千葉康樹の作品一覧

「千葉康樹」の新着作品・人気作品や、最新のユーザーレビューをお届けします!

ユーザーレビュー

  • オトラント城/崇高と美の起源
    ヤン・シュヴァンクマイエルの短編映像で知ったオトラント城奇譚。
    ゴシック小説の起源と言われるだけに、騎士道物語とゴシック小説が融合した物凄い異次元というか亜空間を作り出している。
    登場人物たちの行動は騎士道物語のものであるのだが、所々で垣間見る怪奇現象や雷、息苦しさすら感じられる城の雰囲気、マンフレ...続きを読む
  • ドラゴン・ヴォランの部屋 レ・ファニュ傑作選
    素晴らしい。静かでいてひそやかにしっかりと怪奇、不思議が土地の伝承を交えて描かれる。5篇あり、最後の中篇のみ怪奇を利用した悪党が出現するミステリーの表題作。これも悪くないが、自分は短編がとても好き。書かれたのは1800年代でジャンル分けなどなく、いきいきと作者が物語を特別なものとしてではなく、友人の...続きを読む
  • ドラゴン・ヴォランの部屋 レ・ファニュ傑作選
    ゴシックホラーだけでなく、トリッキーなミステリーっぽい作品もあって楽しめた。くどいくらいの背景描写がレファニュらしくていい。
  • オトラント城/崇高と美の起源
    「オトラント城」が良かった! 次々と明かされていく謎に、目が点になる。ゴシックロマンだけど、ゴシック要素はそんなに強くないような。
  • ドラゴン・ヴォランの部屋 レ・ファニュ傑作選
    ・J・S・レ・ファニュ「ドラゴン・ヴォランの部屋 レ・ファニュ傑作選」(創元推理文庫)を 読んだ。久しぶりのレ・ファニュである。レ・ファニュは怪奇小説作家だと私は思つてゐるから、最後で少し驚いた。実際、訳者千葉康樹による「訳者あとがき」にも、「後年『レ・ファニュ=怪奇作家』という通念ができてしまった...続きを読む

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