作品一覧

  • おばけとこどものおうさま
    3.4
    1巻1,300円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 昔、小さなお城にかわいい男の子が住んでいました。その子はとうさんとかあさんに、とてもかわいがられていました。ところが、悲しいことにとうさんとかあさんは突然病気で亡くなってしまいました。お城のみんなが悲しみにくれているすきに、お城をのっとろうと、隣の国の兵隊たちがそっとしのびより、お城の中へ攻めこんできました。ふいをつかれたお城の人々はたちまち降参してしまいました。そんな中で、勇敢な騎士と健気な犬が、ちいさな男の子を守るため、必死に戦いました。しかし、勇敢な騎士は敢えない最期をとげました。お城のてっぺんまで逃げてきた男の子は、古い大きな大砲の陰に隠れました。でも、すぐに敵に見つかって、絶体絶命……。わらにもすがる思いで大砲に火をつけると、「ドカーン」という大きな音とともに、150年もの間大砲の中で眠っていたおばけが飛び出してきました! 本作品でイタリアボローニャ国際児童図書展エルバ賞を受賞。
  • ノックがとんとん
    4.6
    1巻1,300円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 森のそばにある古い空き家には、おばけ、いぬ、ねこ、おんどり、やもりが住みついていました。ある日、この家に一人のおじいさんが引っ越してきました。一人ぼっちのおじいさんは、長い間貯めたお金でこの家を買ったのです。のんびり暮らしたいと思っていたおじいさんは、動物たちを追い払いました。それから、家を掃除してドアをピカピカに磨き、誰にも触られないようにしました。一年が過ぎたころ、おじいさんの望みどおり、誰もドアをノックすることはありませんでした。しかし、近頃のおじいさんは元気がありません。そんなある日、とんとんというノックの音が聞こえ、おばあさんが訪ねてきました。おばあさんと出会い、人と接することがうれしくなったおじいさんは、自然と優しくなりました。そして、今までの自分を反省し、森へ追い出したみんなを呼び戻しました。にしかわおさむ先生のやわらかな絵と色合いが、優しい気持ちにさせてくれる一冊。
  • ぼくがパジャマにきがえていると
    4.5
    1巻1,200円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 おばけ、かいじゅう、遊園地、と子どもの好きなものがたくさんでてくる楽しい絵本です。ぼくが夜、パジャマにきがえていると、ふしぎなものがあそびに来るよ。なんと今日はゴリラがきたんだ。ゴリラはね、ぼくとペスと一緒に寝てみたかったんだって。でも、困るよ。部屋をのぞきにきた母さん、きっと気絶するに決まっている。次の朝、ゴリラは「楽しかった。ありがとう」って、帰っていった。よかった、母さんにみつからなくて。あれ、今夜はちっちゃいおばけの子どもがあそびにきたよ。おばけの子どもとあそんでいたら、おばけのお父さんが坊やを迎えにやってきた。「一緒にあそんでくれてありがとう。君はやさしい子だね」そういって、ぼくとペスを連れていってくれたのは、なんと夜空の散歩だったんだ! 西洋っぽい絵と色づかいが魅力的。西川氏独特のユーモアセンスに、ふふふ……と笑える一冊です。
  • ミイラくんあそぼうよ
    4.2
    1巻1,300円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ツトムくんと犬のペスは港にやってきました。港にはたくさんの船がとまっていて、貨物船から荷物が運び出されています。その荷物は、町で開かれる「大エジプト展」で使われるエジプトの珍しいものだと貨物船の船長さんが教えてくれました。ツトムくんとぺスが荷物を運びだす様子を見ていると、荷物からこどものミイラが落ちました。すると、ミイラの目が動き、笑ったように見えました。それから一週間たって、大エジプト展が始まりました。ツトムくんとぺスも大エジプト展に行き、港で見たこどものミイラを見に行きました。でも、ミイラはぴくりとも動きません。「あのミイラはきっと生きているにちがいない」と思ったツトムくんたちは、夜中に博物館に忍び込みました。すると、あのこどものミイラが起き上がってツトムくんに話しかけてきました! ツトムくんはミイラくんを家に連れて帰ることにしました。ツトムくんとミイラくんの楽しくも切ないお話です。
  • 3つのぼうけん いっすんぼうし ジャックとまめの木 シンドバッドのぼうけん
    -
    1巻997円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 読み物デビューにおすすめの、読んでおもしろい名作を厳選。読みやすいお話の長さ、全頁カラーイラストたっぷりで、楽しく読めるから読書が好きになる!わくわくどきどきの「シンドバッドのぼうけん」「いっすんぼうし」「ジャックとまめの木」の3話を収録。

ユーザーレビュー

  • ノックがとんとん

    Posted by ブクログ

    『ノックがとんとん』
    にしかわ おさむ さく・え

    大好きな西川おさむさんの絵本から、こちらをご紹介。
    イラストも大好きなんですが、愉快なストーリーがまた良いんです。

    森のそばに古い小さな家がありました。
    そこは長いこと空き家でしたので、いろんなものが仲良く住みついていました。
    おばけのボーボー、犬のポンス、ねこのグルグル、おんどりのコースケ、そして壁のヤモリのペーターです。

    そこに、ひとりのおじいさんがやってきます。
    (おじいさんに家族はありません。長い間働いて、やっと貯まったわずかなお金で買った、おじいさんにとっては夢のお家なんです。)
    おじいさんは怒って、みんなを追い出してしまいます

    0
    2024年12月02日
  • ノックがとんとん

    Posted by ブクログ

    んっ?
    この絵本は、「おじいさんと10ぴきのおばけ」シリーズの原作になるのかな⁈
    でも、やさしいおじいさんになる前の言動がなかなかのインパクトがあってちょっと引いたけど、
    この物語から「10ぴきの〜」が始まるのかと思うと感慨もひとしお。

    0
    2022年04月17日
  • ノックがとんとん

    Posted by ブクログ

    4歳11ヶ月男児。
    長い間、一生懸命働いて家を買ったおじいさんが、なんか他人のようには思えなくて、最後幸せになってくれてホッとした。

    0
    2019年05月19日
  • ノックがとんとん

    Posted by ブクログ

    長年貯蓄してやっと買った家に動物たちが住み着いていたことに腹をたてて、「このくそったれどもめ、とっととうせろ!」とおじいさんがキレるのですが(絵にも「くぉらーっ」というセリフがあります)、なかなかこども向けの絵本にはない怒りの表現で、父としては読み聞かせに力が込められますのでとても良いと思います。

    0
    2019年03月11日
  • ミイラくんあそぼうよ

    Posted by ブクログ

    絵本の中でも、数少ない☆5つをつけたい。大人が読んでも、子どもが読んでも、じーんと来るものがある。絵のタッチもステキ。

    ミイラ君と遊び、生活を共にし、優しさをかけることで、ミイラ君は砂になっていく。何とも言えない気持ちになるが、絵本史に残る名シーンである。

    0
    2012年03月13日

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