作品一覧

  • 地震予報
    5.0
    1巻880円 (税込)
    1993年、世界的にも有名なアマチュア天文家が、FM電波を使った流星観測データのなかに、地震前兆が含まれていることを発見した。阪神・淡路大震災を機に、前兆の観測研究を開始して17年。前作『地震予報に挑む』(講談社科学出版賞を受賞)から12年。さらに精度を増した観測方法や各種経験則、前兆変動の特徴などを網羅した串田式地震前兆観測法の集大成。なぜ地震発生が予測できるのか? 地震の場所・規模・時期はどのように割り出されるのか? 地震前兆は検出できるし、前兆に対応する地震は必ず発生する。本書に書かれている根拠と手法で、地震が予報できる日がやってくる。第1章「東北地方太平洋沖地震」、第2章「地震前兆の発見と経緯」、第3章「失敗の山とわずかな成功」、第4章「長期継続前兆に挑む」、第5章「地震予報の実現に向けて」、第6章「仕組みと経験則」

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  • 地震予報に挑む
    4.5
    1巻799円 (税込)
    世界的にも有名なアマチュア天文家である著者は、FM電波を使った流星観測データの中に地震の前兆が現れているのを発見した。そして1995年、阪神大震災を契機に地震発生予測の本格的な観測を開始する。このVHF電波を用いた電離層観測による地震前兆検知法により、著者はこの五年間に日本各地で起きたマグニチュード5以上の地震発生を、九割以上の確率で予測し、国内外の大学や研究機関からも、多くの注目を集めつつある。一体なぜ地震発生が予測できるのか? 時期・規模・場所はどのように割り出されるのか? 本書ではこれまでの観測活動の経緯とその成果を初めて明らかにする。地震発生の直前予測を現実に具体化するには、技術上の問題と共に、得られた情報をパニックのない形で公開し役立てていくための、社会全体の危機管理体制の整備が必要であると著者。世界有数の地震・火山国に暮らす我々一人一人に重い問いをつきつける一冊。

ユーザーレビュー

  • 地震予報

    Posted by ブクログ

    私は前作(2000年頃)を割とタイムリーに読み、その内容を興味深く拝見させて頂きました。その後しばらくは著者の活動を気にかけていましたが、機会もなく年月が過ぎていました。その後3.11等もあり、その結果も気になっていましたが、著述等に出会うことも無くここまで来ました。
    今回偶然本作に出会い、読み終えることができました。
    本作は、3.11での成果・結果やその後の著者の活動等が書かれ、著者の高潔な精神に基づく具体的な事実が詳細に記述されています。また著者による事実提示にも関わらず、大学等の研究等に展開されていないことに驚きを感じました。(→2012年発刊なので、2021年現在は異なるのかもしれませ

    0
    2021年07月14日
  • 地震予報

    Posted by ブクログ

    金にならぬものは、いくら役にたっても進化しないのだろうか?「どげんかせんといかん!!」と思うのだが・・・。

    0
    2015年09月04日
  • 地震予報に挑む

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    [ 内容 ]
    FM電波による流星観測から地震の前兆現象を発見し、観測を続けていた著者。
    1995年1月、それまでに見たことのない異常なデータが観測され、その三日後、兵庫県南部地震が発生。
    この日を境に著者の人生は大きく変わった―。
    本書では、日々の観測結果から解析された数々の経験則と、その驚くべき成果を明らかにする。
    時期・場所・規模をどう予測するのか?
    得られた情報を広く公開し役立てるには、どのような危機管理体制が必要か?
    世界有数の地震国に暮らす私たち一人一人に、重い問いを投げかける。

    [ 目次 ]
    第1章 星空に現れた前兆
    第2章 電離層と地表でできたコンデンサー
    第3章 地震がいつど

    0
    2011年04月20日
  • 地震予報に挑む

    Posted by ブクログ

    この本の科学的な部分はまったくわかりませんが、天体観測中に偶然発見した地震との因果関係を、ずっと記録し地震予測をする姿勢には脱帽です。

    日本は地震の多い国であり、もっといろいろと研究が進み、地震が予測できるようになってほしいです。

    こういうことに国はお金を使ってほしいです。

    0
    2011年06月26日

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