作品一覧

  • 自民党の女性認識――「イエ中心主義」の政治指向
    3.7
    1巻2,200円 (税込)
    名キャスターにして社会学者、その主著。 自民党は長らく、女性を従属的な「わきまえる」存在と見なし、「イエ中心主義」の政治指向を形成してきた。戦後の保守再生の流れの中で、そうした女性認識はいかに形作られ、戦略的に再生産されてきたのか。国会に女性が増えない原因を解き明かす画期的試み。
  • アンドーの今もずっと好きなもの。
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ジャーナリスト安藤優子の「おしゃれのセオリー」と「日々の料理のこだわり」を余すことなくご紹介。長年、数多くのメディアで色々と紹介をしてきましたが、その集大成となる一冊です。 なんと、今回はすべて安藤さんのオール私服&セルフスタイリングで登場。 ユニクロやZARAなど、ファストファッションの安藤流コーデ術は必見です。 さらに、お料理ページもすべて安藤さんの手作り&オリジナルレシピによるもの。 合言葉は『だいたい&ちゃちゃっと』。台所にあるいつもの材料で作れる、お洒落で洗練された時短レシピを28品掲載しています。 “ちょっとした工夫”で日々のおしゃれも食事も『特別』なものに…。 そんな安藤さん流アイディアが詰まった一冊です。 【CONTENTS】 Chapter1 「着ること」  ・ストーリーを着る ・“マイシャツ”と出会う ・安藤流究極の一枚の選び方・作り方 ・ジャケットは“肩”で着る ・私の戦友ジャケット ・Tシャツはサイズ感 ・春夏秋冬のワントーンコーデ ・無類のアウター好き ・大人のワンピース&オールインワン ・大人のセットアップ ・大人のミニ ・大人のフラワーモチーフ ・偏愛アイテム(バッグ、シューズ、アクセ) ・「アンドーカット」 Chapter2 「食べること」 ・安藤家のおもてなし ・ちゃちゃっと!だいたい!がキーワード 「私を作る豊かな食卓」 ・みんながよろこぶ主菜/副菜 ・小さなおかず/ごはん ・器に夢中 ・一年中、鍋物 Chapter3「暮らすこと」 ・リンちゃんとの毎日 ・オフの日
  • 事件・事故で振り返る平成全史 令和を生きるために知りたいこと【特別版】
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    1巻880円 (税込)
    【WedgeONLINE PREMIUM】 事件・事故で振り返る平成全史 令和を生きるために知りたいこと【特別版】 月刊誌『Wedge』で2024年 5月号(4月20日発売)2024年6月号(5月20日発売)と、2号に渡って特集した「平成全史 令和の日本再生へ 今こそ知りたい平成全史」から、平成に起こった事件、事故に関する記事を集めた特別版です。 月刊誌『Wedge』の創刊は、時代が昭和から平成となった直後の1989年4月20日である。平成時代は、阪神淡路大震災と東日本大震災という「二つの震災」やオウム真理教による地下鉄サリン事件や秋葉原での通り魔事件などさまざまな出来事が発生し、日本社会における課題を表出させた。人々の記憶から忘れ去られないようにするには、正確な「記録」が必要だ。創刊35周年という節目で2号に渡る特集の中から、平成の事件・事故に関する記事を厳選した。 年表(前半) 年表と写真で振り返る 平成前期の日本と世界 年表(前半) 編集部が取材・撮影した写真で振り返る平成(後半)と令和 Part 1 「平成」を利用したオウム真理教 カルトは今もあなたの隣に(江川紹子 ジャーナリスト) Part 2 阪神大震災で進化した警察〝未災者〟の国民にできること(西岡研介 ノンフィクションライター) Part 3 正念場を迎える福島の復興 「巨大な実験場」で終わらせるな(開沼 博 東京大学大学院情報学環・学際情報学府 准教授) Part 4 消えない東電の責任 1Fの今が私たちに問いかけること(Wedge編集部) Interview 1 平成の「重さ」を取り払い なりたい自分になれる社会へ(安藤優子 キャスター、ジャーナリスト) Part 5 増える不登校、変容するいじめ 対応策の〝アップデート〟を(石井光太 ノンフィクション作家) Part 6 減る暴力団、増える半グレ 不都合な真実にも目を向けよ(溝口 敦 ノンフィクション作家、ジャーナリスト) Part 7 「食の平成史」から考える 食べものの価値と商道徳のあり方 鼎談(丸岡 守 まるおか 会長 ×島村菜津 ノンフィクション作家 ×笹井清範 商い未来研究所 代表) Part 8 衰退する夜の銀座 裏面にある女性たちの「性」の自己管理(溝口 敦 ノンフィクション作家、ジャーナリスト) Part 9 平成を映すノンフィクション 私が選ぶとっておきの3冊(稲泉 連 ノンフィクション作家) Part 10 事件史で振り返る平成 「虚」から「実」への転換を 対談(與那覇 潤 評論家× 石井妙子 ノンフィクション作家)
  • 女性総理という選択
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    1巻330円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ●〔対談〕政治の「危機」で聞こえ始めた待望論 自民党の救世主か、終わりの始まりか 安藤優子×中北浩爾 ●最年少女性市長の次なる挑戦 自治体も企業も多様性なくして成長なし 越 直美 ●「土井たか子ブーム」はなぜ続かなかったのか 岩本美砂子 ●サッチャーとメイ ――イギリスの女性宰相に何を学ぶか 池本大輔 ●日本、中国は例外的 アジアに女性指導者が多い理由 岩崎育夫 ●シミュレーション「トランプ・小池会談」の衝撃 海野素央 ●〔座談会〕毎日・日経・読売の元政治部長が語る 気になるあの人の実力と個性 佐藤千矢子×吉野直也×伊藤俊行
  • 認知症トラブル 家族の責任
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 年々、認知症の高齢者による事件、事故が増えている。 どんなに献身的に介護をしても、24時間、365日、 常に監督するのは物理的に不可能だ。 責任能力がない家族の介護はどうあるべきなのか。 事故を起こさないためには、閉じ込めるしかないのか……

ユーザーレビュー

  • 自民党の女性認識――「イエ中心主義」の政治指向

    Posted by ブクログ

    政治が今の日本の社会システム、社会観念を形成している。つまり、政治におけるジェンダー認識を変えなければ日本のジェンダーギャップは変わらない。

    ここで今、政治→社会という順序でジェンダー認識が作られたと述べた。「いや逆だろ、先に日本の伝統的な男女認識があってそれが政治にも反映されたのだろう」と反論が来るかもしれない。
    実はそうではない。戦後の高度経済成長が鈍化した時に、全体のパイが縮小する中で財政出費を減らしつつ生活苦を各家庭に感じさせないようにするため、政治家が性別役割分業が日本の伝統(「日本型福祉社会論」)と言い出したのだ。

    著者も作中で言ってたが、ジェンダー認識が後天的に作られたと知っ

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    2024年09月01日
  • 自民党の女性認識――「イエ中心主義」の政治指向

    Posted by ブクログ

    自民党の女性観はまったくもって全時代的な、この本で言うところのイエ中心主義の中で、家庭を縁の下の力持ちで支える健気な主婦があるべき姿という事に尽きる。
    今の日本に染みついた選挙観からすれば、地元密着のドブ板選挙でしか継続して勝つことは出来ない。したがって、女性には非常にハードルが高い。議員の一定数を女性に限定する、クォーター制を入れるしか抜本的な解決は無いのではないかと思う。

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    2024年02月20日
  • 自民党の女性認識――「イエ中心主義」の政治指向

    Posted by ブクログ

    認識を新たにしたことと,絶望的に再認識したこと.
    まず,著者の安藤優子さんは,てっきり「男性化した女性」で,おじさんと一緒になって女性にマウントするタイプの人かと思っていたが,その誤解が解けたこと.他で読んだ記事でも「男社会で渡っていくためには女性性の排除が必要」で,髪を短く切り,スーツを着て現場に立った,というような事を仰っていた.本書と両方合わせて,認識を新たにしたところ.
    本書を読んで,一個人の在り方を大切にされているのだなと改めて.
    一方で,自民党の強さの秘訣を再認識して,日本が本来的な文明化を果たさない限り,家父長制を基本とした階級社会と男尊女卑,排外主義,マイノリティ差別は助長され

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    2023年06月20日
  • 自民党の女性認識――「イエ中心主義」の政治指向

    Posted by ブクログ

    自民党政治を戦後から振り返りながら、
    自民党の家族観や候補者選定の経緯がまとめられていてわかりやすかった。
    研究論文としての構成だったので、個人的には読みやすい。
    欧米と一線を画した政治体制/国内体制を目指した結果、性別役割分担を明確にしていったという点が印象的。
    自民党が押し付ける価値観は認識していたが、経緯とともに知れることで改めてこのままではいけないと感じたし、声を上げていきたいと思った。
    憲法記念日に読めて良かった

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    2023年05月04日
  • 自民党の女性認識――「イエ中心主義」の政治指向

    Posted by ブクログ

    興味深く読みました。各政治家分析と男性社会でのサバイブについて。

    ワタシが一番要らないと思っている日本語は‘世帯主’

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    2023年12月17日

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