作品一覧

  • バロック音楽
    3.9
    1巻1,375円 (税込)
    モンテヴェルディからバッハまで 実り豊かな古楽の花園 名曲の数々、音楽の花園、実り豊かなバロックの世界。装飾的で即興性を重視、ドラマの原理が支配する宇宙。モンテヴェルディのオペラ、ヴィヴァルディのソナタ、クープランのクラヴサン曲、バッハのカンタータ。華やかな宮廷舞曲や多様な世俗器楽や厳かな宗教音楽。音楽ファンを虜(とりこ)にするバロック音楽とはどんなものか。その特徴と魅力をあまさず綴る古楽への本格的な案内書。 最近バロック音楽がひろく聞かれるようになりましたものの、まだ後期バロック音楽に偏している気味が強いようです。初期や中期バロックの作品、またフランスやイギリスの作品、さらに中世やルネサンス期の音楽も、もっともっと聞かれてよいはずです。ひろく、しかも実り豊かな古楽の花園に分け入り、未知の音楽の喜びを見いだされるために、この本が少しでもお役に立つことができれば、執筆者としてこれに過ぎる喜びはありません。――<本書「はじめに」より>
  • 中世・ルネサンスの音楽
    4.0
    1巻1,155円 (税込)
    音楽の源泉、バロック以前の音楽の好解説書 心洗われる素朴な響きのグレゴリオ聖歌、吟遊詩人のうたい上げる愛のメロディ……美しい旋律で人の心の奥底を揺り動かす中世・ルネサンス音楽の世界へようこそ。

ユーザーレビュー

  • 中世・ルネサンスの音楽

    Posted by ブクログ

    大学時代、皆川先生の講義の教科書でした。前のを読み潰したので、あらためて電子書籍で買いました。今も素敵な内容のままです。
    中世・ルネサンスの音楽の素晴らしさをもっと多くの人が感じてくれれば、この世はもっと素晴らしくなるのに。

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    2023年04月05日
  • バロック音楽

    Posted by ブクログ

    バロック音楽を概観するのに、うってつけの一冊。内容もさることながら、巻末のバロック音楽史小辞典や年表、関連地図がすばらしい。

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    2015年01月07日
  • バロック音楽

    Posted by ブクログ

    いざバロック音楽を聴こうとしたとき、まずその作品群と世界観に圧倒されてしまうことが多いかもしれない。本書はそうした見えない壁を乗り越えるのに役立つだろう。年齢の積み重ねと共に、聴きたい音楽の志向が変わり、西欧音楽の原点を探索し始めた人にも有効だ。音楽の新奇性やオリジナリティを求める前に、実はその本質を把握することが必要だったことに気付いた。序で著者は、「わたくしたちの現在の生活に密着した意識から出発したものであり、わたくしたちが現在の自分たち自身を知り、自分を見出す一つの手掛かりを求める積極的な前向きの行為」として音楽の根源に触れることを説明している。この本を読みながら、人生を通じて気長にバロ

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    2012年12月29日
  • バロック音楽

    Posted by ブクログ

    バロック音楽というと,バッハやヘンデルなどの後期バロック音楽ばかりが有名であるが,ルネサンスからの変化を捉えるためにはさらに前に遡る必要がある。本書は一通りの知識を軽く確認するのに良いと思う。

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    2021年08月18日
  • 中世・ルネサンスの音楽

    Posted by ブクログ

    引用。

    第一章 キリスト教と音楽
    ハイライト(イエロー) - 位置271
    神は人間の前には目で見える姿で 、現われない 。しかし 、それに代わって 、神はみずからの意志を言葉をもって語り 、人はその神の言葉を耳を通して聞くのである 。ここでは 、目で見るのではなく 、耳から聴くという関係が重視される 。
    ハイライト(イエロー) - 位置284
    「ムジカ ・ムンダ ーナ 」とは 「宇宙の音楽 」を意味する 。天体や地球 、つまりマクロコスモスの作り出す音楽であって 、これは耳に聞くことのできないムジカである 。同様に 、 「ムジカ ・フマ ーナ 」は 「人間の音楽 」 、つまりわたくしたち人間

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    2019年06月09日

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