作品一覧

  • ファン・ホーム ある家族の悲喜劇〈新装版〉
    4.0
    1巻1,782円 (税込)
    『ニューヨークタイムズ』『タイム』など数々のメディアがその年のベストブックと絶賛! セクシャルマイノリティとして、文学を愛する者として、共感を覚えながらもすれちがい続けた父と娘。互いをつなぐ微かな糸を、繊細にして静謐な筆致でたどる、ある家族の喪失と再生の物語。 ペンシルベニア州の片田舎で葬儀屋を営む家庭の長女として育てられたアリソン。英語教師として働きながら自らの耽美的な世界にひきこもる父親とは、互いに関心を持たないまま冷淡な関係が続いていた。やがて大学生になり、自分がレズビアンであることを自覚しカミングアウトしたアリソンは、父もまた自分と同じ同性愛者であることを知る。その事実を知って数週間後、自殺とも言えるような事故によって父親が死んだ。 いったい私は、父の何を知っていたと言えるのだろう――?
  • ザ・ボーイズ 1
    5.0
    1~6巻3,300~4,400円 (税込)
    「誰がウォッチメンを見張るのか?」という古くからの問いに答えた作品、それがこの『ザ・ボーイズ』だ ――サイモン・ペッグ 『ヒットマン』や『プリーチャー』など数多くの人気作を世に出しているガース・エニスと、『Transmetropolitan』のダリック・ロバートソンがタッグを組んだヒットシリーズ『ザ・ボーイズ』の翻訳版が日本初登場。危険でクレイジーな“スーパーヒーローのお目付役兼後始末屋”「ザ・ボーイズ」の活躍を描いたアンチヒーローコミック。 コスチュームを着たヒーローが空を飛び、マスクをつけたヴィジランテ(自警団)たちが夜を徘徊する世界では、彼らがヤリすぎないよう誰かが見張っていなければならない。なぜならスーパーヒーローの中には、必ずしも“正義の味方”とは言えないような、やっかいな連中も存在するからだ。 そこで登場したのが「ザ・ボーイズ」だ。ある意味、地上で最も危険な能力を持つスーパーヒーローに対抗するため、CIAが招集したのは、やっぱり危険でクレイジー、一筋縄ではいかないやっかいなヤツらだった。ビリー・ブッチャー、ウィー・ヒューイ、マザーズ・ミルク、フレンチマン、ザ・フィーメール、彼らは今日も“スーパーヒーローどものご乱行”に目を光らせる! 本書は人気シリーズ『ザ・ボーイズ』全12巻のうち、「Vol.1:The Name of the Game」と「Vol.2:Get Some」を合本した翻訳版です。 また、「ザ・ボーイズ」のメンバーのひとりウィー・ヒューイのモデルで、『ショーン・オブ・ザ・デッド』『ホット・ファズ』『ミッション:インポッシブル』『スター・トレック』など数々の映画にも出演している英国のコメディアン・俳優・脚本家サイモン・ペッグが序文を寄せています。
  • モンストレス vol.1:AWAKENING
    3.8
    1~3巻2,200~2,750円 (税込)
    日米の女性クリエイターたちが生み出した新次元ハイ・ファンタジーコミック『モンストレス』第1巻が待望の邦訳化! 愛くるしい猫や伝説上のモンスター・獣人など多彩なヴィジュアルが魅力の登場人物、アール・デコとスチームパンクが織り混ざる独特の世界観―― マージョリー・リュウとサナ・タケダは、人種差別や女性問題といった複雑なテーマを扱いながらも、読者をひきつけてやまない想像力溢れるエンターテインメントを作り上げた。2年連続アイズナー賞候補、2017年ヒューゴー賞「ベスト・グラフィック・ストーリー」部門、2017年英国幻想文学大賞「コミック・グラフィックノベル」部門を受賞するなど、今最も注目のコミック作品! アールデコ調の美とスチームパンク・ホラーの融合した異世界を舞台に繰り広げられる壮大な物語『モンストレス』。 人間とその天敵「アーカニック」の間で起こった悲劇的な戦争を生き残った10代の少女マイカ・ハーフウルフは、自らの過去の謎の答えを求め続けていた。追う者であると同時に追われる者でもあるマイカに迫害と危険が迫り、彼女を利用しようとする者たちが背後へと忍び寄る。そんななか、マイカの内部に潜む怪物が今まさに目を覚まそうとしていた…
  • ザ・ビッグガイ&ラスティ・ザ・ボーイロボット
    -
    1巻2,200円 (税込)
    シンの大怪獣&ロボットバトル、日本襲来!!! アメリカ・コミック界を代表するアーティスト、フランク・ミラーとジェフ・ダロウによるシンの大怪獣&ロボットアクションコミック『ザ・ビッグガイ&ラスティ・ザ・ボーイロボット』が遂に邦訳化! ミラーの悪意とダロウの猛画力の餌食になったのは、美しい国ニッポン? ――『ハードボイルド』シリーズで読者に強烈なインパクトを与えたフランク・ミラーとジェフ・ダロウのコンビによる荒唐無稽的読書体験再び。ミラーの怪獣映画の思い出と、悪ガキ的悪ノリ全開でおもちゃにされる東京の壊れっぷりが、ダロウの緻密な絵でコミックに。 遺伝子実験によって生まれた謎の巨大怪獣が大都会東京を恐怖のドン底に叩き込む! 立ち向かうのは鉄人ビッグガイとラ・ラ・ラロボット少年ラスティ!! さあ、地球をまもれ!!!
  • 少林カウボーイ SHEMP BUFFET
    -
    1巻2,420円 (税込)
    ゾンビ無双降臨!!! 全編クライマックス、ノンストップぶった切りの超絶無双乱舞絵巻―― アメリカ・コミック界の奇才ジェフ・ダロウが描く究極のバイオレンスアクションコミック『少林カウボーイ』邦訳版が遂に刊行! 百鬼屍の地獄絵図、アメリカの若造どもを餌食にする謎のゾンビ軍団に立ち向かうひとりの男、少林カウボーイ。6連発の銃に弾を込め、ガス欠間近のチェーンソーを振り回す。 戦いは輪廻転生エンドレス! 覚悟して拝め!! これが極限の無双アクション!!!
  • アウトキャスト 1
    -
    1~2巻2,860円 (税込)
    世界中で大ヒットしている人気ドラマ『ウォーキング・デッド』の生みの親ロバート・カークマンによる最新コミックの邦訳が遂に登場! ゾンビの次は悪霊! ――ロバート・カークマンの最新作は、人類を恐怖に陥れる本格ホラー・シリーズ。本作『OUTCAST(アウトキャスト)』は、悪霊や悪魔祓い(エクソシスト)をテーマにしながらも、ホラーの常識を覆す壮大な“人間ドラマ”が描き出された渾身の一作です。 また、原作者のロバート・カークマンをはじめ『ウォーキング・デッド』スタッフが製作陣に名を連ねたTVドラマ版は、ファーストシーズンが放映され、早くも世界中で大きな話題を集めています。 幼少期から抱えているある“トラウマ”のため、故郷で人目を避けて暮らしている青年カイル・バーンズ。ある日、街で“悪霊に取り憑かれた少年"の噂を耳にしたカイルは、悪魔祓いとしても名高いアンダーソン牧師のもとを訪ね、自分の過去とも深い関わりのある悪霊の存在と対峙していくことになる。 自身の運命のみならず、世界の命運をも左右する深遠なる存在の正体は!? カイルが導かれるその先にある、驚愕の真実とは!? 「OUTCAST(アウトキャスト)」とは? 「Cast Out=(悪霊を)追い出す」という動詞から派生し、「追放された者」「放浪者」「のけ者」といった言葉を指す。 悪霊が口にする“アウトキャスト”という言葉――それが意味するものとは!? 深い人間ドラマと先が読めないミステリアスな展開が交差するストーリーは、絶対に見逃せない!!

ユーザーレビュー

  • モンストレス vol.3:HAVEN

    Posted by ブクログ

    どんどん強くなってきてメスゴリラ感の出てきたマイカに、なんか普通に会話しててバディ感の出てきた左手に巣食う悪魔ジンなどキャラが以前よりも好ましく思えてきた。そして麗しきウォーロード様の愛犬…!鞄に入れて連れてくの可愛すぎない?

    クライマックス感あふれるラストながらも、また新たなる戦いへのヒキを残す。起承転結で言うなら転に入ったあたりかな。

    0
    2019年04月21日
  • モンストレス vol.2:THE BLOOD

    Posted by ブクログ

    ケモ、ショタ(一応女の子なんだけど)、ゆるキャラ、異形、カッコイイババア等色々な性癖に刺さる要素満載。

    一コマ一コマそれぞれが一枚絵のように美しい本作。そこらへんのビジュアル的な楽しさもあるのですが、ストーリーのほうももちろん面白い。瞼の母に実はすげー教育を受けていた殺人エリートマイカや、わりとしめっぽい側面を出してきた左腕の悪魔(ジン?)、彼らが今後どうなっていくのか楽しみであります。あとラスボス感出してるツヤとか…

    0
    2018年06月17日
  • モンストレス vol.1:AWAKENING

    Posted by ブクログ

    残酷でミステリアスなファンタジー、
    それを彩るタケダサナ先生の美麗で精緻でありながらパワフルな絵。主人公マイカをはじめ、登場する女性キャラが実にカッコイイ(悪役モブおばさんも「いそう」な感じで面白い)。そして可愛い猫。

    独特の固有名詞がいっぱい出てくるので内容把握には再読が必要かもですが、絵を眺めるだけでも楽しい作品。

    0
    2018年01月08日
  • ファン・ホーム ある家族の悲喜劇〈新装版〉

    Posted by ブクログ

    アリソン・ベクダルの自伝的グラフィックノベル。父と娘、父と家族、自分自身、何かがしっくり来ない日々を振り返る物語。ぐるぐると行ったり来たり、死や文学に言及しつつ、性的指向についてのもやもやしたものが家族関係に何を及ぼしたのかが探られる。

    「自らの性について真実を隠して生きるのは、否定的な影響を蓄積していくことだ」という一文。隠さざるをえないことも、隠されていたということも、苦しいことだ。

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    2023年03月29日
  • ザ・ボーイズ 2

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    レジェンドからヴォート社の歴史を聞いたり、世界一在籍ヒーローが多いGメンに潜入したり盛りだくさん。シルバー・キンケイドの正体が分かったりでビックリした。ヒューイとアニーが互いの正体に気づくのはいつなのか気になる。虐殺されたGウィズは本作のヒーロー達の中では比較的気がいい連中で、幼年期性的虐待にあっていたなど同情できる部分が多かった。このシリーズはヴィランの方がまともという展開になるかもしれないが、多分登場しないだろう。

    0
    2021年08月26日

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