作品一覧

  • 島津氏 鎌倉時代から続く名門のしたたかな戦略
    3.5
    1巻1,100円 (税込)
    鎌倉時代から幕末まで九州南部を支配し、今なお続く武家の名門「島津氏」。その歴史は、安定していたとは言い難い。東アジア海域の流通を抑え、中央(京都・江戸の朝廷・幕府)から一目置かれていたものの、南北朝期から室町・戦国期にかけては常に反島津方に晒され、兄弟間、一族間抗争が頻発。近世初頭には豊臣秀吉による軍事討伐の対象となり、関ヶ原での敗戦により改易の危機を迎える。さらに、江戸時代には外様大名として厳しい藩経営を強いられた。それでも、島津氏は滅びなかった。いったい、なぜなのか? 本書は、鎌倉時代から幕末まで島津家歴代当主の政策に焦点を当て、700年の歴史を紡いできた島津氏の「生存戦略」に迫る。巧みな交渉術、政権との距離感、敗北後の危機回避能力――、隠れた名家・島津氏に学ぶ「外交の神髄」に迫る! 専門家による「島津氏」通史の決定版。
  • 誰も書かなかった 西郷隆盛の謎
    4.0
    1巻704円 (税込)
    「なぜ薩摩藩の重鎮になれた?」「明治新政府では何をしていた?」「西南戦争はどんな戦いだった?」「西郷の子孫はどうなった?」など、50の謎解きで2018年大河ドラマの主人公・西郷隆盛がサクサクわかる!
  • 幕末明治 鹿児島県謎解き散歩
    -
    1巻792円 (税込)
    2018年大河ドラマの主人公「西郷どん」の故郷は謎と不思議がいっぱい! 60の謎解きで「西郷どん」と幕末の鹿児島県がよくわかる決定版! 読むと鹿児島に行きたくなる1冊です!

ユーザーレビュー

  • 島津氏 鎌倉時代から続く名門のしたたかな戦略

    Posted by ブクログ

    鎌倉時代から幕末まで島津家歴代当主の政策に焦点を当てた本です。
    政権との距離感、敗北後の危機回避など中々興味深い内容でした。

    0
    2025年01月12日
  • 島津氏 鎌倉時代から続く名門のしたたかな戦略

    Posted by ブクログ

    薩摩藩、島津家の歴史を知る。室町時代から約700年続いた島津家、著名な藩主は光久(2代目)、斉彬(11代目)、久光(12代目)となるが、密貿易、贋金(藩札)等で薩摩の500万両の負債を50万両の利益に変えた調所広郷による財政難を乗り越えることができた。更にその収益で幕末への武器、兵士(軍隊)などを他藩より先駆けて調達できたと言える。だが、密貿易での責任を一身に受けて服毒自殺してのは残念だ。知恵者と言われた調所広郷の存在がなかったら倒幕はなかったかもしれない。

    0
    2024年12月19日
  • 誰も書かなかった 西郷隆盛の謎

    Posted by ブクログ

    大河ドラマで注目を集めている西郷どん。名前は知っているけど実はよく知らないなあと、一通り知識が得られそうな本を選んだ。全部で50の謎を紹介していて、前書きにはどこから読んでも楽しめるとあったが、最初から順を追って読み進むと西郷どんの生涯がよく分かる。歴史の授業で知った人物ではあるが、とても身近に感じた。

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    2017年12月10日
  • 島津氏 鎌倉時代から続く名門のしたたかな戦略

    Posted by ブクログ

    鎌倉時代から続く島津家700年の歴史をまとめた一冊。
    内紛でお家分裂からの没落の危機はいくらでもあっただろうに、よく持ち堪えてきたなという印象。

    0
    2024年12月28日
  • 島津氏 鎌倉時代から続く名門のしたたかな戦略

    Posted by ブクログ

    島津氏は源頼朝の家臣であった惟宗忠久が島津の荘を領有し島津を名字としたところから始める。その後、幕末まで700年もの間勢力を保ち続ける。
    島津家の歴史が以下分類で簡潔にまとめられている。

    第一章 島津忠久
    第二章 鎌倉時代の滅亡と室町幕府の成立を乗り切った貞久、氏久
    第三章 室町時代初期九州探題今川了俊と争った元久、久豊
    第四章 国一揆の勃発と宗家争いを経験する忠国、立久
    第五章では薩摩統一の礎を気づいた忠良、貴久
    第六章では大隅、日向を統一し九州探題制覇に迫った義久、義弘
    第七章では薩摩藩の礎を築く家久の政治
    第八章〜第九章では琉球貿易を始めた光久、藩政改革を行なった重豪
    第十章〜第十一章

    0
    2024年12月22日

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