作品一覧

  • 亜人の末姫皇女はいかにして王座を簒奪したか 星辰聖戦列伝
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    1巻858円 (税込)
     そこは「神別れの山脈」によって二分される大陸。東に人間が属するワウリ界、亜人が属するネクル界。長きにわたって断絶していた両者だったが、ある頃より“聖戦”を掲げた軍事侵攻によって衝突が繰り広げられる。そして多くの戦士たちが戦火の中で活躍し、非業の死を遂げていった。  “聖戦”の初期戦端を切り開いた、竜騎兵バラド。最強の暗殺者として恐れられ、人間軍の侵攻を押しとどめた猫人ニャメ。歴史に残る一騎打ちで知られる人間軍の筆頭戦士ニモルドと、亜人軍の武者・犬人ニスリーン。歴史を揺るがした将軍、冒険家、発明家、大神官や、戦火に引き裂かれた恋人たち。そしてたった一人の反乱軍から皇帝にまで上り詰めた亜人の姫・イリミアーシェ。複雑に絡み合う運命の中で、やがて星座として祀り上げられる英雄たちの生と死とともに人間と亜人の歴史を描く、一大叙事詩。
  • 重力迷宮のリリィ
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    1巻671円 (税込)
    ここは、見上げれば天蓋に覆われた地下都市。クズしか存在しない底辺。猥雑な建築物が建ち並び、奇妙な熱気に包まれたその街は、「迷宮層」と呼ばれている。 そんなスラム街で生まれ育ったチャンクの生業は、郊外エリアに湧き出てくる機械獣カニバルを索敵して狩り殺すこと。 最低の環境だったが、チャンクはそのシンプルな生活が気に入っていた。 電脳使いの天才で引きこもりニートの兄セウト。カニバル狩りの友人ダストバニー。守銭奴の情報屋ネロ。マフィア私兵集団「天使部隊」の少女ミザルー。 変人達に囲まれて生きるチャンクの日常は、しかし、ある日一変する。 彼が狩りの最中に拾った謎の少女、リリィ。それが、地下世界を揺るがす大事件の始まりだった――。
  • ぼくの映画。 ~学園一の美少女をヒロインにキャスティングしてゾンビ映画を撮ろう~
    4.7
    1巻605円 (税込)
    成績は頑張って中の下。スクールカーストで言えば低い方。気の合う友達はいるけど、女子と喋った回数なんて数えるほど。可愛い女の子と交遊なんて高望みってものだろう。だけど脚本兼監督を引き受けてしまったぼくの一言で、映画部の日常が変わる。「ヒロインで撮りたいんだ」文化祭に出展する予定のオリジナル脚本ゾンビ映画『死霊の呼び声』。しかし主演女優の出演交渉は早くも難航。女子たちから小馬鹿にされながらも、ヒロイン獲得に向けてみんなで策を練るが…

ユーザーレビュー

  • ぼくの映画。 ~学園一の美少女をヒロインにキャスティングしてゾンビ映画を撮ろう~

    Posted by ブクログ

    いやあ、良いねえ。
    実に良いねえ。
    こういうの大好き。

    映画部の男子高校生が苦労してヒロインを見つけて映画を作るお話なんだけど、実に真っ当な青春物語で、キラキラして、真剣で、切なくて、嬉しさも悔しさも、見事に描かれていて、いや、もう、最高だよ。

    主人公で監督の彼が、後輩を説得する場面がグッとくる。
    映画を撮る熱意は、何かを真剣にやる経験は何ものにも変えがたいよなあ。
    そして、ヒロインがまた凄く魅力的。
    割とクールで気の強いところと、さり気ない優しさとが、この物語をウェットにならない爽やかなものにしている。

    ラストの情景も胸が締め付けられるような切なさと、それとは逆の明るさを伴って、いや、

    0
    2017年10月03日
  • ぼくの映画。 ~学園一の美少女をヒロインにキャスティングしてゾンビ映画を撮ろう~

    Posted by ブクログ

    イケてない高校生たちが、文化祭でゾンビ映画を上映しようと奮闘する物語。

    映画作りを題材にした作品は、以前から気になっていて、椎名誠『風に転がる映画もあった』をはじめ、アニメだけど『あの夏で待ってる』など、好きな作品が多い。

    そんな理由で、書店でみかけてかなり前から積んであった本だったんだけど、今回、何の気なしに読み始めて、一気に読んでしまった。

    オタク系の主人公たちが、映画に出演してくれるヒロイン役を求めて右往左往する様子も非常にうまくかけている。大槻ケンジの青春小説にも似たテイストで非常に好み。
    ヒロインと主人公のラストシーンには、賛否両論あるかもしれないけど、最近の読者におもねったよ

    0
    2017年06月02日
  • ぼくの映画。 ~学園一の美少女をヒロインにキャスティングしてゾンビ映画を撮ろう~

    Posted by ブクログ

    表紙インパクト、タイトル、自主映画、ゾンビのフレーズで衝動買いしました。

    冒頭からスラスラ読めて内容も興味深いものが多く青春を感じ、とても面白かった!

    監督でもある主人公とヒロインの関係も適度で良く、ヒロインを映画出演させる(口説く)方法やオチ、伏線回収もリアリティーがあって引き込まれました!

    0
    2018年04月21日

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