2025年も、多くの良い漫画を読め、感想を書けました。
さぁ、今年、皆さんに読んでもらう、ラストの漫画の感想は何にしようか、と迷った私が選んだのは、この『令和のダラさん』(7)です。
巳年のトリを飾るとなったら、これ以外にない、と言い切ってしまったって、何ら問題はないでしょう。
しかも、この『令和のダラさん』、アニメ化が無事に決定した訳ですから、それに対する祝いと感謝も込め、ファンとしては感想を書くべきなのです。
『鉄鍋のジャン』や『PSYREN』の初アニメ化も、漫画好きとしちゃ、そりゃ嬉しいですけど、正直、この『令和のダラさん』がアニメ化した喜びの方が上ってのは否定しきれません。
まだまだ、細かい所は決まっていないのでしょうけど、一ファンとしては、ただただ、この『令和のダラさん』が本当に好きな人間が結集して、原作の良さを殺さず、なおかつ、アニメだからこそ魅せられる良さに満ちたモノにしてほしいです。
いや、しかし、原作ファンはともかくとして、アニメで『令和のダラさん』に初めて触れる人は、ダラさんの人のそれを圧倒的に上回る色気で性癖が歪んでしまわないか、不安になりますねぇ・・・
アニメに関する事ばかり書いてしまいましたが、ほんと、この(7)は面白かったです。(1)~(6)まで、それぞれに良さがありますけど、当然のように上回っていました。
この(7)でも、ダラさんは、子供らしい我儘を臆せずにぶつけてくる日向と薫に振り回される日常を送っており、全体的に変わらぬドタバタ感で読み手を楽しませてくれるんですが、もちろん、皆さんが大好きな、オカルト感が詰まったシリアス展開も用意されていました。
ダラさんに負けず、女子中学生の若さに翻弄され、困惑、狼狽、驚愕の渦に飲まれているヤサカの過去が、ちょろっと出されたのも、この作品のファンとしては嬉しい限り。友情、と読んでいいか微妙であるにしろ、少なくとも、絆となるべき縁で、ヤサカと巴が結ばれており、現時点で辛い目に遭っている巴に降りかかった、いや、降りかけられた災厄が理由で、ヤサカは屋跨斑と呼ばれる、大怪異と変貌したんでしょうか・・・
これらの台詞を引用に選んだのは、まぁ、シンプルに、この(7)で私がグッと来たってのが理由です。
絵、キャラ、ストーリーだけじゃなく、台詞も私好みだから、実に嬉しい限りです。
いやー、ほんと、アニメ化嬉しいです。
私がグッと来た台詞の数が、実力がしっかりとある声優さんたちによって、魂と感情がガッシリと乗ったモノになる、それを思うだけでワクワクが止まらん。
「あの子らが、お山でなんぞの無礼を働いてしまったのか、禁を破って祠を穢したのか、それとも、理由など無いのか。いかな経緯で祟られたのかは存じ上げませんが、どうせ、何か悪さをしたのでしょうから折檻です」(by三十木谷千夜)
「まぁ、自分で元凶やっつけたほうが、ちゃんと解決したって納得できるしな~~~」(by三十木谷薫)
ダラさんが今の意識となってから100年を超えたが、かつては普段やる事が無い、時間が非常に長いので、霊鶫の鈴を目覚ましにして、異界で眠り続ける事が多かった。これは冬眠や自己封印に近く、祠の異常事態に反応するだけgで、、何にも起こらねば、何年も何十年と続く事もある。しかし、禁足地に頻繁にやってくるバカのせいで、休眠状態になる暇もなく、今までに比べ、刺激のある生活が増えたせいで、退屈、という感覚を持ってしまったのだ!!!(by天の声)
「ダラさん、やっていいイタズラなんか無いんやで。あるのは、許してもらえるイタズラか、許してもらえないイタズラなんや」(by三十木谷薫)
「とみたさんはともかく」
「ともかく?!?」
「おかあさんに、ごめんさせてはずかしくないのか!!!」
「は?」
「あとなー、じょしとかねらうな、負けドッグがよー。やるなら、ウチがあいてしたるわ!!!」(by薫、柑奈、健介)