東徹の作品一覧
「東徹」の「精神科病院で人生を終えるということ」「それでも維新の『身を切る改革』」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「東徹」の「精神科病院で人生を終えるということ」「それでも維新の『身を切る改革』」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
ビジネス・実用
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Posted by ブクログ
タッチは軽く読みやすいものの、専門用語が特に注釈もなく出てくることがあり、多くは理解できるが初めて聞くものもある。医療関係者向け雑誌の連載をまとめたものだから仕方ないとは思うが、単行本にするにあたって注釈をつけてもよかったかも。
ただそれを差し引いても、決して傲らず、患者に寄り添う視点で事態を把握し語る姿勢にとても好感が持てた。ソフトな語り口の中にも、医師として人として絶対に譲れない強い信念のもとに、日々医師としての務めを果たし、また本書をまとめ上げたことが言葉の端々から感じることができる。
著者の思いはここじゃないかな、と感じながら読み進め、終章に辿りついて、ああやっぱり、と納得した。記憶に新しい相模原の障害者殺傷事件について、連載とは別に章を立てて意見を述べるほど、著者の思いはそこへと集約されていた。
第8話の言葉が印象深い。
『患者と呼びづらいことが異常なことではないかと思います。病気であっても、きちんと社会に受け入れられているなら患者と呼ばれてもそれほど気にならないのではないでしょうか。(中略)統合失調症を「病気」と、罹患している人を「患者」と呼んでも誰も嫌な思いをしない、そんな社会になってほしい、そうしていきたいと思います。』