作品一覧

  • 共同体のかたち イメージと人々の存在をめぐって
    4.7
    1巻1,705円 (税込)
    グローバル市場経済の秩序が政治に優先されるなか、人間は国民国家内部では表象されえず、市場の「リソース」となる。一方でそれと同期して現れる「エクスポジション」と呼ぶべきアート群。共同性を表象する効果を担ったイメージ(像)は失われたのか。結びつきの根拠が揺らいでいる状況のなか、共同体はどこに見出せるのか。アートの機能とナンシー、アガンベンなどの思想から、人間と共同性の関係を考察。

ユーザーレビュー

  • 共同体のかたち イメージと人々の存在をめぐって

    Posted by ブクログ

    部分、部分はものすごくおもしろい。
    でも全体像となると、なんというかとっつきにくい。
    だから、4点でも5点でもなく、4.5点っていうのが本音ところ。

    とっつきにくさの原因は、たぶん、僕が読者としてあまり想定されていないところからくるような気がする。
    「お呼びでない? こりゃまた失礼いたしました!」と言って逃げ出したくなるような気にさせるのだ。

    ではなぜ、僕はそのような気分になってしまうのか。部分、部分では本書に引き込まれているにも関わらず、である。

    ❝作品を「展示」するということは近代において特徴的な美術の展示の仕方だ。だが、あるときから「エクスポジション」は作品の制作そのもののうちに取

    0
    2019年12月14日
  • 共同体のかたち イメージと人々の存在をめぐって

    Posted by ブクログ

    社会の在り方を反映するものとして芸術作品をとらえ、その社会の根底をなす共同体の在り方との関わりを追及した著作で、非常に好感が持てる。

    0
    2019年09月02日
  • 共同体のかたち イメージと人々の存在をめぐって

    Posted by ブクログ

    9
    13
    16 ☆
    27 ルイ・マラン『王の肖像』
    39 ルネサンス 肖像の民主化
    40 ☆
    46 リオタール
    48 パノフスキー
    67 マネ以前・以後
    81 美術館と作品の関係 ベンヤミン
    92 ベンヤミン 遊戯空間☆
    94 シュミット
    99 アドルノ
    102 アーレント
    104 リオタール
    106 ☆
    109 ☆
    124 ☆
    131 ☆
    140 ナンシー
    150 アガンベン
    182☆

    0
    2023年06月01日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!