筒井冨美の作品一覧
「筒井冨美」の「女医問題ぶった斬り!~女性減点入試の真犯人~」「フリーランス女医は見た 医者の稼ぎ方」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「筒井冨美」の「女医問題ぶった斬り!~女性減点入試の真犯人~」「フリーランス女医は見た 医者の稼ぎ方」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
最近腹が立ったニュースの五指に入った、医大の女子合格率操作。
学ぶ権利、性別や門地で選別してはいけないという、憲法および教育基本法をも踏みにじる酷い差別。
…と憤りつつも、夜勤や救急、長時間の手術など、体力勝負のガテンな側面もある仕事。女性では務まらないから男手が欲しいという現場の声もまた事実。
だったらコソコソ内部操作せずに、入口で志望を振り分けちゃうとかすればいいのに。
実入りが良くて訴訟リスクも少ない科に医者が集まってしまうという風潮も人間なら仕方がない。
どうしても国内津々浦々に医療を行き渡らせるためには、僻地勤務には特別手当をつけたり奨学制度を設けるなどの奨励策が必要だろう。
Posted by ブクログ
医局制度に基づく封建的・全時代的な仕組みはインターネットの普及と2004年からの新研修医制度により崩壊した。
特に著者のような麻酔科医の仕事は個人のスキルに依存するところが大きく、フリーランスとして高い技術を維持しつつ相応の高い報酬を得ることが可能である
医療の崩壊や医師の偏在は、市場原理が働いていないことが一番大きな問題であり
基本給を減らし当直費を上げることで、当直をしないママ女医と過酷な男性勤務医の報酬面での差別化をはかるべきである。
具体的な医者のキャリアを以前と現在、各科ごとの違い、目的別の働き方などから理解できる
医療の状況が変わっていく経緯も時系列で説明されていて、興味深い
Posted by ブクログ
著者はフリーランス麻酔科医であり、ドラマドクターXの取材協力をしている。
医者は高級取りが多い、この話はよく聞く話であるし医者を目指す理由に少なからず入るのではなかろうか。このカラクリについてかなり詳細に書かれている。
著者が医療系ドラマに関わった経緯から、本書は医療系ドラマの社会的影響になぞって話を展開している。それにしても、医療系ドラマはどれも人気であるなと感じる。
この著者の本領は、第6章これからの稼ぎ方に見られる。第1-5章は現状の事実と分析、著書の生い立ちとなっているが、本章はそれらを踏まえてどうすべきか、どこを改善すべきかをはっきり書いている。これは、フリーランスだからこその