ユーザーレビュー MUJI式 世界で愛されるマーケティング 増田明子 文化人類学や社会心理学や空間デザインなど様々な観点からMUJIについて語っていて、面白かった。 たとえMUJIに興味がない人でも、これを読めば店舗での商品やその見せ方が気になって見に行きたくなってしまうだろうと思う。私は見に行きたくなった。 世界を隔てる4つの隔たりの話や、西洋東洋で別れる自然や美術...続きを読むとの関わり方、MUJIに通じる禅や茶道の「余白」の概念や、エキサイティングな幸福感と穏やかな幸福感の話など、本当に色々な話が聞けて面白かった。読んでいてちょっと博識になれた気がする。 Posted by ブクログ MUJI式 世界で愛されるマーケティング 増田明子 無印良品というブランド、良品計画という会社が今まで以上に好きになった本。 ・これ「が」いいではなく、これ「で」いいにする ・個性の一歩手前で止める コンセプトも聞いていて肩に力が入っておらず、心地いいなと思うものばかり。 しかし、ふわふわしているだけではなく、「MUJI」とは何かをとことん考え...続きを読む抜き、「なぜ」を繰り返し、世界中の人に愛される商品を生み出し続けている。 次に無印良品に行った時に、少しちがう視点で店内を歩くことができる。楽しみ! Posted by ブクログ MUJI式 世界で愛されるマーケティング 増田明子 経験と理論の両方の視点からマーケティングについて語られている。そして、マーケティングの根本には理念やビジョンといった抽象的な概念に対する理解・共感がなされていることが大切である事をMUJIの商いを通じて実感させてもらえた。 Posted by ブクログ MUJI式 世界で愛されるマーケティング 増田明子 ・MUJI式世界で愛されるマーケティング なぜ?と物事を疑う癖をつける(前提から疑う) 細部にも妥協を許さない 商品1つ1つにブランドがあるわけではなく、無印良品としてのブランド価値があるからこそ、 どんなに売れそうな商品であっても、無印が出すべき商品なのか? この視点を忘れずに商品開発をしなけ...続きを読むればならない。 ポジショニングや経営戦略において、MUJIは一般的なブランドと反対のことを行なっている。それがMUJIのブランド価値を生みだしている。 他社がやっていることと同じことをやっても、同じような結果しか生まないし、模倣される。→価格競争に巻き込まれる。 Posted by ブクログ MUJI式 世界で愛されるマーケティング 増田明子 無印良品の基本的なマーケティングをわかりやすく説明してくれている本。 ブランドではなく「商品そのもの」で勝負する頑固でありながら「ものの本質」を極めて販売したところに無印の凄さを感じます。 最後の方では筆者の無印良品への愛も感じられた。 Posted by ブクログ 増田明子のレビューをもっと見る