作品一覧

  • サバからマグロが産まれる!?
    4.0
    1巻1,320円 (税込)
    クロマグロの生息数が激減するなか、サバを代理の親にして増やそうという研究が進められている。この技術は応用の幅が広く、すでにクニマスをはじめとする国内外の魚類の保全にも実用化されている。魚をこよなく愛する研究者たちの試練と発見に満ちた挑戦を紹介する。

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ユーザーレビュー

  • サバからマグロが産まれる!?

    Posted by ブクログ

    サバにマグロを産ませるという壮大な試みが成功に近づいている。
    サバとマグロはそれぞれサバ科で近縁種。
    既にヤマメにニジマスを産ませることには成功している。
    卵、精子の形成過程は、「始原生殖細胞」→「卵原・精原細胞」→「卵・精母細胞」→卵もしくは精子 ができる。ニジマスの「始原生殖細胞」をヤマメに移植することでニジマスを産ませることに成功した。このときヤマメには処置をしてヤマメの卵や精子は出来ない処理を施す。
    しかし、マグロの場合は「始原生殖細胞」を取ることが困難な魚であった。広大な海で行きており、マグロはその数が特にすくないという特性を持っていた。
    そのため、「精原細胞」を使うことを試みた。成

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    2014年12月17日
  • サバからマグロが産まれる!?

    Posted by ブクログ

    基本的に僕は「生物」という科目が苦手だったので知らないことだらけだったが、一番驚いたのは、細胞が移動するということ。トンデモ話以外でも、世の中、不思議なことだらけ。

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    2015年06月28日
  • サバからマグロが産まれる!?

    Posted by ブクログ

    ちょっとキワモノのようにも思えるタイトルだが、興味深い1冊である。

    クロマグロをはじめとするマグロは、乱獲による絶滅が心配され、近い将来、食べられなく可能性も囁かれている。
    近畿大学の「近大マグロ」岡山理科大学の「理大マグロ」など、養殖の試みもなされ、成果も上がってきている。
    本書の著者らのアプローチは、もうひとひねりあって、ユニークだ。
    養殖を継続して行うには、種苗(養殖用の稚魚や幼魚)が必要だ。完全養殖のためには、親マグロも管理下におかなければならない。だが、マグロは体が大きく、また成熟するまでの時間も長い。クロマグロの場合、食用サイズは30kgだが、親マグロとして成熟したものの大きさは

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    2015年01月18日
  • サバからマグロが産まれる!?

    Posted by ブクログ

    サバにマグロを産ませる・・・そういう発想をもてるというところが面白く また実現が近いとなるとさすが!と思う
    生物学も奥が深い

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    2015年01月28日

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