作品一覧

  • 「やばいこと」を伝える技術 修羅場を乗り越え相手を動かすリスクコミュニケーション
    4.0
    難しくて伝えづらい。相手にとってうれしくない。そんな話題や情報、ニュースを相手に正しく理解してもらう方法がわかる1冊。 「言ったつもりが伝わらない」「このくらいわかるはずと思ったのに、相手は適当に理解していた」「伝えた内容を相手が誤解してトラブルになった」上司VS部下、企業VS消費者・マスコミ、学校VS保護者、PTAの役員VS他の保護者、マンションの理事会VS住民……。あらゆる場でコミュニケーションは発生し、伝える、伝わる関係が生まれます。 じつのところ、相手にとってうれしいニュースであれば、伝えるのはさほど難しくないもの。ですが、もしもそれが相手にとっては聞きたくないような「やばいこと」であったら、どう伝えればいいのか? 例えば、仕事の不備を部下に指摘する、製品の事故や不具合とその発生経緯を発表、説明する、マンションの修繕費積み立て費を急遽増額しないとまずいことを伝える等……。そもそも、正確に伝わらない(伝えられない)原因は何か、それによって起きる不具合とはどんなものか? 以上を踏まえたうえで、相手に誤解なく伝わるコミュニケーションの具体的な方法を、リスクコミュニケーションの専門家である西澤真理子氏が一般人向けに日常(ビジネス/プライベート問わず)のさまざまな場面で応用できる形で解説する。 ※こちらの作品は過去に他出版社より配信していた内容と同様となります。重複購入にはお気を付けください
  • リスクコミュニケーション
    -
    1巻990円 (税込)
    日本ではいまだ正確に理解・実践されているとは言いがたい「リスクコミュニケーション」を、豊富な研究や実践の事例をもとに解説。前半では2011年3月11日に起こった東日本大震災時の日本政府のコミュニケーションを題材に、どこに問題があったのか検証し、後半では、メディア、科学者、企業など、リスクコミュニケーションに関わるさまざまな立場について解説します。2013年に株式会社エネルギー・フォーラムから刊行された『リスク・コミュニケーション』の内容をアップデートし、加筆修正して新たに刊行。リスク・コミュニケーションに携わる人だけでなく、情報リテラシーを身につけたい方にもおすすめの入門書です。
  • 「やばいこと」を伝える技術 修羅場を乗り越え相手を動かすリスクコミュニケーション

    Posted by ブクログ

    「リスク・コミュニケーション」とは不都合な真実をどのように伝えるかの手段のことです。

    ただ真実を伝えるのではなく、綿密な準備から、フォローまで、考え抜いて実行するべきであると著者は説きます。

    また、人は物事を感情やイメージで判断し、それからゆっくりと情報を理解する、という行動経済学の視点から、相手を説得することが重要ではなく、相手が腑に落ちるような情報にデザイン・加工して提供することが重要である、とも。

    不都合な真実を伝える場面は、少ないように思われますが、最も危険なのは、危機感なく発信してしまう情報。

    誰でも発信・受信できる、一見すると素晴らしい時代になりました。
    しかしながら、それ

    0
    2020年04月08日
  • 「やばいこと」を伝える技術 修羅場を乗り越え相手を動かすリスクコミュニケーション

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    後半にかけて実務的な内容が多かったものの、日常生活におけるコミュニケーションで実践出来る事もいくつかありました。相手に伝わらないのは言葉にしていないのと同じ、相手の知りたいこと、好みも含めて「聴く」ことの重要性、自分の当たり前が相手の当たり前とは限らない、自分自身の伝え方を改めて振り返ろうと思いました。「不寛容社会」「安心安全社会」という言葉も印象に残り、日本ならではの感覚に気付かされました。

    0
    2020年04月26日

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