作品一覧

  • 政治って、もしかしたらおもしろい!
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    1巻550円 (税込)
    日本の政治をダメにしたのは誰だろうか。日本を再生するにはどうしたらいいのか。参加型民主主義とはどのようなものか。社会の三権分立とはいかなるものだろうか。ネット選挙は、政治を変える起爆剤となるのだろうか――政治という側面から日本を変えようとする、さまざまな企てがある。3.11後、そうした企てに集う人たちが急増している。新しい政党の立ち上げに奔走する主婦、南相馬市の任期付職員となったミュージシャン・マネジャー、子供のころから政治家を目指し、見事、衆議院議員となった弁護士…、彼らはいったい、この国の何を変えたいと思って立ち上がったのか。
  • 一線の研究者・臨床医が取り組む!「高濃度クマザサエキス」探査・開発の軌跡
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    医薬品としてのササエキスを含めてササエキスには複数の製品があるが、本書で紹介するTWEBSは医薬品ではない。にもかかわらず、細菌、ウイルス、トリコモナス(原虫)、そしてカンジダに効き、副作用もないという「妙薬」なのだ。笹のエキスにはさまざまな効果効能があるということは、古くからいわれてきたことだが、本書の主人公である鍼灸師、土田裕三氏は嫌気性菌の権威やウイルス学者、産婦人科医や第一線でガンと戦う臨床医など、数多くの専門家を巻き込んで、このエキスの効果効能について西洋医学的および科学的なアプローチで研究を進め、さらに成分の特定をこれまで進めてきた。その結果、このエキスから極めて貴重なある種のフラボンが抽出され、岐阜大学生命科学総合研究支援センターがその合成に成功した。トリシンと呼ばれるこのフラボンには、強力な抗ガン作用、抗ウイルス作用があるといわれる。抗生物質による耐性菌出現、抗ウイルス薬による耐性ウイルスの出現というイタチごっこが繰り返されている。もはやこれまでの抗生物質の開発は限界にあるとすらいわれる。それゆえ植物由来の抗生物質やワクチン、免役活性剤などを求める潮流が世界中で沸き起こっている。いわゆるファイトケミカル(健康維持のために必要な植物性化合物)の探索だ。日本古来、東洋伝来の知恵を現代に蘇らせようとするこのプロジェクトの顛末は、甚だユニークで、そして私たちに大いなる希望をもたらせてくれるものなのだ。
  • いざ、舞台へ
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    立川志の春、玉川奈々福、柳家小春、遠峰あこ、ナオユキ。落語、浪曲、音曲、音楽、スタンドアップ・コミックという5つのジャンルにおいて、それぞれの道を究め続け、多くのファンを惹きつける5人のプロフェッショナル。彼らは何に魅了され、どのような苦労を続け、自らを磨き、その舞台へ上がるのか。そして、私たちに果たして何を届けてくれるのか。彼らの半生を通して、極めることの面白さ、プロになることのすさまじさ、舞台という場所のとてつもなさを紹介します。
  • 政治家に求められた覚悟とは
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    1巻880円 (税込)
    宮城県庁を拠点に、官邸からは半ば独立して活動した政府現地対策本部。語られることの少ない最前線の基地で、大震災発生から2カ月の間に、どのような“現実”が展開されていたのか。災害対策担当の国土交通大臣政務官として地震発生当日の夜に現地に入り、現地対策本部本部長代行として奔走した市村浩一郎氏が語る。政治家としてできたこと、できなかったこと。その時、試された官僚の役割、政治家の覚悟とは?
  • 女性社長たちのしなやかな戦略 新版
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    1巻1,100円 (税込)
    決してスピードや規模を追い求めない。爪先立ちして走ろうとはしない。社会貢献などと肩肘張るのではなく、当たり前のこととして社会や弱者に対する気配りを忘れない、それでいて極めて強引で、感覚的……、こんな時代だからこそ、そんな女性社長たちのこだわりや経営戦略に注目! コラボラボの横田響子さん、つ・い・つ・いの遠藤貴子さん、シルキースタイルの山田奈央子さんと上田美央さん、スリールの堀江敦子さん、REBULAの原由祐子さん、ノーブル・エイペックスの大関綾さん、シンコーストゥディオの米井亜紀子さん、PLEASUREの市岡知可子さん、E BENEの奥田詠子さんが登場。
  • 日本のNPOはなぜ不幸なのか?
    3.3
    1巻1,584円 (税込)
    社会的使命をもってスタートしたはずの多くのNPOが、NPOの多くは活動が円滑に回らず、行政の下請けに甘んじ、資金繰りに苦しむといった、不幸の連鎖に苦しむ。多くのNPOを取材し、日本のNPOの現状を浮き彫りにするデータも交えて官僚の支配、制度の不備などその問題を抉りし、解決方法を探る。

ユーザーレビュー

  • 日本のNPOはなぜ不幸なのか?

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    NPOへ資金を流すには、市民税の一部を使う仕組みが必要。市民に貢献しているので道理に合うし、草の根運動が広がれば働く選択肢の幅も増える。
    また、NPO設立の手続きをもっと簡素化し、作りやすい環境も整えなければならないと述べます。

    著者の主張には全面的に賛成で、非の打ち所がありません。
    社会を何とかしたい、より良い方向へ変えたい、そういう情熱のある人が日の目を見るようになってほしいと切実に願います。
    日本では、平均すると高齢者層が金持ちです。しかも人口比でも大多数を占めるので、選挙では高齢者の意見が反映されやすい構造になっています。さらに若年層の未投票も追い討ちをかけます。
    しかし、その高齢者

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    2013年05月23日
  • 日本のNPOはなぜ不幸なのか?

    Posted by ブクログ

    株式会社とNPO法人に関する税制や法制度の違いを改めて確認したくて、その前に概略をつかめる本を探しており購入。日本での特定非営利活動促進法の法案の成り立ち時のいきさつ等を踏まえた上で、株式会社や公益法人等との違いにとてもわかりやすくふれられており役に立った。私的目的とは別途、本の内容としては、タイトル通り日本の NPO 法人を巡る問題点について、事例等を交えながらわかりやすく言及・解説している。税制や法に関する詳細説明はありません。

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    2010年09月29日
  • 日本のNPOはなぜ不幸なのか?

    Posted by ブクログ

    NPOのプラスマイナスを連読していますが、今回は不幸にするという否定的なタイトルながら、実際は地道な活動を続けている宝塚市周辺のNPOを調査し、今後の展望を考えていくという前向きな内容。
    ただ、2008年に初版されただけに、時代の変遷で合わなくなっているもの、ずれてきているものがあるのが残念です。

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    2017年11月15日
  • 日本のNPOはなぜ不幸なのか?

    Posted by ブクログ

    日本のNPOはまだ発展途上だが、NPOが秘めている可能性は大きいと感じた。NPOが活動しやすくなるような、寄付優遇税制や法改正が必要だと言うのは本当にその通りだと思う。

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    2013年07月27日
  • 日本のNPOはなぜ不幸なのか?

    Posted by ブクログ

    日本のNPOが抱える問題をわかりやすく解説している。
    ボランティア頼み、社会認知の不足、企業による支援の不足、不適切な法律や行政。
    どこから変えていけばいいのか。

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    2010年06月28日

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