作品一覧

  • commmons schola vol.1 Ryuichi Sakamoto Selections:J.S.Bach
    -
    1~17巻2,200円 (税込)
    坂本龍一総合監修による次世代のための音楽全集『コモンズ・スコラ』。ついに待望の電子書籍シリーズがスタートします。古今東西の様々な音楽を対象に、クラシック・ポピュラー・民族音楽といったジャンルの枠を超え、坂本龍一の耳を通した選りすぐりの作品を紹介します。 ※本書はCDブック『コモンズ・スコラ(commmons: schola)』の付属ブックレットを電子書籍化した商品です。音声データは含まれていません。 ※本書はリフロー型で制作されていますが、巻末年表など一部のコンテンツを固定レイアウトで配信しています。あらかじめご了承ください。 第1巻は坂本龍一選曲による「J・S・バッハ」。誰もが名前は知っているJ・S・バッハの音楽、そして作曲家が生きた時代について、坂本龍一が浅田彰、小沼純一とともにこれまでにない視点で語り合います。すでにクラシック音楽に親しんでいる方はもちろん、今まであまり触れる機会がなかった方にも、J・S・バッハの豊かな魅力をお伝えします。 坂本龍一メッセージ 「いま僕らが聴いたり作ったりしている音楽を遡っていくと、 バッハが生きていた時代につながります。 一つの『標準』であると同時に、いま触れても新鮮で面白い、 バッハの魅力をぼくたちと一緒にぜひ楽しんでください。」 坂本龍一 目次 ●巻頭言: scholaのために/坂本龍一 浅田彰 ●鼎談: 「いま」が還りつくところ、バッハ/坂本龍一 浅田彰 小沼純一 ●バッハ断章(フラグメンツ)/後藤繁雄・選 ●原典解説/片桐卓也 ●推薦盤/坂本龍一・選 ●年表 著者略歴 坂本龍一/Ryuichi Sakamoto 音楽家。1952年東京生まれ。78年『千のナイフ』でソロ・デビュー、同年YMO結成に参加。YMO散開後、88年映画『ラストエンペラー』でアカデミー賞作曲賞、その他を受賞。常に革新的なサウンドを追求する姿勢は世界的評価を得ている。2006年、新たな音楽コミュニティ「commmons」をエイベックスとともに設立。2007年には一般社団法人「more trees」を設立し森林保全と植林活動を行うなど、90年代後半より環境問題などへ積極的に関わる。また、東日本大震災後はさまざまな被災者支援プロジェクトに関わるとともに、脱原発を訴える活動を行っている。主な作品に『B-2 UNIT』 『音楽図鑑』 『BEAUTY』 『LIFE』 『out of noise』 『THREE』、著書に『音楽は自由にする』、共著に『縄文聖地巡礼』『いまだから読みたい本―3.11後の日本』『村上龍と坂本龍一 21世紀のEV.Café』など。90年よりニューヨーク在住。
  • 藤倉大のボンクリ・アカデミー 誰も知らない新しい音楽
    -
    1巻1,870円 (税込)
    ※電子版においては、権利の都合上、楽譜の一部にモザイク処理をほどこしています。 “Born Creative” Festival(略称「ボンクリ・フェス」)は2017年から東京芸術劇場を舞台に展開されているボーダレスな音楽祭。 「ボンクリ・フェス」のアーティスティック・ディレクターをつとめる作曲家・藤倉大が、「アヴァンギャルドだけどおもしろい」4人の音楽家をゲストに、未知の音楽を知る喜びを語りあった連続講義「ボンクリ・アカデミー」を単行本化。 『あまちゃん』の音楽で知られる前衛・即興音楽家の大友良英による「作曲」講座を皮切りに、異次元の音楽空間をつくりだす電子音楽家・檜垣智也、現代の尺八道をきわめる藤原道山、三味線で現代音楽を席捲する本條秀慈郎が登場し、音楽を深掘りする楽しみを披露。最後は藤倉大が吉田純子を聞き手に「新しい耳のつくり方」を伝授します。 人生の喜びとは学ぶこと。 ボンクリ・フェスにこんなにたくさんの全然違う分野で活躍するアーティストが集まるのなら、僕ひとりが学ぶのではなく、これらのアーティストの重要な考えや思いを記録して、今、そして未来のみんなが学べるように残せないものか。 ──藤倉大(「おわりに」より) 2021年7月から9月にかけて朝日カルチャーセンター新宿教室がおこなった東京芸術劇場提携オンライン講座を書籍化。
  • どうしてこうなっちゃったか
    値引きあり
    4.3
    1巻1,128円 (税込)
    これが世界に通用する、謙虚さと自由さと厚かましさだ! いま「世界でもっとも演奏機会が多い」と言われる天才「現代音楽作曲家」の自伝エッセイ。この天衣無縫、融通無碍、唯我独尊、縦横無尽を見よ! どうしてこうなっちゃたか*目次 序章 最初から作曲家だった/第1章 何用あって、ドーヴァーへ!?/第2章 ビジネスはビジネス! /第3章 「指くるくる+5」の罰/第4章 「音楽と、(多分)セックス」の真相/第5章 邪魔な絶対音感、その生涯唯一の恩恵/第6章 Aレベルと、あっけない大学受験/第7章 大学入学と、師ダリルとの出会い/第8章 初日「君はもう来なくていい」と/第9章 ホット・トラックな日々……ダリルの白熱教室/第10章 20歳、国際作曲コンクール優勝のあとさき/第11章 ボーイ・ミーツ・ガール/第12章 善は急げの超スピード婚/第13章 卒業試験はオペラの上演で/第14章 奨学金はゼロいくつで?/第15章 瞑想? 迷走! 冴えない大学院時代/第16章 なにも知らずに邦楽器の曲を手がけた/第17章 どうせ演奏されない曲なんだから/第18章 2003年、僕の東京物語/第19章 一体あなたは誰なんでしょう?/第20章 憧れの人、理想の師、伝説の人/第21章 ブーレーズ魔法の言葉/第22章 寒すぎる10月と、僕の親密な彼女たち/第23章 「情熱大陸」の情熱と、山田和樹君とのシンクロニシティ/第24章 外出禁止令と仕事禁止令/第25章 2人のマイ・グレイト・ヒーローズ/第26章 宙ぶらりんと無収入はオペラより劇的!?/第27章 アルマゲドンの過ごし方/最終章 家 族 樹の小枝/あとがき

ユーザーレビュー

  • どうしてこうなっちゃったか

    Posted by ブクログ

    著者のことは知らなかったけど、めっちゃおもしろかったしこの作曲家さんと作品に興味がわいた。

    とにかくぜんぶ型破りだし痛快で読み物としてすごくおもしろい。

    海外でがんばる日本人のお話は好きなパターンだし、音楽の話も大好きなので私の好みど真ん中。

    でも海外での汗と涙の苦労の果てにつかんだ成功、っていうのじゃなくてカラッとして明るくて楽しかった。

    音楽の才能も人としての魅力もすごい人なんだろうなあと思う。

    0
    2023年05月23日
  • どうしてこうなっちゃったか

    Posted by ブクログ

    面白すぎる。

    ド天才ならではの厚かましさ(絶賛してる)や、メキメキと道を切り拓いていける人物のエネルギーを体感できた。
    まだ四十代と若いし、今後も活躍されるどろうから、十年後、二十年後と、密かに続編に期待しとこ。

    0
    2022年11月15日
  • どうしてこうなっちゃったか

    Posted by ブクログ

    はじめて作曲家のエッセイを読んだ。
    痛快な語り口でおもしろい。留学先での学費をめぐるやりとりや、恋人の音楽やめる宣言などなど、波瀾万丈な学生生活を過ごされていて、それこそ小説を読んでいるような気分だった。
    オーケストラのことをよく知らないんだけど、客席側にも楽器を配置するって、そんなことあるのか?!とびっくりした。でも、聴いてみたい!

    0
    2022年02月20日
  • どうしてこうなっちゃったか

    Posted by ブクログ



    若いうちからこれほどまでに物怖じせず、世界に名だたる大学や音楽家と渡り合ってきた日本人がいるということに驚かされた。その堂々っぷりはとても痛快で、しかし嫌味がない。作者の周りにはいつも大勢の仲間がおり、それは作者の人柄にも因るものなのだろうと想像する。作曲への飽くなき純粋な情熱に、作曲家たる者の真髄を見る気がした。

    0
    2022年08月28日
  • どうしてこうなっちゃったか

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    子供の頃から音楽にかける情熱の塊のような人生.なりふり構わず作曲に向かう姿勢に感服しました.そして実を結ぶに足る才能,文章もわかりやすくて面白い.
    オペラを見てみたくなりました.

    0
    2022年04月01日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!