作品一覧

  • 死にゆく者への祈り
    4.4
    1巻1,122円 (税込)
    元IRA将校のおたずね者マーチン・ファロンは、逃亡用のパスポートや切符と引換えに殺しの依頼を請負った。仕事自体は簡単にすんだ。が、たまたま現場に居合せた神父とその姪のため、やがて彼は冷酷な依頼主と対決するはめに……。拳銃だけをよすがに血と暴力の世界をさすらう一匹狼の姿を熱く謳い上げる!
  • 紳士淑女のジョーク全集
    -
    1巻1,430円 (税込)
    「週刊新潮」で40年ちかくジョーク欄を執筆した著者が、これまで蓄積してきたジョークの中から、紳士淑女御用達の選りすぐり、絶品ジョークをいっきに書き下ろし! ●ドクターが患者に質問した。「あなたがベッドに臥せっているとき、奥さんは本など読んでくれますか?」「ええ、生命保険の契約書なんかを、ね」 ●ダイエットには日本食がいい。ただし、食べるときには箸を一本だけ使うことだ。 ●不思議なことがある。誰もが天国はすばらしいところだと知っているのに、誰もが死にたがらない。 ●幸福感とは、多忙のあまりみじめな気持ちになれないときの気分である。 ――などなど
  • マインドハンター FBI連続殺人プロファイリング班
    4.0
    元・FBI行動科学課捜査官が、プロファイリング手法の成り立ちや、それらが解決に導いた凶悪事件の詳細を自らの体験をもとに語る!

ユーザーレビュー

  • 死にゆく者への祈り

    Posted by ブクログ

    ジャック・ヒギンズの名作冒険小説『死にゆく者への祈り』です

    ジャック・ヒギンズといえば『鷲は舞い降りた』があまりに有名なんですが、ヒギンズ本人は自身のベストとしてこちらを挙げたそう

    ありがちでシンプルなストーリー展開

    そうなんです「ありがち」
    でもねこれってとんでもないことなんですよ!
    刊行が1971年ですからね
    つまりこの作品を「ありがち」って感じるっことは、この後に出版された冒険小説にどんだけ影響与えてるかってことなんですよ!

    すごいんです
    しかもシンプルなのに奥深い

    そして、この作品の最大の魅力はとんでもなく魅力的な登場人物たちなんです

    主人公の元IRA兵士ファロウ、彼の殺し

    0
    2023年10月22日
  • 死にゆく者への祈り

    Posted by ブクログ

    元IRA将校のおたずね者マーチン・ファロンは、逃亡用のパスポートや切符と引換えに殺しの依頼を請負った。仕事自体は簡単にすんだ。が、たまたま現場に居合せた神父とその姪のため、やがて彼は冷酷な依頼主と対決するはめに……。拳銃だけをよすがに血と暴力の世界をさすらう一匹狼の姿を熱く謳い上げる!

    ヒギンズ祭りで、再読を続けてきたが、やはりこの作品は完成度が高い。他の作品との差はどこから生まれたのだろうか。

    翻訳されていない作品の中に、ニック・ミラーを主人公にした警察小説の三部作がある。勝手な想像だが、おそらく、本作の登場人物と同一ではないか。

    92歳で逝去と聞いた。ご冥福をお祈りします。

    0
    2022年04月10日
  • 死にゆく者への祈り

    Posted by ブクログ

    1973年上梓、ヒギンズの魅力を凝縮した畢生の名作。
    冒険小説史に燦然と輝く「鷲は舞い降りた」(1975)のような重厚な大作ではないが、ロマンとしての味わいでは突出しており、恐らく大半のファンはベストに推すだろう。1981年に「ミステリマガジン」が行ったアンケートでは、ヒギンズ自身が最も好きな作品に選んでいる。その理由は、一読すれば納得できるに違いない。デビュー以来、修練を重ねて深化した技倆と独自の美学が結実し、揺るぎない世界観を確立している。

    物語は、ヒギンズ節ともいうべき馴染みの情景描写から始まる。
    「通りのはずれから警察の車が姿を見せると、ファロンは本能的にいちばん近い戸口に身を寄せ、

    0
    2021年10月16日
  • マインドハンター FBI連続殺人プロファイリング班

    Posted by ブクログ

    凶悪犯罪の犯人捜査のため、捜査官達は綿密な捜査に基づいてプロファイリングを駆使し、犯人を追い詰めていく。
    誰しもが被害者になる可能性はあるが、加害者になるにはそこに至るまでの経緯がある。

    0
    2021年08月27日
  • 死にゆく者への祈り

    Posted by ブクログ

    ヒギンズ自身が押す一作。鷲は舞い降りたと並んでこれが傑作と押す人も多いでしょう。IRA物ですがファーガスン准将もデヴリンも出てきませんし、ミリタリー・インテリジェンスっぽさもなく、ひたすらハード。元IRAの闘士がギャングと丁々発止の戦いを繰り広げるというプロットそのものは「鷲は舞い降りた」でも「嵐の眼」でも嫌というぐらい使われていますw

    0
    2009年10月04日

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