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「原論」の「労基署は見ている。」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「原論」の「労基署は見ている。」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
企業名は避けながらも具体例、臨場感あるやりとり含めてできる限りのことを記載しようという気概を感じる。そして、それゆえに読みやすい。
ところどころ自分は意識高くやってきたと言いたげな記述や、全国組(キャリア組?)を蔑むようなところもあり気になるが、それもかえって現場組のプライドと意気を感じるようでちょっと好き。
建設業に対するケースを含めて労働監督の見方が窺えてとても参考になった。労基署ってなに?労働監督って何を見ているの?何のために?…という方にはおすすめできる、貴重な入門書だと思った。
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p27 原則予告なく訪問(いまの状態を確認)
p38 労基監督官は司法警察官。裁判所から逮捕
Posted by ブクログ
元労働基準監督官による労基署の仕事に関する話。監督官は、各事業所に監督に行き、労働時間などの労務管理や安全管理について調査(監督)し、指導や状況によっては検察庁へ送致するわけであるが、その考え方や手順について詳細に書かれている。基本的に監督官一人一人が、一つ一つの監督に対し責任を持っており、大掛かりな現場監督(強制的な立入調査)以外は、グループでは行動しないことがわかった。また、監督官の能力には差があり、その育成にも課題があることがわかった。全く知らなかった世界であり、参考になった。
「各監督官には、1年間で1人1件は捜査を行って検察庁に送致するようノルマを設定している」p39
「残念ながら
Posted by ブクログ
元労働基準監督官が書いた本。
その仕事にとてもやりがいを感じていたと思うけど、どうして辞めてしまったのか。
最後の大手ゼネコンとのやりとりの中で、相手が虚偽の話をしたことは、とても残念だが、怒りが込み上げてきた、事務所内で怒鳴り付けたというのは、個人的には違和感を覚えた。
ただ、結局のところ、監督官も会社側の担当者、労働者も人間なんだと思う。いろいろお互いを理解することは、難しいこともあるだろうけど、法令違反は駄目だし、事故が起こらないような環境は作るべきだし、万が一、事故が起こってしまったときは、誠実に対応する必要があると感じた。