけど、家でやろうと思うと結構めんどいなって思う。
でも「家でも頑張ればできる」けど、空間丸ごと味わいに行くのが喫茶店の楽しみ方なんだ。ということを教えてくれる本。
見ごたえ、読み応えもバランスよく、気軽にめくれて、読める本。
そして髙山かづえさんの著よりも難波里奈さんよりも誰よりも功労者なのは、カメラマンの中垣美沙さんとスタイリングの駒井京子さんだと思った。