【感想・ネタバレ】モンストレス vol.1:AWAKENINGのレビュー

あらすじ

日米の女性クリエイターたちが生み出した新次元ハイ・ファンタジーコミック『モンストレス』第1巻が待望の邦訳化!

愛くるしい猫や伝説上のモンスター・獣人など多彩なヴィジュアルが魅力の登場人物、アール・デコとスチームパンクが織り混ざる独特の世界観――
マージョリー・リュウとサナ・タケダは、人種差別や女性問題といった複雑なテーマを扱いながらも、読者をひきつけてやまない想像力溢れるエンターテインメントを作り上げた。2年連続アイズナー賞候補、2017年ヒューゴー賞「ベスト・グラフィック・ストーリー」部門、2017年英国幻想文学大賞「コミック・グラフィックノベル」部門を受賞するなど、今最も注目のコミック作品!

アールデコ調の美とスチームパンク・ホラーの融合した異世界を舞台に繰り広げられる壮大な物語『モンストレス』。
人間とその天敵「アーカニック」の間で起こった悲劇的な戦争を生き残った10代の少女マイカ・ハーフウルフは、自らの過去の謎の答えを求め続けていた。追う者であると同時に追われる者でもあるマイカに迫害と危険が迫り、彼女を利用しようとする者たちが背後へと忍び寄る。そんななか、マイカの内部に潜む怪物が今まさに目を覚まそうとしていた…

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

残酷でミステリアスなファンタジー、
それを彩るタケダサナ先生の美麗で精緻でありながらパワフルな絵。主人公マイカをはじめ、登場する女性キャラが実にカッコイイ(悪役モブおばさんも「いそう」な感じで面白い)。そして可愛い猫。

独特の固有名詞がいっぱい出てくるので内容把握には再読が必要かもですが、絵を眺めるだけでも楽しい作品。

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2018年01月08日

Posted by ブクログ

日米二人の女性クリエーターによるファンタジーグラフィックノベル。

マージョリー・リュウという米国人女性小説家とサナ・タケダという日本人イラストレーターのコラボレーションによる作品。
ヒューゴー賞「ベスト・グラフィック・ストーリー」部門及び英国幻想文学大賞「コミック・グラフィックノベル」部門を受賞した話題作ということでかなり期待していた。
イラストや構成等の作品のクオリティーは高いと思うし、ストーリーもベストセラー作家が書いてるだけあってそんなに悪くない。
しかしながら、全体から受ける印象がアジアのサブカルチャーのごった煮の様なものであった。
宮崎駿のナウシカやもののけ姫のテイストをすごく感じるし、この世界に登場するアーカニックという人間と神の混血の存在は、何やら韓国のオンラインファンタジー
RPGに出てくるキャラクターぽい。
主人公の行動や思考はどこか中国の物語の登場人物に近い雰囲気を感じさせる。

アール・デコとスチームパンクが織り交ざる独特の世界観という売り文句であったが、どこかで見た既視感がかなり強いものでもっとオリジナリティーが欲しかった。

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2018年05月19日

Posted by ブクログ

 設定とアートスタイルは非常に好み。話は正直ありがちと言えばありがちかなあとは。台詞回しが少し目滑りする感じがあった。読み慣れてなさに由来するものかな。

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2025年09月28日

Posted by ブクログ

2019.1.31
翻訳版のせいというのは多分にあると思うが、物語のスピード感が楽しめない、日本語だと右から左に読み進めていくせいだろう。

お話的には呪いを受けた主人公が大いなる運命に翻弄されながら自己を見つけて行く話?かな?
意外と話や設定はゲームみたいに作りこんであるので安心して読めるファンタジーといった感じ。
絵柄を変えればスクエニあたりの月刊誌で連載してそうだ。あるいはアフタヌーンとかか、、。

非常に精緻に出来てるが故に心を揺さぶられるとまではいかない。山田章博の漫画みたいだ。

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2019年02月03日

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