島津氏 鎌倉時代から続く名門のしたたかな戦略

島津氏 鎌倉時代から続く名門のしたたかな戦略

1,100円 (税込)

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3.5

鎌倉時代から幕末まで九州南部を支配し、今なお続く武家の名門「島津氏」。その歴史は、安定していたとは言い難い。東アジア海域の流通を抑え、中央(京都・江戸の朝廷・幕府)から一目置かれていたものの、南北朝期から室町・戦国期にかけては常に反島津方に晒され、兄弟間、一族間抗争が頻発。近世初頭には豊臣秀吉による軍事討伐の対象となり、関ヶ原での敗戦により改易の危機を迎える。さらに、江戸時代には外様大名として厳しい藩経営を強いられた。それでも、島津氏は滅びなかった。いったい、なぜなのか? 本書は、鎌倉時代から幕末まで島津家歴代当主の政策に焦点を当て、700年の歴史を紡いできた島津氏の「生存戦略」に迫る。巧みな交渉術、政権との距離感、敗北後の危機回避能力――、隠れた名家・島津氏に学ぶ「外交の神髄」に迫る! 専門家による「島津氏」通史の決定版。

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島津氏 鎌倉時代から続く名門のしたたかな戦略 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    鎌倉時代から幕末まで島津家歴代当主の政策に焦点を当てた本です。
    政権との距離感、敗北後の危機回避など中々興味深い内容でした。

    0
    2025年01月12日

    Posted by ブクログ

    薩摩藩、島津家の歴史を知る。室町時代から約700年続いた島津家、著名な藩主は光久(2代目)、斉彬(11代目)、久光(12代目)となるが、密貿易、贋金(藩札)等で薩摩の500万両の負債を50万両の利益に変えた調所広郷による財政難を乗り越えることができた。更にその収益で幕末への武器、兵士(軍隊)などを他

    0
    2024年12月19日

    Posted by ブクログ

    鎌倉時代から続く島津家700年の歴史をまとめた一冊。
    内紛でお家分裂からの没落の危機はいくらでもあっただろうに、よく持ち堪えてきたなという印象。

    0
    2024年12月28日

    Posted by ブクログ

    島津氏は源頼朝の家臣であった惟宗忠久が島津の荘を領有し島津を名字としたところから始める。その後、幕末まで700年もの間勢力を保ち続ける。
    島津家の歴史が以下分類で簡潔にまとめられている。

    第一章 島津忠久
    第二章 鎌倉時代の滅亡と室町幕府の成立を乗り切った貞久、氏久
    第三章 室町時代初期九州探題今

    0
    2024年12月22日

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