作品一覧

  • アウトサイド・ジャパン 日本のアウトサイダー・アート
    4.0
    1巻1,980円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本唯一のアウトサイダー・キュレーターによる 総勢135 名のアウトサイダー・アーティスト大辞典! 水道橋博士も絶賛!! 『表現とは無茶で無駄で無限である。 この本は、アートの根源的な力に満ちている。 クシノこそが、平凡のなかに非凡を発掘する錬金術師だ!』 アウトサイダー・アートとは、一般的には美術の教育を受けていない人々の創作のことを指す。 しかしいま、アウトサイダー・アートといえば障害のある人たちの表現活動ばかりにスポットが当たりがちである。 日本初のアウトサイダー・キュレーターである櫛野展正氏は、障害のあるなしにかかわらず、表現せずには生きられない、表現者と呼ぶにふさわしい隠れた芸術家たちを多く発掘してきた。 本書では、日本全国津々浦々、135人の表現者たちを10のテーマ別に一挙に紹介。アウトサイダー・アーティストを網羅した日本で初めての試みである。
  • アウトサイドで生きている
    4.2
    1巻1,650円 (税込)
    今、注目される「アウトサイダー・アート」。しかし「障害がない」がゆえに既存の福祉制度では取り上げられず、世の中から評価されないまま表現活動をする人々がいます。長年福祉現場で働き、福祉と 芸術の狭間にある表現を紹介し続けている著者がそんな「周縁アー ティスト」の人生に迫った渾身のドキュメンタリーです。

    試し読み

    フォロー

ユーザーレビュー

  • アウトサイドで生きている

    Posted by ブクログ

    表紙のピンクの絵の画家さんの画廊というか住処は、有料で入場できるので行ってきました
    御本人とお話できて、ほんとに自由人だったので楽しかった!

    I visited the gallery—or more accurately, the residence—of the artist who created the pink painting on the cover; admission was ticketed.

    I got to talk with the artist in person, and he was truly a free spirit, which made it re

    0
    2025年06月18日
  • アウトサイド・ジャパン 日本のアウトサイダー・アート

    Posted by ブクログ

    自らを表現者とすら認識しない人たちの表現に対して大雑把に名つけられた呼び名を「アール・ブリュット(生の芸術)」というらしい。日本のそういう人たちを100人以上紹介している。
    私の自宅からしばらく歩いたところに、手作りの木彫りのオブジェがたくさん塀の周りに並べてある家があった。これもアール・ブリュットなんだろうな。いつの間にか撤去されていたが、作者はお亡くなりになった?
    「本書に登場する名もなき表現者たちは、周りの評価に縛られることなく自分の人生を謳歌している」と最後の解説にあったが、その通りだと思う。プロの洗練さはないが、逆にその猥雑さでこちらを圧倒するのだ。

    0
    2020年04月06日
  • アウトサイドで生きている

    Posted by ブクログ

    わざとアウトサイドで生きたいと思っている人に比べて、本書に出てくる「意図せずアウトサイドにいる」人たちの表現の一途さには胸を打たれる。櫛野さんの文章も過度な煽りがなくてとてもいい。表紙のどぎつさに引いて読まないのはもったいない。

    0
    2018年10月07日
  • アウトサイド・ジャパン 日本のアウトサイダー・アート

    Posted by ブクログ

    またメチャクチャな本が発売された。アウトサイダー・キュレーター櫛野展正の単著『アウトサイド・ジャパン』だ。おしゃれなブックデザインにキワキワな135人が収録されている。前著『アウトサイドで生きていく』に続き、感想を述べるのは簡単ではない。それは、ぼくが説明する言葉を持ち合わせていないからだ。しかしながら、臆することなく表現すれば、大半がなんとも奇妙で、不気味としか言いようがない。暴走する妄想、生命感を刻む文様、縄文土器のような形相は、どれも執着と気迫のカタマリだ。
     いちど櫛野主催のツアーに参加した。本書でも紹介されている生亀光明のタワーとイラストで埋め尽くされた小林伸一の自宅をじかに見ること

    0
    2018年09月17日
  • アウトサイドで生きている

    Posted by ブクログ

    この本を読みながら、分岐点はあったんだと思い出す。西本喜美子さんの写真を見ながら、自分の水疱瘡のブツブツ顔を写真に撮ればアートになるんじゃないかと思って、結局撮らなかったこと。小林伸一さんの壁画を見て、鬱々としていた学生時代に自分探しをしながら、完全に独自なイラストが描けないかとグネグネしたペイズリー柄のような派手なイラストを描いたのに、人になんか見せられたもんじゃないとそのまま奥にしまったこと。
     結局評価されたかっただけで、創作意欲なんか大してなかったんだと思う。僕がひと時の妄想や思いつきで続けられなかったことを、誰のためでもない創作への意志として持続しているアーティスト達が羨ましい

     

    0
    2017年05月01日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!