シルヴァン・ヌーヴェルの作品一覧

「シルヴァン・ヌーヴェル」の「巨神覚醒」「巨神計画」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 巨神降臨 上
    3.5
    1~2巻1,100円 (税込)
    全世界で1億人の犠牲者を出しつつも、人類が辛うじて滅亡の瀬戸際で踏みとどまってから9年。地球にただ1体残された巨大ロボットを修復したアメリカはそれをラペトゥスと名づけ、自国の思うがままに他国を蹂躙していた。それに抵抗する各国とのあいだで地球に全面核戦争の危機が迫る中、姿を消していたテーミスとエヴァたちがついに地球に帰還する。彼らが語りはじめるのは、6000年前に巨大ロボットを地球に遺してゆき、9年前の危機を引き起こした異星種族との本格的遭遇であった。星雲賞受賞『巨神計画』『巨神覚醒』に続く、三部作完結編!
  • 巨神覚醒 上
    4.0
    1~2巻1,100円 (税込)
    ロンドン中心部に忽然と現れた、第二の巨大ロボット――あれから9年、ついに恐れていた事態が現実になったのだ! この男性型ロボットが6000年前、地球に巨大ロボット・テーミスを残していった異星種族のものであるのは間違いない。だが、人類を試すかのごとく沈黙を守る巨神に対し、恐怖と打算に駆られた人々は愚かな行動に出る。それが地球滅亡の危機を招くとも知らずに……人智を超えた存在を前に、人類の命運はテーミスと国連地球防衛隊(EDC)に託された! 原稿段階で映画化決定のデビュー作『巨神計画』待望の続編、空前のスケールで登場!
  • 巨神計画 上
    3.9
    1~2巻999~1,100円 (税込)
    アメリカの片田舎で少女ローズが発見した、イリジウム合金製の巨大な“手”と、謎の記号群が刻まれたパネル。それらは明らかに人類の遺物ではなかった。長じて物理学者となったローズの分析の結果、その手は6000年前に地球を訪れた何者かが残した、体高60メートル超の人型巨大ロボットの一部分であると判明。そして、謎の人物“インタビュアー”の指揮のもと、地球全土に散らばっているはずのすべてのパーツの回収・調査という、空前の極秘作戦がはじまった。原稿段階で刊行よりも早く即映画化が決定した、巨大ロボット・プロジェクトSF開幕!

ユーザーレビュー

  • 巨神覚醒 上

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    巨大二足兵器としてのロボットをリアルをベースとした架空世界に登場させるのは難しいのです。
    だもんで、世界そのものに改変をいれるとかするわけですけど、この作品は正攻法、理詰めでそれを強引に突破してきます。
    書き方が独特で、インタビュー、独白形式なのは全作の「巨神計画」と同じです。で、展開はすごく意外で、こーなんのか!ってのがいい感じです。ワシ、狂人サイコパスの遺伝子科学者の女性キャラが好き。キャラも魅力的。ラノベ書く人も参考になると思うのです。

    0
    2021年02月12日
  • 巨神降臨 下

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    モキュメンタリー文体で描かれたSF、第3部。
    SNSの実況に通じると看破した解説に、さもありなんと頷く大作だった。文句なしの星5つ。

    ただ、解説にて(意図的に書かなかったのか?)書かれなかったことだが、地球で起きた『収容所をめぐる一連の、非科学的極まりない差別』は『遺伝子』だけでなく『宗教、民族』もそこにふくんでいる。
    主人公の一人に「わざと」自国の自主独立を主張させたり(少しぐらいそういう事を言わないと、という計略)。
    サイコパスのようで実は切れ者の女性キャラに、ボスニア・ヘルツェゴビナの話をさせたり。

    作者シルヴァン・ヌーヴェルは間違いなく、SFを語っている。
    もちろん、オタク小説にあ

    0
    2020年05月24日
  • 巨神降臨 下

    Posted by ブクログ

    三部作が無事に終了。最初の巻からは、予測のつかないところに収束したけれど、なるほどという終わり方だった。家族の話というのも納得だし、最後はほろっとさせられた。家族を焦点にしたために、中途半端になってしまった話もあるし、ともかく戦いが終わって良かった。(親子レベルでも世界レベルでも。)

    0
    2019年12月03日
  • 巨神降臨 上

    Posted by ブクログ

    今回はテーミスごと異星人の星に転送されちゃってから9年後に地球に戻ってきたローズ、ヴィンセント、エヴァの3人がアメリカvs反アメリカの争いに巻き込まれちゃうっていうお話。
    異星での生活と地球での尋問の様子がひたすら描かれているから、前巻のような派手さはないけど、徐々に明かされていく異星人の社会情勢がとても興味深くて面白かった。
    ところで自分的に異星人のビジュアルが全くイメージできない

    0
    2019年07月14日
  • 巨神覚醒 下

    Posted by ブクログ

    上巻も凄い展開だったけど、下巻はもっとぶっ飛んでいて、今まで主人公だと思っていたのは影武者だったのかよ的な驚きだった。
    今作の見どころは、ローズ博士考案「これが地球人類のアイデンティティだ!」攻撃。
    まるでウルトラマン亡き後にゼットンを倒す科特隊みたいな感じなんだけど、攻撃に使ったモノがモノなので、あまり絵的に映えないかも

    0
    2019年06月22日

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